移住して感じた、沖縄の特徴・違いを一気に88個まとめました
亜熱帯性気候だったり、琉球文化だったり、沖縄には私たちを魅了する様々な特長が存在します。
おもわず「エェ〜」っと言ってしまうような変わったものから、住んでみてちょっと困るようなギャップや違い、不思議すぎて笑ってしまうものなどに毎日のように出会います。
関東から沖縄に移住した私と奥さんで、今までの生活を一気に振り返って、移住して感じた沖縄の特徴・違いをピックアップしてみたところ、 バーっと思いついただけでも88個!
沖縄の違いを知るのにも、一気に沖縄生活の理解を深めるのにも役立てばと思い、こちらで紹介します。(長いですのでご注意ください!笑)
それではどうぞ!
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気候について
1、暑い夏、そして暖かい冬
当たり前の違いですけど、沖縄は暑いです。
亜熱帯性気候と言って、本州のような四季のある温暖気候と、赤道付近の国々のような熱帯気候。その中間のような気候です。
年間通して温暖な沖縄は、夏、暑くて、冬、暖かい場所です。
2、直射日光の強さ
沖縄の夏場の直射日光は、地元民でさえ気をつけるほど強いです。全力で紫外線ガードしないと火傷のようになります。
観光だと、常夏の気候を感じようと肌を露出しがちですが、住めば反対。長袖・日焼け止めでガードしないとやってられません。
3、湿気だらけでカビ天国
東南アジアのようなもわっとした気候の沖縄は、湿気が非常に多いです。梅雨時期は最たるもの。
家のあちこちでカビが発生するので、湿度対策は欠かせません。
4、台風の風速が常軌を逸している
風速30mを超えたら驚異的だと思っていた台風。
沖縄に来たらその2倍以上、「最大風速72m」というニュースが流れていて、死ぬかと思いました。
関連940hPaは強い?弱い?台風でよく見る「ヘクトパスカル(hPa)」とは
5、春と秋は一瞬
沖縄に四季はあります。一応、あります。
ただし亜熱帯気候なので、夏がとても長く、冬はそんなに冷え込まないです。
そして春・秋らしい時期は、ほとんど一瞬で過ぎ去っていきます。
6、冬の長雨
沖縄は冬でも15度くらいと、とても暖かいのですが、冬場は雨が多くなります。
もともと、雲りなく晴れる日が少ない沖縄県ではありますが、冬はさらにひどく、ずーっと曇っているイメージ。
7、意外と涼しい?夏
暑い暑いと言っても、実は最高気温は東京より低い沖縄県。
東京が最高気温34,5度あっても、沖縄は32度くらい。夏場も直射日光を避ければ、風が吹くところは涼しいそうです。
8、桜は1月、ひまわりは2月、海開きは4月
カレンダーが壊れたんじゃないかと思うような数字ですが、あってます。
沖縄では桜は1月に咲き、ひまわりが2月に咲きます。
海は4月の半ば過ぎからが本格シーズン。4月、全然泳げますよ。
9、花粉症がない!
花粉症のみなさまには朗報です。
沖縄はスギ花粉が少なく、避粉地と言われるほど!
春先の花粉症とは無縁の場所だそうです(ただし秋にイネ花粉はあるらしい..)。
毎年、花粉症のはやる3,4月頃の季節になると、避粉のために長期滞在しに来る方もいるのだとか。
生き物事情について
10、ぎゃーでかい!!!
暖かい地域といったらゴ◯ブリさん!!そうです、沖縄にもでかいやつがいるのです。
関東にいるのとは種類が違って、一回りくらい大きいイメージ。
今まで出会ったやつを平均すると4センチくらいかな?
お気をつけて。
11、管理されてない海で気軽に泳ぐべからず
「ハブくらげ」「カツオノエボシ」「イモガイ」「ヒョウモンダコ」、これ全部、ビーチくらいの浅瀬にもいる海の危険な生物です。
毒のある生き物が結構普通にいる沖縄の海。
管理されたビーチ以外の場所では、慣れていないと生き物被害に遭いやすくなります。
12、ヤモリは普通にいる
生き物嫌いの奥さんは怯えていますが、ヤモリはどこにでも普通にいます。
沖縄では「ヤールー」と呼ばれ、害虫を食べてくれるので、家を守ってくれるありがたいやつと思われています。
室内にもいつの間にか入り込むので、嫌いな人からすると、辛いようです。
13、ヤンバルクイナをひくべからず
特別天然記念物の飛べない野鳥、ヤンバルクイナ。
世界中見渡しても、沖縄本島の北部にしか住んでません。
臆病でほとんど見かけない鳥だそうですが、意外にも交通事故に遭うことが多いそう。みなさま、北部へ行ったら安全運転を。
ちなみにヤンバルクイナに出会える施設もありますよ。
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14、アマゾンの生き物が生きていける
「ネオパーク・オキナワ」というテーマパークでは、アマゾン・アフリカ・オセアニア(オーストラリアとか)の生き物が放し飼いされています。
ダチョウとかワラビーとかクジャクが普通に園内を歩いているので驚きます。
温暖なので放し飼いで飼育できちゃうのだとか。恐るべし亜熱帯。
15、カニが排水口に詰まる
恩納村にある「おんなの駅」の洗い場の張り紙をご覧になったことがありますか?
そこには、水が詰まった原因がカニだった旨が記載されています。
海辺のエリアに住む皆様、(一応)お気をつけください。
うちはマンションのエントランスにカニがいたことがあります。
16、マングースが飛び出してくる
「のだめカンタービレかよ!」と突っ込みたくなりますけど、本当に、何気な〜く草むらからマングースが飛び出してきます。
ただし、警戒心が強く素早いので、車に轢かれたり、手で捕まえられたりなんてことはほぼありません。
本当に一瞬の出来事になります。
17、ハブにお気をつけを
幸い、私たちは移住してから2年弱経ちますが、野生のハブにあったことはありません。
でも県内にちゃんと生息しているそうです。
茂みの中、草むら、家の床下まで、いる時はいるそうですのでお気をつけを!
食について
18、沖縄そば、沖縄そば、沖縄そば
沖縄に旅行に来ていた時は、あれほど貴重に感じた「沖縄そば」のお店。
住んでみると、犬も歩けば何とやらってくらいにたくさんあります。
都内でいう「ラーメン屋さん」が沖縄そば屋さんにとって代わった感じ
19、県民の台所、食堂の存在
定食屋みたいな存在と言えば、いいのでしょうか。
沖縄には「食堂」なるお店が多数存在し、沖縄の地元らしい食事を提供しています。
「チャンプルー」も「沖縄そば」も「カレー」も「味噌汁定食」も、沖縄ローカルな食べ物がなんでもあります。最高です。
20、みそしる定食
食堂に行くと、定食の中に「みそしる」なるものがあります。
「みそしるだけかよ!」と思うなかれ、このみそしるは具沢山で普通のみそしるとはちょっと違います。
みそしる定食は、立派な定食の1つ。お腹もいっぱいになります。
21、ちゃんぽんが麺じゃない
食堂つながりでもう一つ。「ちゃんぽん」ってありますよね?
あれって普通、「麺」に白濁系のスープとかが入っているイメージだと思うんですけど、沖縄だと違います。
沖縄のちゃんぽんは麺ではなく「ごはん」!
その上に野菜炒めの餡掛けっぽいものが載っています。
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22、鳴き声以外は全部食べる
そう言われているのは「豚肉」です。
沖縄は豚料理が大変に豊か。
お肉は当然、手足も「てびち」として食べますし、皮も「ミミガー」に、血だって「チーイリチー」として炒めて食べます。本当に鳴き声以外は料理にします。
スーパーに普通に豚のあらゆるところが売っていて、最初は驚きます。
23、祝いごとにヒージャー
ヒージャーは「ヤギ」のこと。沖縄はヤギをお祝いなどのタイミングで食べたりします。
ヤギ肉は獣の臭みが非常に強く、好き嫌いはっきり分かれます。
ヒージャー汁、私も食べてみましたが、とんでもないインパクトのある食べ物でした!
関連「妊婦がヤギ汁を食べたら、出産が早まるのか」実際に試してみた
24、飲み会のシメにステーキ
未だに信じられないのですが飲み会のシメにラーメンでも沖縄そばでもなく、ステーキを食べる人がいます。
ステーキの価格帯が都内と比べても安い話は聞いてことがありますが、シメがステーキって…。
25、ハンバーガーはA&W
「エンダー」の愛称で親しまれている「A&W」が、東京でいうマクドナルドのような存在。(マクドナルドもありますよ)
飲み物で有名な、「ルートビア」は店内だとおかわり自由!
味は好き嫌い分かれるので一度お試しください。
26、「おにぎり」あたためますか?
沖縄県のコンビニでおにぎりを買うと、「温めますか?」と聞かれます。
ポーク玉子おにぎりなど、沖縄ならではのおにぎりがあるからでしょうか?
おにぎり、温めて食べるのも美味しいです。
27、シーチキンの消費量が多い
沖縄はシーチキンの消費量が多いです!
スーパーに行くと、缶詰コーナーにシーチキンの24缶パックの箱が売られていたります。家庭料理でよく利用される模様。
28、もやしが割に高い
都内で生活している時は、もやしが30円くらいが普通だったのですが、沖縄では80円くらいするのはざら。
県内で作るのが大変な割に、チャンプルー料理などでたくさん必要とされる事情があるのだとか。
29、We Love ケンタッキー!!
なぜかはわかりませんがケンタッキーの店舗が非常に多い!
お正月やクリスマスなどのタイミングで、チキンが好んでよく食べられるらしく、沖縄はチキンが好きな県のようです。
30、オリオンビール、泡盛
観光へ来たら楽しむ人も多いでしょう、「オリオンビール」と「泡盛」。
観光用ではなく当然、沖縄県で多くの人に愛されるスタンダードな飲み物です。
外食でもスーパーでもどこでも手に入ります。
31、お茶はさんぴん茶
関東でいう緑茶(色的には麦茶?)くらいの勢いでさんぴん茶が飲まれます。
さんぴん茶はジャスミンティー。でも普通のジャスミンティーよりは薄い感じで、普段から飲むのに適した味になっているようです。
ちなみに緑茶も普通に飲みますよ。
32、コンビニのおでんがレベル高い
沖縄のコンビニおでんは独自の具材「ソーキ肉」が良くあります。
とろとろの煮込みが美味しい!
しかもおでんのだしにそばを入れて沖縄そば風にできたりもします!
そのおかげなのか、コンビニおでん、南国沖縄が日本で一番利用されているのだとか!
33、なんでもチャンプルー
混ぜて炒めるチャンプルー料理が発達していて、いろいろな種類があります。
私たちが知っているだけでも「ゴーヤーチャンプルー」「ソーミンチャンプルー」「フーチャンプルー」「パパイヤチャンプルー」「豆腐チャンプルー」「イカスミチャンプルー」「ナーベラーチャンプルー」などたくさん!
生活慣習について
34、台風時はバスの運行を確認
会社勤めをしている人は、台風時、ほぼみなさんバスの運行状況をチェックします。
なぜなら台風でバスの運行が止まると、それを目安に会社が臨時休みになるからです。(もちろん会社の就業規則にもよりますよ)
35、スタバが比較的空いている
スタバが大型スーパー(サンエーなど)に付属している場合が多く、けっこう座れます。
都内のスタバは混んでいて、買うだけでも並ぶくらいなのに対して、沖縄のスタバは席を確保するのが簡単で良いです。
ただし、観光地や、夜の時間帯は混むので注意。
36、意外と夜型社会
スローライフ沖縄をイメージしている人からすると、日が沈んだらみんな眠そうなものですが、実際の沖縄は夜型化が進んでいます。
飲み会の始まりも22時以降とかだったりします。公共広告で「やめよう夜型」が叫ばれているので、夜更かしはやめましょうね。
37、透明のビニール袋
沖縄のスーパーで買い物すると、みんなエコバッグを利用していて環境への意識の高さに驚かされます。
一方で、なぜか食品を一つ一つ透明のビニール袋に詰めてから、エコバッグに入れてくれます。
丁寧で嬉しい一方、「あれ、エコは?笑」と小さく思ってしまう私たち。
38、取り戻せ!長寿大国
沖縄といったら「健康・長寿」が有名ですが、意外にも近年は全く逆。
どうやらファストフードが愛されてから、平均寿命が一気に下降しているようです。
もともとの食文化をうまく取り入れて、健康長寿を取り戻したいものです。
39、海は泳がずビーチパーリー
これも有名な話ですが、沖縄の地元の方は結構、海で泳ぎません。海は見るものらしい。
代わりと言ってはなんですが、ビーチパーティーを開いてBBQをするのは地元の楽しみ方。これ楽しいです。
関連【ビーチパーティー】西原きらきらビーチで近所の人たちとBBQしてきた!
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40、おしぼりをコースター代わりに
居酒屋さんで出されるおしぼりは、ビールジョッキなどのコースター代わりに使います。
水滴がテーブルにつかないのもそうですが、おしぼりがいつまでも冷たいのもいいそうです。
41、アルバイトだって立派な仕事
正社員の募集が少ない沖縄県。
失業率も不名誉ながら全国で高い位置にいます。そんな沖縄では、きちんとお金を稼げる仕事があるだけありがたい話!アルバイトだって就ければほっとできる!?
42、二千円札がたくさん見られる
もはや過去の遺物とも言えそうな二千円札ですが、沖縄では普通に出回ってます。
お釣りで渡されたり、地方銀行のATMで二千円札が出てきたりします。
43、ラジオの中のラジオ局!ゴールデンアワー!!
車社会沖縄では、ラジオ局がまだまだ強いです。
ゴールデンアワーは私たち夫婦も聞いている沖縄の人気ラジオ番組。
社員ナンバーも持ってます!
44、週末は公園が大人気
やたらと公園の設備が立派で、数も多い沖縄。
なんでだろう?と思っていたら、週末に親子で公園に来る人の多いこと多いこと!!
たしかに親子で外出となったら公園は便利ですもんね(無料だし)!休日の公園は人で溢れています。
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