沖縄の魚「ムルー(マトフエフキ)」食べ方は塩焼きで!
コロナウイルスで自粛生活が続いていますね。
わが家もこの1ヶ月、家族総出で引きこもり。
気づけば食べることばっかりが楽しみになっている自分がいます。
そんな状態で食料品の買い出しへ行けば、自然、ワクワクしてしまって仕方ない。つまりファーマーズマーケット最高。
よし、まだ食べてない沖縄っぽいものを買っちゃろう
思い立って物色した結果、今回はこいつを発見。
タマン(ハマフエフキ)っぽいけど、名前は「ムルー」。
ムルー?
うーん、気になるぜ
そういえば6年も住んでるのに、沖縄の魚ってあんまり意識して食べてない。2歳の息子がお魚大好きなこともあって、さっそく食べてみることにしました。
まめ太ーお魚かってきたよー
やったー!!
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沖縄で「群れる魚=ムルー」らしい
ムルーがどんな魚なのか、ネットで検索しみると、魚の候補がいくつか出てきました。
全部、「ムルー」らしい。
沖縄の海のなか、ムルーだらけやん。
調べてみると、どうやら沖縄の方言で「群れる魚」のことをムルーと総称的に呼んでいる模様。
こういう見た目の魚が「ムルー」でまとめられてるっぽい。
ムール貝的なノリなのかと思ってたけど、なるほど、ムレルってのが訛ったのね
今回、私が買ったムルーちゃんは魚種的には「マトフエフキ」かな?
塩焼きで食べてみた!
さてこちらのムルーちゃん、どうやって食べようかしら。
おすすめの食べ方は?
ムルーの定番の食べ方を調べてみたら、この3つが多いようです。
- バター焼き
- マース煮(塩煮)
- 塩焼き
沖縄の定番の魚の食べ方って感じです。
他にもムルーは、アクアパッツァがおいしいらしい
ムルーは白身なのでサッパリした食べ方か、バター焼きのようにジューシーさを足すような食べ方が主流みたいですね。新鮮だったら刺身もアリ。
今回は子どもがたべるってのもあって、シンプルな「塩焼き」で食べてみることにしました。
塩焼き、おいしいからね。
ムルー(マトフエフキ)のフライパン塩焼き
わが家は絶賛、魚焼きグリルが故障中なため、鉄フライパンで焼きます。
蒸し焼きができるので、フライパン焼き、実はけっこうおいしく焼ける
参考わが家の「柳宗理 鉄フライパン」紹介(別ブログ)
ウロコと内臓はもう処理してあるので、塩をふった魚にバッテンの切れ目を入れてフライパンへ。
皮がくっついて破けないように様子をみながら、片面ずつ焼いていきます。
(そうそうに皮がくっついて破けた。)
……まぁ食えりゃいいんですよ。家庭料理は。
ひっくり返したら、フタをして少し蒸し焼きにするとおいしく仕上がります
なんかいい匂いする〜
焼いているところから、とっても香ばしい匂いが漂ってきます。
キャンプで焼いて食べてもよさそうだな。
両面、しっかり焼けたら完成。
シンプルでいいですね。
塩焼きが予想以上に美味
ジャーン!
ムルーの塩焼きです。
あっ、おいしい!
本当だうまい!
身がけっこうしっかりしていて、歯ごたえ(?)があり、魚だけどチキンのような肉々しさといえばいいでしょうか。
身はほんのり甘みも感じ、塩焼きの香ばしさも相まって、とっても美味でございます。
沖縄のお魚って身が淡白っていうけど、思ったよりもジューシーじゃない?
身はサッパリしてるけど、香ばしい脂が皮のあたりにのってるね
調べていたらムルーは臭みがあるという情報も見つけましたが、ぜんぜん、臭みはありません。下処理済みだったからサバいた人が上手だったのかな?
うまいよ、めっちゃうまい。
本部町の港であがった魚のようなので、本部町の泡盛「珊瑚礁」でいきましょうね。
うまし……っ!
ちなみにムルーちゃんは、私たちよりも息子のまめ太郎に大ヒット!
おしゃかなちょうだい
おしゃかな
おしゃかなたべたい
おしゃかなたべる
延々、私に身をほぐさせて、結局、魚の半分近くを食べてしまいました。
ゲフー(←満腹)
……
……
大人の方がたべる量、少なかった……。
何尾か買えば良かった。
沖縄の白身魚もおいしいじゃん!
沖縄って「魚が白身で淡白であんまりおいしくない」なんて噂を聞いてたんですけど、食べてみたらとんでもない!
個人的にはめっちゃおいしいですわ。
塩焼きはサッパリしていて、香ばしくて、身もたっぷりと旨味があって、こんなんうまい以外に言いようないじゃん。
みんな観光のときは寿司ばっかり食べようとするから、焼き魚の魅力が伝わってないんだ。きっと
ちなみに沖縄はマグロもとれますので、寿司もうまいです。
いやぁ、これなら沖縄のお魚をいろいろと食べ尽くしていくのも良さそうです。
高級魚の「ミーバイ」もいつかチャレンジしたいなぁ。
それにしてもこんなおいしい魚が海で釣れるって思うと、コロナが収束したらムルー釣りを始めてもいいかもしれない。
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