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オキナワヒラタ2026年ブリード

オキナワヒラタクワガタのブリード【2025-26年】

野外で採集した個体から始まって、オキナワヒラタクワガタのブリードも4代目。

昨年の3代目、2024-25年のクワガタからは初の65アップ(67.5mm)が羽化してきました!

関連【大型作出】オキナワヒラタクワガタをブリード 60mmアップを出す

大変カッコようございました……♪

さぁ4代目の25-26年はどうなるかな〜。
みなみのひげのオキナワヒラタブリード記録でーす。

↓この記事は私のブリード報告です。基本的なブリード方法を知りたいかたは、こちらの記事をどうぞ〜!

オキナワヒラタクワガタ 2026年のレシピ

目標はオスの平均サイズアップ

2025年は最大個体で67.5mmが出ました!
そのまま70mm突破……といきたいところですが、じつは羽化したオス全体を平均にすると60mmにも届かず。まだまだ中〜大くらいの個体が多い結果でした。

大きいのはたまたま出たといってもいいくらいでした。

なので今回は平均サイズをあげていきたい!
そんなわけでこちらが目標!!

オスの65mmアップを平均サイズにする。

アベレージが上がれば自然と最大サイズも上がってくるでしょうからね。
あと単純に65超の大きいクワガタがいっぱい出てウハウハしてみたい!

アウトラインブリード

クワガタブリードでは同じ血筋同士で掛け合わせて、形やサイズの安定化をさせることが多いです。それをインラインブリードといいます。

一方で累代障害を減らすなどのメリットを見越して、違う血筋を掛け合わせるアウトラインブリードがあります。

私の場合は基本的にはアウトラインブリードをおこなっています。

  • 近所で採集でき個体が用意しやすい
  • サイズアップすればいい
  • 細かな形態にはこだわってない
  • まだ野外大型サイズくらいしか出せない

といった理由で、そこまでインブリードにこだわらなくてもいいため、ならば累代障害の出にくい健康的な個体が羽化したほうがいいかなと考えています。

正確にいうとイン・アウト、あんまりこだわってないって感じ。「大きい個体同士で掛け合わせてれば、自然と大型化するでしょ」っていう仮説を試しているようなブリードです。

年間スケジュール

昨年とほぼいっしょです。

24年8月末〜9月産卵セット
24年11月《産卵セット割り出し》
初令|450CC|マット
2-3令|菌糸ビン800mLへ移動
同上初令幼虫が2令になったら順次菌糸ボトルへ
25年1月《ボトル交換》
3令オス|1400CC|菌糸
3令メス|800CC|菌糸
25年2月菌糸が傷んでボトル交換が必要そうな個体がいたら交換
25年3月末3令|800-1400CC|マットへ移動 or そのまま羽化まで飼育
25年4月順次サナギへ
25年5月〜6月順次サナギ〜羽化へ

4年目はブリード手順の復習みたいな感じ

私は沖縄で常温飼育。温度管理は夏場にエアコンのついた部屋に置くくらい。
晩夏から秋にかけて産卵。2令幼虫まではマット。以降は菌糸で管理し、蛹化までに菌糸が腐敗した場合はマットへ交換していきます。羽化は4月後半〜5月前半を予定。

自然のクワガタもこんな感じじゃないかな?
ごく基本的なスケジュールです。

古い菌糸・マット+菌糸【お試し】

アベレージをあげるっていってるのに、ちょっとした実験もしてみたくて。

実験①

昨年の最大個体が半年ほど放置した古い菌糸ボトルから出てきた。
そのため、あえて1年近く菌糸瓶を放置したもので育てて大きくなるか見てみる。

実験②

オキナワヒラタクワガタは分解の進んだマットのような材に好んで潜む感じがした。
そのため、マットボトルを滞在場所とし、上部に食事用として菌糸材の欠片を置くとどうなるか試してみる。

最大個体同士の掛け合わせ以外にも、複数ペア育てて、実験してみようと思います。

2025-26年オキナワヒラタブリードの様子

ここからは実際の様子を写真で振り返りまーす。

秋口から産卵セット

沖縄の8月後半〜9月にかけては、昼間あいかわらず真夏のようでも夜間の気温が下がり出します。

その頃を目安に産卵セットを組みました。
(別に夏でも産みますけどね。)

オキヒラ産卵セット

オキヒラ産卵セットは少し黒土っぽいくらいの発酵したマットを固詰すると産みます。産卵木はあってもなくてもOK

今回は複数ペアで産卵セットをやろうと思ったら、めちゃくちゃ欲張ってしまい6ペアも組んでしまった……。
うちは小さいから30頭くらいいれば十分なのに……。

200匹とかなっちゃったらどうしよう……と焦ってましたが、そこは私のブリード技術!産卵セット下手くそ勢なので、1ペアから10匹もとれないのを連発!

結果的には今期50頭くらいになりました。

初令幼虫

オキヒラ初令幼虫。このくらいで全部回収してマット飼育できるといい

オキヒラ2令幼虫

オキヒラ2令幼虫。このくらいならもう菌糸ボトルへいれてしまう

初手で痛恨のミス

なんと今期は初手で痛恨のミス!産卵セットの割り出しが遅くなってしまいました。

なんとなく「2令幼虫になったら菌糸ビン」とだけ覚えていて、初令ではマットを食べていれば産卵ケースでもいいような気分になってしまい、割り出しを遅らせてしまいました。

3令幼虫

もう3令になってしまったオキナワヒラタの幼虫

結果、割り出し時にもう3令になってしまったり、同じ2令でも多頭飼いでエサを食べれず大きくなりきれない個体が多く出てしまいました。

(この時は気付かず、あとから成長が悪いことに気付いた。)

産卵セット割り出し

ウキウキしながら産卵セットを割り出していたけど、このときすでにタイミングをミスっていた

後述しますけど、これは完全にサイズ止まりに影響しましたねぇ。今回の反省点。

【朗報】庭にデカいヒラタが!

秋にパイントラップの実験をしてたら、とてもいいサイズ(65.7mm)のオスヒラタがきました!

関連沖縄のクワガタ採集トラップに「パイナップル」いいのね!すごかった!

なので、こちらもオスもわが家のメスと掛け合わせしてブリード!
幼虫も20頭弱とれました。(上の50頭に含む。)

サイズアップに嬉しい採集だったなぁ。

実験① 古い菌糸 失敗

古い菌糸を使ってみる実験はダメでした。
菌糸がかなり早い段階からドロドロになってしまい、幼虫がいつのまにか泥に溺れるような状態に。

早々に中止しました。

そして古い菌糸をつかった個体たちは、成長期にあまり食べれなかったせいか50mm台になっちゃいました。

古きゃいいってもんじゃないね

実験② マット+菌糸 微妙

マット+菌糸は失敗ってほどじゃないんだけど、正直、微妙な展開になりました。

幼虫的に居心地は良さそうだったんですけど、別に大きくならないっていう。まぁまぁ大きめ60mm弱くらい?中〜大くらい。

1匹、64mmが出たんですけど最後のボトルは菌糸にしちゃったんですよね。
つまり菌糸ボトルにしたほうが大きくなるっぽい。

単純に菌糸の食べる量が減った分、サイズが減ったのかも

マット+菌糸にするなら、ボトルサイズも大きくして(2000CCとか)菌糸もたくさんいれれば大きくなるかも。そうなると、もはや菌糸ボトルでいい気もするけど。

気になったのは幼虫はマットと菌糸の境界(のマット側)に居座るのが好きそうだったことかな。
菌糸の張った材の中は、本来はそこまで居心地よくないものなのかも。

あえて2000CCでマット+菌糸を試すのは面白そう

終令幼虫の重さはほどほど

割り出しが遅かったことを、ここで悔やみました。

3令幼虫

3令幼虫。重さは16gなので60mmいくかいかないかくらい。今年はこれくらいが多かった

昨年の最大個体は幼虫体重23gだったので、16gは軽い……!!
今年は18gくらいが最大で、ほとんどはこれくらいの体重でした。この時点でもう昨年のサイズは出ないだろうなーと予感。

まぁでもぶっちゃけ、大きめのが出てくれれば嬉しいからね

自己記録は気にせず大型が出ればいいや〜って気分で羽化を待ちます♪

今年は人工蛹室も作ってみました!

オキナワヒラタの蛹

オキナワヒラタの蛹。今年は人工蛹室もひとつだけ試してみました。

羽化直前

羽化直前のオキナワヒラタ。皮の下にもう黒い体が見える。

おかげで羽化直前の姿をよく観察することができました!

羽化

羽化したばかりの個体。固まったあとサイズ計測したら60.5mmでした。

じゃーん!ぶじに羽化!
いいですね〜♪

クワガタが羽化すると毎回テンションが上がるぜ!毎年、小学生に戻っている!

成虫ほりだし。平均サイズはアップしたのか?

サイズアップについては、もうあきらめ半分。
まぁでも60mmを超えるサイズは出てきそうなので、そのへんを楽しみに掘り出しました。

オキナワヒラタのメス

オキナワヒラタのメス。今回はメスが多かった。サイズはやはりほどほど。37〜40mmくらいが多かった。

オキナワヒラタのオス

オキナワヒラタのオス。これは63mmくらいでけっこう大きかった個体。

やはりというか。55-58mmくらいのオスが出てきちゃいますね〜。
60mmを超えるクワガタも思ったより出てくるものの、61mmとか62mmとか60前半がほとんど。

平均65mmはまず無理だなー。
60mmを超えられるかどうかだなー。

そして今年は長男くんもクワガタ掘り出しに参戦しました!
(去年までは挟まれるのが怖くて見学でした。)

長男くん掘り出し

今年は小3になった長男くんがクワガタ掘り出しに参戦!うれしい!

すると……。

あれ?これけっこう大きくない?

え?
あ、ホントだ

オキナワヒラタ2026年ブリード

25-26期の最大サイズは長男くんが掘り当てました!

ボトルの壁面に姿を見せなかったので体重を測っていなかった個体が、まさかの最大サイズで65.4mmでした!

やったー!

ふぅーなんとか65は超えたぜ!

これで来季のブリードもだいぶ楽しみになりました!!

ちなみに今期は2匹ほど羽化不全がでちゃいました。

オキヒラ羽化不全個体

オキヒラ羽化不全の個体。軽めの不全だけど翅パカしちゃってますね。

アウトラインなので環境要因(乾燥)かなーとも思うんですけど、2匹とも親が同ペア(親オスが野外採集個体)なので、もしかしたら遺伝かも。
なんともいえません。

まぁこういうのも出てくるよってことで自然の勉強ですね。

今回のオスの平均サイズ

6月時点。
2匹ほどのんびりした個体がいて、まだ幼虫・蛹をやってますが、ほぼ出揃いました。オスのサイズ平均をとってみます。

こんな感じ!

2026年ブリードオキナワヒラタサイズ一覧

計算すると59.3mmですね。去年とまったくいっしょの数値!アベレージ60アップには届かず。まぁ去年よりも最大が小さいし、全体としてもこうなっちゃいますよねぇ。

前向きなポイントを出すならば、去年はいた50mm以下の個体が出てきませんでした!

今年は一番小さくて51.9mm。
去年は46mmがいました。

(産卵セットの取りそびれ&摂食不良個体は30mmもいたよ。)

まぁでも初令〜初2令のタイミングで放置気味だと、明確にサイズ止まりに影響するのがわかる結果となりました。
やっぱ育ち盛りの子供のときに食べるってのが成長には大事よね。

そりゃそうだ、いい勉強になった。

2025-26年のブリード結果!

2025-26年のブリード結果は、最大65.4mm平均59.3mmでした〜♪

いやぁー今年も楽しませてもらったぜ!

ちょっと産卵セットのところを気をつけなきゃいけませんね。
あと思ったのはサイズってどうしてもバラ付きが出てきちゃうし、そもそも私自身がつい実験をしてしまうから、平均を目指すのはしょうもない気がしてきた。出すなら中央値。

そして目指すのは最大値がいいな!

なので、来期は中央値65mmを意識しつつ、最大サイズ70mmアップを目指すのがシンプルでいいかなーと思いました!

70mm越えるとまた別格のカッコよさになるらしいんすわ、オキナワヒラタって!
夢もある!

引き続き、かっちょいいオキナワヒラタをブリードするぞー。

ひきつづき地元のクワガタを推していく!!

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沖縄本島へ移住して10年超。のんびり暮らすことに全力を尽くしてます!アラフォー夫婦+男児ふたりの4人暮らし。夫婦ともにウェブ系在宅ワーカー。
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運営者。自然が好きで昆虫の絵が得意。マイペースなのに繊細。【X(Twitter)】【Instagram
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