ピタンガをおいしく食べるための、マッチョすぎる意外な方法
妻ピノ子さんが友達から「ピタンガ」をおすそわけでもらってきました!
みなさん、ピタンガって知ってます?
沖縄だとけっこう見かける、フルーツみたいな木の実なんですけど、知らない人も多いんじゃないでしょうか。
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ピタンガって何?
ピタンガは南米原産のフトモモ科の常緑低木です。
写真のような赤い実がなるのが特徴。
ピタンガって名前もブラジルのほうの言葉で「赤い」って意味だそうですよ。
沖縄だとよく庭木として植えられています
市場に出回ってないが沖縄だとたくさん手に入る
沖縄では個人でピタンガを育てているお家がけっこうあります。
ピタンガの旬は7~10月。
夏になるとたくさん実をつけ、色味もいいし、なにしろ食べられるので家庭での栽培に好まれるんですよね。
で、ピタンガってとーってもたくさん実がなるうえに、傷むのが早いので市場に出回りません。
だからピタンガを育てているお家は、夏場に実がなりだすと、すぐに飽和します。
そして始まる夏のピタンガお裾分けイベント。
ありがたいことに、育ててないわがやも、ピタンガをいただくことがあるわけです
ピタンガは栄養価が高い果物!
このピタンガ、実が栄養たっぷりなフルーツとして有名。
ビタミンA、ビタミンC、ポリフェノールなど、抗酸化成分が豊富に含まれています♪
積極的に食べたい栄養価のフルーツですね〜
アセロラとはちがう
アセロラと似たような実がなりますが、ピタンガはアセロラとは別物です。
ピタンガは南米原産ですが、アセロラは西インド諸島原産。
味もかなり違います。
そう、味がねぇ、だいぶ違うんですよ
ピタンガって味はジューシーだけど、風味がちょっと……
でね、ここから本題。
いただくくせに本当に申し訳ないんですけど、ピタンガの味ですよ。
じつは私はあまり……
マイルドにいえば少しだけ「くせ」のある味。
直球でいえば、なんか、こう、フルーツなんだけど、青臭い感じがするんですよ……。
ピタンガの風味はよく「セロリ」にたとえられたりします。
うんまぁそんな感じかも。でも私としては「ピーマン」が、もっとも近い感じがします。
私が食べたファーストインプレッションは、
フルーティーでジューシーなピーマンでした。

私としてはフルーティーでジューシーなピーマンだった。
いや好きなかたは好きなんですよ?「おいしい」と仰るかたもたくさんいらっしゃいます。でも同じくらい私のように風味が気になる人もいるようです。
ピタンガをおいしく食べる方法
とはいえピタンガが栄養もあるし、なにしろ知り合いから大量にもらえるわけです。食べれるならば食べておきたいフルーツ。
まったくダメってわけでもないので、個人的にどうにかおいしく食べる方法を模索してみました。
熟した時期を見極めて食べる
まずできることはこれ。
ピタンガがちょうど熟すタイミングで食べると、甘さが増しておいしく食べられます。
食べるタイミングが早めだと、酸っぱくて、かつ青っぽさも強いです。ちょうど熟した時期を見極めるのが大事。
時期を逃すとすぐに傷んでしまうので注意
ジャムにするといいらしい
今回は試してないので私からすると噂ですが、ジャムにすればおいしく食べられるのだとか。
ピタンガは種が大きめなので多少の手間はかかりそうですが、ジャムにするとかえってくせのある風味が生きておいしいんだそうですよ。
一度、試してみる価値はありそう
個人的におすすめ「ピタンガを何個も食べる」
なに言ってんだ?って思う人も多いでしょうが落ち着いてください。
私だってあまりにマッチョな方法で公表していいのか迷いました。
でも本当なんですって!
やり方はこう
↓↓↓
ピタンガをおいしく食べるマッチョな方法
- ピタンガを1個たべる
- 1分くらい時間をおく
- またピタンガを1個たべる
- また1分くらい時間をおく
- これを5〜10回繰り返す
すると、あら不思議。
何個目かのピタンガのときにふと「あれ、風味が……臭くない……」と思うタイミングがきます。
急にピーマンが、おしゃれスパイスみたいな、ミントみたいな、爽やかな香りに感じられます
……いやマジですって。
マジですってば。
たぶん鼻が慣れて風味の違和感を感じなくなるんじゃないですかね〜。
- 人間は鼻は安全なものを臭わない
- 人間の鼻って自分が安全だと思ったものに関しては強く臭わなくなるんですよ。よく「自分の家のにおいはよくわからないのに、他人の家のにおいは気になる」っていうのがあるじゃないですか。あの原理です。
なのでピタンガを何個も食べるのも同じ。ピタンガの風味は「におい」なので、1個目はすごく気になるのですが、どこかのタイミングで自分の鼻が「安全だ」と判断すると、とたんに臭わなく(気にならなく)なります。
ウソだと思うなら試してみてください!
本当に!
本当なんですよ!
私の場合、妻がピタンガをたくさんもらって、傷むのも早いし、食べないともったいないし、栄養はあるので、とりあえず我慢して食べてたんですね。
それで「うーん……」、「青臭い……」、「味はいいんだけど……」、「微妙だー……」とかなんとかやっていたら、あるタイミングで。
いや待て……逆にうまくね?
となって、いやいや何を言ってんだ自分はと一度、冷静になってみたら「臭い」が「いい香り」に変わっていたことに気がつきました。
においって慣れるんですねぇ。
おもしろい発見でした。
本当にウソだ〜と思うでしょうけれど、ぜひ試してみてください!
おいしく食べられるようになりますから!
※ちなみに「味」も嫌いなひとはおそらく変化しないので無理しないでくださいね。においについてだけです。