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マガジン「沖縄で家づくり」読んでみてね!

新世界の実!?「サポジラ」を味見してみた

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それはファーマーズから始まった

先日、奥さんのいとこ親子が沖縄に遊びにきた際、ファーマーズで果物でも買って家でお茶をしようとなりました。マンゴーにはまだ少しだけ早かったので別の果物を選んでいると、見たことのない「サポジラ」という果物が。

サポジラ

なんだろうと思い、Wikipediaを調べてみると、新世界の実という一文。

サポジラ – Wikipedia

な、なんちゅーアドベンチャー要素のある実なんだ!

せっかくだから聞いたこともない果物を食べよう」とリクエストを受け、よしそれならと、新世界の実を試してみることに!

レジのお兄さん苦笑する

サポジラをファーマーズのレジに持っていくと、レジのお兄さんが一言。

「こちらの商品、まだ熟しておりませんので、数日から1週間ほど追熟してください

私たち「えっ?無理。。」

いとこは次の日に帰る予定だったので、このあとのお茶くらいしか食べるタイミングはないのです。あきらめようかとも思ったのですが、念のため(というか強引に)「熟してなくても食べていいものなのですか?」とレジのお兄さんに質問。

「えぇー…。いや、まぁ物理的にいえば食べられないことはないと思いますけど…」

と、答えを受けて「よし、食べてみよう!」と購入。お兄さん、びっくりして苦笑していました笑

熟さないサポジラはやばい

家に行き、さっそくピノ子がサポジラを切ってみんなで一口。

すると、、
「ぅぉえっ!!!」
舌に衝撃が走りました。。

4人揃ってサポジラを吐き出します。そう、熟す前のサポジラはとんでもなく渋かったのです。

渋柿の相当強烈な感じといえば説明になるでしょうか。たしかにレジのお兄さんのいうとおり「物理的には」食べられないことはないけど、はっきり言って食べるものじゃなかったのでした笑

しかも手に汁がつくと、洗ってもなかなか取れません。
おかげでサポジラを切った包丁まで接着剤がついたようなベトベト感…

さすが、新世界の実。。おそるべし。

追熟させてみた

いとこは、この渋みで一瞬にしてサポジラの興味をなくし、「あとで感想聞かせてね!!笑」と爆笑しながら私たちにあとのレポートを頼んでいきました。

その後、1週間ちょっと追熟させ、冷蔵庫に入れて冷やしてから食べようとしたらつい食べ忘れ、さらに3日間放置し、とうとう熟したサポジラを食べるときがきました!

見てますかー?いとこのおふたりー!!サポジラ食べますよー!!!!

サポジラしわしわ
追熟したサポジラはー!じゃーん!こちらです!

お、ぉおう、なんかしわしわになっている。。

ひるまず、包丁で切ってみるとこんな感じ。
サポジラ断面
あ、なんか渋柿っぽかっただけあって茶色い柿みたいな雰囲気。だいぶ熟したのかちょっと醗酵したような匂いもあります。

これならなんとかいけるかな?と奥さんとぱくり。

うむ、、、うん、、うん、、、。

食べられるけど。。

食べられるんですけどね。うん、食べられるんですけど。。

残念ながら、私たちの好みの味じゃなかったです。

味を言葉であらわすと、「柿の甘みを限りなく少なくして、黒糖っぽい風味を加えた上で、ぐにゃぐにゃにした感じ」です。甘みが意外なほどなかった。

ちょっと熟させすぎたのかもしれないです。
新世界の実、まだまだ奥が深いですな。

沖縄には不思議なフルーツがまだある

パッションフルーツ
こちらは私たちが好きなパッションフルーツ。

マンゴー、パッションフルーツ、ドラゴンフルーツ、、沖縄ってフルーツの楽園です♪なので、メジャーなものを超えて、サポジラのようにまだあまり知られていないフルーツもけっこう売っていたりします。

いろいろ苦難はありそうですが、また気になるフルーツを見つけたらチャレンジしてみます!

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