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沖縄の風景写真をキレイに撮るコツ9個

雄大な雲

沖縄はきれいな風景の宝庫です!

今回は私、みなみのひげがやっているTumblr、Okinawa photoでの写真制作で心がけている、沖縄の風景撮影のコツをいくつかご紹介します。

あんまり小むずかしい話ではなく、沖縄旅行の記念写真をキレイにするくらいの話をしまーす

カメラ、初級〜中級者なりたてくらいの人にむけて書きます。

私はプロカメラマンではないのですが、たまに依頼を受けてブログ用に写真撮ったりするし、一応、セミプロってなことにしてやってください(必死)

けっこう簡単なことでそれっぽい写真が撮れるようになるので面白いですよ。

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風景写真をキレイに撮る!9つのコツ

沖縄の風景の特長を踏まえたコツをご紹介します。

1、空は雲のかたちにこだわると良い

沖縄にくると空の青さにおどろきます!
思わず写真に収めたくなりますよね。沖縄らしい空を撮影するときは雲を意識してえらぶとよいです。

入道雲

沖縄は湿度の高い土地。夏場は入道雲のような壮大な雲を、かんたんに見つけることができます。

いいかたちの雲を見つけたら、地形とともに空を撮ってみましょう。

雄大な雲

雲のかたちがうまくいくと、こんな風に雄大な空が入った景色が撮れます♪

2、15時以降の海を撮るのをオススメします!

色彩豊かな沖縄の海。

撮影する場合は、「大きな水鏡」としての特性をふまえてみると、とっても色合いのよい写真が撮れますよー。

狙い目は15時以降、太陽がかたむきだしたくらいから2〜3時間です。

反射を少なくすると青く

海の反射がやわらぎだすと、おどろくほど真っ青な沖縄の海が撮影できます。

露出を抑えめに、ホワイトバランスを寒色側に少し落とせば、より見たままの海に近づくことでしょう。

※真昼でも太陽の光を受けない角度で撮影できれば、きれいな青色で撮れます。夕方前になると光がやわらぐのでそこまでシビアにならずとも撮りやすくなる感じです。

反射を利用する

ちなみに太陽光を反射する方角で撮影すると、こんな感じ。
波の表情を楽しむ写真もいいですよね♪

3、海の”面”を撮るつもりで撮影する

波の様子

海は波の「面」をよく観察し、撮影するとおもしろい写真が撮れます。

波の瞬間を撮る

たとえば、この波のように水の動きを止めたような写真もおもしろいですよねー♪

鏡面反射を利用する

こちらは波が凪いでいるとき。
水の「鏡面反射」を利用して、海に空が映った様子を撮影しています。

4、砂浜は白く飛ばしてもいい

沖縄の砂浜はフィジーやタヒチのようには真っ白な砂ではありません。

砂が少し黄色い

赤土のある土地ですから、海辺の砂はサンゴ砂だけでなく、石や土が混じっています。
場所によっては、かなり黄色みを帯びて見えます。

砂を白く飛ばす

南国リゾートらしい海と砂浜を撮りたいときは、思い切って海側にセッティングをそろえて砂浜は白く飛ばすのも手です。

砂や土の色が目立たなくなり、南国らしいムードの写真が撮れますよ〜。

5、夕暮れ時は“A”(露出優先)が楽

夕暮れ時、沖縄の西側では非常にうつくしい夕焼けが見られます。

色合いの変化が楽しい

夕暮れ時、まだ明るめの時分から少しずつ日が沈む様子を撮影するのは、とても楽しいものです。

夕暮れ

夕暮れは、シャッターを意識するよりも「露出」を意識して撮るとよいでしょう。

日が沈むあいだでさまざまな景色の変化が起こります。

A(露出優先)にしてしまえば、刻々と変わる空や海の色合いを撮影するのが、とても楽になりますよ。

強い色合の夕暮れ

暮れかけの空

マニュアルのセッティングに追われて夜を迎えがちな私のような人間に優しいアプローチです。

6、人を小さく、自然を大きく

風景写真はそこにある営みを、まるでありのまま写真におさめたかのように撮影するのも、ひとつの醍醐味です。

人を風景に入れる場合、その周辺環境を大きく取り入れることで、その場の客観性が強く表現され、風景の臨場感がグッと増します。

釣りの人々

沖縄の釣り人達。真っ青な海に向かって釣りをしています。

人を小さめにすることによって、環境の中で人々が過ごす様子を記録することができます。

海を飛ぶ人

自然風景にも人をいれることによって、景色の縮尺がわかったり、景色の非日常感が引き立ったり、臨場感がアップしますよー。

7、鳥の視線・木の視線・草花の視線・虫の視線

カメラで撮影をしていると、自分の身長の目線で撮影をしがちですが、いろいろ目線をこころみるだけで写真の表情が、とっても豊かになりますよ。

目線を合わせて撮る

たとえば草花に視線を合わせて撮ってみます。

周辺環境も含めれば、ふだん見過ごしてしまいがちな営みも、意識に入るようになりますねー。

高台から撮る

高台から撮ることで、今まで大きかったものがミニチュアのようなかたちになり、いい写真が撮れますよね。

ブーゲンビレアを見上げるように撮影

見上げるような撮り方をすると、対象の位置関係が変わって、ダイナミックな写真になったりもします。

オカヤドカリ

地面を歩く虫に目線を合わせると、彼らの子細な表情や生活の様子をよく感じられる写真が撮れます。

8、陰を取り入れる

沖縄で写真を撮るとついつい明るい部分に目が行きがちですが、美しいコントラストのある写真には陰が必要です。

暗くなりすぎない程度に鮮やかさのなかにも暗さを取り入れたり、逆光を利用してシルエットを浮き立たせたり。

影を取り入れることで、ハッとするような写真が撮れます。

木陰のシルエットを利用する

岩陰の向こうの海

9、”近くから遠く”を連続させる

道や波打際などを撮影するときには、自分の手前から遠くにつづくように撮影してみましょう。

波打ち際

たとえば波打ち際は、ひとつのきれいな線を描いて、奥行きのある写真が撮影できます。

道を撮る

道を撮影する場合、道が途切れることで風景に物語性が加わったりもしますよ。

未知の部分がみる人の想像力に委ねられるので、なにか、ずっと見ていたくなるような気持ちになる写真が撮れたりもしますよ。

観察を楽しむのが風景写真の楽しさ♪

以上、沖縄の風景写真をキレイに撮影する9つのコツでした。

みなさまの参考になりましたら幸いです

私は写真を撮りにいくとき、ほとんどの時間を自然や風景の観察に使っています。

自然の仕組み、人のいる場所に流れる雰囲気、ファインダーから覗いたときの構図など、観察から大小さまざまな気づきを得られる体験はとても楽しいものです。

観察が進むと、だんだんと撮影のネタや切り口も思いつくようになるし、今度は写真撮影も楽しくなります。

ぜひお試しあれ〜。

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