高さ20mの絶壁が囲む。うるま市の隠れスポット「ワイトゥイ」
※記事の情報は執筆時点のものとなります(8年前の投稿)
うるま市勝連に、隠れた観光スポットを見つけました。
その名も、ワイトゥイ。
ワイトゥイは、とっておきの隠れた名スポットというわけではなく、気付かず通り過ぎてしまうようなスポットです。
それでもなかなかこんなに迫力のある道路は珍しいので、ご紹介します。
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岩山をくりぬいた農道「ワイトゥイ」
ワイトゥイの入り口です。
私たちは反対側から通ったため、「あれ?今のがワイトゥイだったの?」と気がつかず、引き返すことに。
駐車場はないので、周辺に一時停止させてもらい、歩いてみます。
こちらがワイトゥイです。
昔は急崖の山道を村人は上り下りしていたそうですが、村人の苦難を解消するため、3年もの歳月を費やして岩山をくりぬいて作った農道だそうです。しかも、すべて人力で手作業で行ったというから驚きです。
そんな苦労をして作った農道「ワイトゥイ」をしばらく歩いてみます。
実際にワイトゥイの道を歩いてみると、絶壁の迫力を感じられます。
全長約200m、高さ約20m。
見上げても上がよくみえないほど、背が高いです。
ワイトゥイの道は、直線上ではなく、曲線になっています。
「なぜ直線にくりぬいて楽をしなかったのだろう?」と疑問に思いますが、きっとこれにも何か理由があるのかもしれませんね。
一部は崖崩れが起こって道を塞がないように(岩が落ちてきて危なくないように)、ネットで守られています。
ワイトゥイを抜けると、景色がひらけ、中城湾がみえてきました。
ちょうど西日の当たる時間帯で、とてもまぶしい・・・!
ちなみにワイトゥイの入り口側からも海が望めます。
ワイトゥイは、今では地元民が多く通る道
あまり知られていないうるま市の観光スポット「ワイトゥイ」の紹介でした。
普段は観光客が走らない道路なので、地元の人がよく行き来する道になっているようです。
なかなかワイトゥイだけを見に行くような雰囲気ではありませんが、通りかかることがありましたら、せっかくなので歩いて迫力を感じてみてください!