「山羊料理 南山」やぎ汁・やぎの刺身がおいしい
※記事の情報は執筆時点のものとなります(8年前の投稿)
今回は友だちに連れてきてもらい、北中城の「山羊料理 南山」へいってきました。
そうしたら、山羊料理の魅力にとりつかれてしまいましたのでご紹介します。
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北中城で人気の「山羊料理 南山」へ
「山羊料理 南山」があるのは、北中城村。
イオンモール沖縄ライカムから車で約5分程度の立地にあります。
友だちに聞いた話だと、「南山は県内の山羊料理屋さんのなかでも人気」だそうです。
店内の入り口にも“たべあるき九州・沖縄 味100選店”なる看板が飾ってあったり、第一駐車場が満車だったりと人気さがうかがえます。
お邪魔しまーーーす!
南山の店内
南山は、テーブル席と座敷があります。
座敷はテーブルごとに区切ってあるので、お隣さんのことは気にならないつくりです。
休日のお昼時は混み合っています。
写真を撮影したのは、食べ終わってしばらくした後なので落ち着いていますが、店内へ入ったときは、ほぼ満席!
料理を食べる前から人気店であることを確信しました。これは味も期待できるぞっ!
南山の山羊料理メニュー
※2016年時点のメニュー・価格です。
山羊料理屋さんだけあり、山羊料理が充実しています。
山羊定食・山羊汁・山羊のじゅうしい・山羊の刺し身・山羊そば……。
山羊料理以外にも、てびち煮付け・ちゃんぷるーなど、沖縄の食堂で食べられるメニューもあります。
ほかにも、おつまみや、泡盛などのアルコール類も。
メニュー表をみてみると、
南山は北中城のほかに、普天間(ふるさと)・中の町(南山)の計3店舗を経営されているようです。
ちなみに「中の町はどこだろう?」と調べてみたら、沖縄市でした。
山羊料理へチャレンジしてみました
それぞれ注文が決まったところで、オーダー。
待つこと、5分程度で次々と料理が運ばれてきました。
山羊汁
まずやってきたのは、みなみのひげが注文した「山羊汁」です。
山羊汁はオーダーの時に、
「油の量は普通で大丈夫ですか?」と確認が。
どうやら少なめ・ふつう・多めの3段階から油の量を選ぶことができるようです。
山羊汁はこれで2回目。
1回目に「まんぷく食堂」で食べた山羊汁の油の量が多かったので、今回、みなみのひげは「少なめ」でお願いしていました。
油少なめだけあり、スープ上にほとんど油が浮いていません!
味もとってもさっぱり!
油「ふつう」で頼んだ友だちの山羊汁と飲み比べさせてもらいましたが、確かに油少なめはあっさりした味わい。
そして油ふつうは、より山羊の旨味が感じられる味わいでした。
骨付きの山羊肉がたっぷり。
箸でほぐせるほど、柔らかく煮込まれているお肉。
「山羊は獣クサくて、油っぽいから生姜と塩の薬味が必須」なものかと思っていましたが、薬味の存在を忘れてしまうほど、食べやすい山羊汁でした。
山羊じゅうしい
次にやってきたのは、私が注文した山羊じゅうしい。「じゅうしい」は、沖縄料理で「炊き込みご飯」のようなメニュー。しかし、目の前にあるのはどう見てもスープ..。
「あれ?私、山羊汁頼んだっけ?」と思い、よくお皿の中をのぞいてみると、
スープの中から、ご飯と山羊肉を発見!
炊き込みご飯の“じゅうしい”をイメージしていたのですが、どうやら雑炊の“ぼろぼろじゅうしい”でした。
雑炊になっているじゅうしいも美味しい!山羊汁とはまた違って、味噌風味に仕上げてありました。
山羊の刺身
最後にやってきたのは、山羊の刺し身!
「ケモノ臭がしそうな山羊肉を、生で食べて大丈夫なの?」なんて最初はつまらない心配をしていたのです。
酢醤油につけ、刺し身にお好みで擦りショウガをつけていただくと・・・・・
うまーーーー!!!
コリコリとした食感がこれまたいい感じ!
山羊の刺し身ってこんなに美味しく、しかもあっさりした食べ物だったのですね。
山羊料理が初めての方でも食べやすい
というわけで、南山の山羊料理を食べてきました。
沖縄ではお祝い事になると山羊料理を食べるそう。山羊を食べることが、食文化として一般的なのです。
山羊の獣っぽい風味は、好きな人にはたまらないのですが、初心者にはけっこうあくが強いのも事実。
観光で山羊を食べてみたい方は、山羊料理の初心者でも、とても美味しく食べることができた「南山」の山羊料理からチャレンジしてみるといいかもしれませんね。