沖縄移住して好きなことをやって2年が経ちました。移住してから起こった変化・考えたこと

2014年に沖縄へ移住してから2年が経ちました。
サイト運営をメインとした自営業者となり、なんとか今まで生活してきました。

沖縄に移住して2年

東京に住んでいたある日、妻(当時、彼女)に、駅の改札で肩を叩かれ、

ねぇ、沖縄移住(結婚)はいつするの?(←マジ顔)

そう言われて、数時間で移住(結婚)を決め、ドタバタと2ヶ月で準備して沖縄にきたのが懐かしいです。

自慢じゃないですが、私は沖縄移住を小学生の頃から17年も温めていた人間です。
それがまさか妻(当時、彼女)の肩叩きで、一瞬のうちに実現することになるなんて夢にも思いませんでした。

事実は小説よりもなんとやらです。

あと、普段やさしい女性のマジ顔は、あんなにもインパクトがあるものかと、本当、改めて女性の恐ろしさ感情表現の豊かさを思い知りました。

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2年の間、好きなように生きることにした

移住してからの2年の間、私は温めた17年を良きものしようと考え、「沖縄移住して好きなように生きる」ことを方針にアレコレやりました。

好きなように生きるなんて、小学生みたいなコンセプトの生活。
これを実践する間には、いろいろと嬉しいことも、感動することもあり、喜べることもあり。一方で、反省することも、失望することも、大変に思うこともあり。

しかし日々を何気なく過ごしていると、だんだんと南の島にいる事実にも慣れて、普通に感じてきてしまいます。

2年経過して移住してから起こった変化・考えたことをまとめてみます。

沖縄に住みだしてからの2年間で変わったこと

サイト運営を始めた

サイト運営を始めた
沖縄に来てから、夫婦でサイトを立ち上げて運営し出しました。

沖縄移住ライフハック
「ODAY」の沖縄観光サイト

沖縄に来なかったら、多分、会社でウェブデザイナーをずーっとやっていたでしょう。
私は細かく没頭する仕事が好きなので、デザインばっかやって、サイト運営のこととか、ブロガーさんのことなんかには、全然、視野を広げずにいただろうなぁ、と思います。

この変化は、沖縄と妻との縁によるものですね。

まさか自分が個人メディア運営をするようになるとは思っていませんでした。今でも、ちょっと不思議。

結婚して二人で暮らすようになった

結婚した
沖縄とは関係ないですが、移住して結婚し、二人で暮らすようになりました。

それまで私は男一人暮らし。
そして、妻はずっと実家暮らし。

新生活はいろいろと大変なことも勃発しました(衛生観念、料理、虫..etc)。

幸い、在宅仕事をしているので、家事・生活ルールについては話し合う機会がたくさんあります。これは運が良かったなぁ、と思っています。

二人で暮らし始めて良かったのは、「女性向け情報が入ってくる」ことです。

例えば「断捨離」とか「シンプルライフ」とか、「常備菜レシピ」とか、暮らし系情報をよく見るようになりました。男の一人暮らしじゃ、まずそんな情報は見ないのですが、意外と私、暮らし情報が好きでして笑

おかげで漬物を作るようになり、クローゼットの整理が趣味になり、生活の質が良くなりました。

妻とよくケンカするようになった

ケンカするようになった
結婚したからなのか、沖縄移住したからなのか、よくケンカするようになりました。

男女の違いもあります。

私=自然大好き
妻=都会大好き

そんなところも真逆です。

(バンドでいう)価値観の違いが出まくりで、何とか解散はまぬがれているものの言い争いは多い。結婚式の準備の時とかは、ことあるごとに言い合ってました。今もサイト運営を一緒にやっているので、まぁ、ことあるごとに言い合っています。

でもケンカ自体は良いことです。

今までは、お付き合いの相手だったので、「彼氏・彼女サービス」として納得いかないこともスルーでした。
でもそれだと結局、お互いにそれぞれが別の問題を抱えちゃって、「自分ばっかり頑張ってる・苦しんでる」感覚が生まれるんですよね。

結婚して家族(仕事だとチーム?)になったので、きちんと共同体として、問題共有してぶつかるようにした方が、あとあと楽なことに気がつきました。

休日は海が定番に

休日は海
休日は「沖縄の海」が定番になりました。もうね、これは間違い無く最高ですよね。

今まで、苦労して安いパッケージツアー探して、なけなしの有給を使って長期滞在して、10万円くらいかけて訪れていた、あの「沖縄の海」に、今では「あ、週末晴れるっぽいから行くかー」くらいのノリで行けます。東京に住んでいた頃でいう、東急ハンズに買い物に行くくらいのノリです。本当、これは素晴らしいです。

与那原町に住んでいた時は、歩いていけるビーチがあったので、缶ビール片手に夕涼みがブームでした。現在は海中道路へドライブしに行ったり、海へ小型のBBQセットを持っていってのんびりお肉を焼いたりと、楽しんでいます。Okinawa photoもやっているので、海で写真を撮るのも楽しいです。

ハイシーズンはシュノーケリングもやれるし、SUPもやってみたい!

だんだん服が常夏化し始めた

食パンとTシャツと私
沖縄の気温は、夏シーズンは25-32度、冬シーズンでも14-18度あります。

2015年は雪が降りましたけど、それは例外で、真冬でも東京でいう春先の気温くらいはあります。

会社員時代は冬場になればジャケット・コートを着て、スマートめな服装もしていました。
しかし沖縄に移住してからは「Tシャツ+短パン+サンダル」が制服みたいになっています。実用を考えても、やっぱりこの服装が楽でいい。沖縄はクールビズで「かりゆしウェア」も浸透していて、フォーマルな服装でも常夏っぽいです。

自分の服を改めて見ると、亜熱帯にいるんだなぁ、と感じます。

でも、ニット帽は、いまだに好きでよくかぶっています笑

お腹に肉がつき始めた

お腹に肉がつき出した
なんと、沖縄に来て、夫婦でまったく同じ健康診断結果が出ました

いやぁ、沖縄の食事が合うのか、暖かくてビールを余計に飲んでしまっているのか、お腹の肉がつき始めています。

30歳だし、年齢的なこともあるかな、とは思いますが、なんせ沖縄は今、「取り戻せ長寿国」をスローガンにするくらい、生活習慣病が多い県。あんまり身に覚えはないのですが、食生活が常に高カロリーになっているのかもしれません。

ロードレースデビューも果たしたので、運動を定期的にやっていきたいものです。

収入が減った

収入がー
東京から沖縄へ移住し、コネもないのに会社員やめて自営業になり、今までやってたデザイン業じゃなくて、サイト運営をメインでやっている私たち。

正直、ビジネスマン的には馬鹿野郎です。
参考書などに「こういう奴は失敗する」と書いてある模範例です。

「底辺YouTuber」が以前、流行りましたが、まさにそれ状態。ちょっと話を盛って書きますが、年収は3分の1くらいに減りました。

なんでこういうことをやっている(やれている)のかには、いくつか個人的な事情・理由があります。

  1. 貯金は多めに用意したから
  2. 収入を下支えするキャリア(私:デザイナー・妻:ウェブマーケ)があるから
  3. サイト運営は自分たちのキャリア上、経験するメリットが大きいから
  4. 仕事しながら沖縄に詳しくなれる(=移住を楽しめる)から

と、かなり単純な理由です。
要するに資金があって、いざという時の職能があって、目的が明確だからです。でもプランがグダグダって感じです。

ちなみにこの2年間で、人間、自由になろうが、好きなことやってようが、夢があろうが、収入が急に減ると、ものすごい精神的に消耗することを思い知りました。いやぁ、収入は急に減らさない方が健康にいいですね。

もちろん知り合いが同じようなことをしようとしたらオススメしません(今のところ、まったくいないけど)。状況によっては強く止めます(今のところ、まったくいないけど)。

一方で、妻と、低収入でもやっていくための工夫・心がけをするのが、ここ2年でブームになりました。これはかなり良い学びだと思っています。

料理をする頻度が増えた

料理男子
私たちは、家事も仕事もほぼ折半。

在宅なので、朝昼晩と家で食べることも普通ですし、料理の頻度は増えました。

もともと一人暮らしのときから自炊もしていたので苦ではありません。

収入が減った要因もあって、自宅飲みブームがここ2年間押し寄せてきているので、おつまみ作りが夫婦共通の楽しみだったりもします。

沖縄移住ライフハックでも、沖縄食材を使ったレシピ記事なんかを載せています。料理の腕はたかがしれていますが、たまにうまく作れると、なかなか楽しいです。

寒さと乾燥にむちゃくちゃ弱くなった

寒いよ
人間の肌感覚って、温かさに適応するんですよ?知っていました?

これは沖縄に引っ越してきて、始めての冬に、南城市らへんで立ち話をした移住者のおじさんが教えてくれたんですが、沖縄に住んでから5年くらいかけて、暑さへ強く、寒さへ弱い肌感覚に変わっていくのだそうです。

ほとんど、すべての沖縄に住む人へ通じる話。だから、沖縄も冬前には「ストーブ」や「こたつ」が販売され、実際、売れるわけです。

私も、沖縄初年度の冬は、「全然寒くなーい!!沖縄すげー!冬でもTシャツいけそう!」といった感じで、長袖Tシャツ一枚くらいで平気だったのですが、2年目の冬は、「あ、あれ?寒い?」と、厚手のパーカーを着ていました。今年の冬はもっとひどくなるんだろうなぁ..。

常夏の服装は、もうしばらくすると元に戻るかもしれません。

精神年齢が下がった気がする

精神年齢が小学生
サイトを立ち上げて、在宅でずっと過ごしている生活をしていたら、精神年齢がすごい下がってきたような気がします。もう30歳なのに..。

移住前は、デザイン系の技術書とか、小説とかの方が好きだったのですが、最近は、マンガをiPadで読んでいる時の方が、自分が集中力を発揮しているんじゃないかと感じています。

あと、妻いわく、「最近、笑いのツボが小学生レベル」だそう。
いったい、何にそんなに笑ったんだろう..。

人の脳みそは、閉じこもっていると楽な方、楽な方へと流されようとするらしいので、その作用かもしれません。
あと、冬でも暖かい沖縄の気候。常に体の感覚が「春」か「夏」なので、そういうのも影響しているのかもしれません。

自分たちで作る機会が増えた

DIY
沖縄の人々は、結構なんでもDIYする文化が根付いていて、驚かされると同時に、尊敬しています。

棚とか、椅子くらいでも、自分で作ったと聞けば、結構びっくりするのですが、gallery.kを運営する器作家の藤本健さんが、「ギャラリー」と「ご自宅」を、自分で建てたって言った時には、あいた口がふさがりませんでした。
古民家カフェとかも、古民家をどこかから持ってきて(そもそも古民家って運べるんだ..)、リフォームを自分たちでやっちゃうなんていうのは、わりかしある話だそう。

そんな文化に感化されてか、私たちも、自分たちで作ることが増えてきました。

フォトウェディングを業者に頼まず、自分たちでやってみた | 沖縄移住ライフハック
そう思って色んな業者を調べてみるも、どこもかしこも高い… すると、みなみのひげが…

フォトウェディングもそうだし、結婚式の準備も、紙モノからムービーから、パネルから自分たちで作りました。

よく考えると、沖縄移住ライフハックとODAYのサイトも自分たちで作ったものの代表格ですね。立ち上げから、デザインも開発も、内容の企画も、全部、自分たちでやってます。

自分たちでやると、手間と時間ばっかりがかかって大変なのですが、その分、こだわる部分に手を入れられるし、予算も大きく膨らまない。変更に柔軟なので、試行錯誤もしやすい。新しくチャレンジするものにとっては、取り組みやすいメリットが多いです。

「好きなことして生きる」に罪の意識がある私たち

かねてから希望していた「沖縄」に移住し、自分たちで好きだと考えている「サイト運営」をして生きて2年。こういう風に生きていると、「沖縄移住して好きなことやっている人」として、周囲から見られます。

そこには好意的な反応(うらやましぃー!とか)も、否定的な反応(無責任な生き方!とか)もあります。

どちらの反応からも伺えるのは、「好きなこと」に能動的だと、罪の意識を感じる私たちのサガです。
「好きなことして生きる」って、良すぎて、ついやっちゃいけないことみたいに思っちゃうんですね。

これって思うに、「自分のやるべきことを放棄する」のと、「好きなことを追い求める」のがごっちゃになっているんだと思います。

正直、沖縄移住する前とした後で、「幸福度」みたいなものが変わったかといえば、どちらともいえません。
あまり変わっていないと言ったほうが正確でしょう。

移住前の東京の暮らしは悪くなかったですし、沖縄も良いなりに日々の課題が目の前にあります。
沖縄の生活は個人的に最高ですが、それでも、好きなことをやっている一方で、きちんと自分で作ったルールを運用することも必要だし大変。

総合的な感覚でいえば「ぼちぼち」やっているのがリアルなところです。

沖縄移住して、好きなことやってみてわかったのは、「好きなこと」、それ自体には良いも悪いもありませんってことでした。好きなことやろうが、嫌いなことやろうが、人は幸せや自由を感じたり、そうじゃなかったりするみたいです。

まぁでも、楽しく暮らしていることは確かですよ!

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記事を書いたひと

みなみのひげ
みなみのひげ記事数 264本
南の島のヒゲ系ウェブデザイナー。風景とオカヤドカリ写真家。プロフィール

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