ひと味違う沖縄料理を食べたい方へ!山羊汁・あひる汁が食べられる「まんぷく食堂」
※記事の情報は執筆時点のものとなります(8年前の投稿)
「山羊汁食べたら、精がついて眠れなくなった」
以前友だちがそう言っていたので、ずっと気になっていた山羊汁。ついに、私たちも食べる時がやってきました…!
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創業1984年のまんぷく食堂
どうやら沖縄では山羊(ヤギ)をヒージャーと呼び、ヒージャー汁は沖縄料理の一つだそうです。
そのため、山羊料理専門店まであるほどなのだとか。
沖縄にはアグー豚が有名ですが、地元の方には山羊も人気だったのですね。
私たちは山羊汁を食べるために、南城市大里にある「まんぷく食堂」へ。
創業1984年、31年間も続く由緒あるお店です。
まんぷく食堂へ足を踏み入れてしまった以上、もう先へ進むしかありません。山羊汁・・・ドキドキ。
まんぷく食堂のメニュー
山羊汁を注文するのは決定していながらも、一応メニューに目を通してみます。
・山羊汁 1,200円
・あひる汁 1,000円
・馬汁 1,000円
・牛汁 1,000円
どうやら豚以外のお肉は一通り揃っているようです。
そして、気になるのが人気ナンバー1は、牛汁・・・。
「え?山羊が1位じゃないの?」と、先行きが不安になってきました。
まんぷく食堂は汁物だけでなく、おつまみになりそうな一品料理もあります。
まんぷく食堂を居酒屋として利用することもでき、宴会も承っているそうです。
山羊汁とあひる汁を注文
「せっかくだから珍しいものを」ということで、山羊汁とあひる汁を注文してみることにしました。
山羊汁
こちらが山羊汁。
ご飯・サラダがついてきます。
「これが山羊汁か〜」と、さっそく一口すすってみて驚き!
口にまとわりつくような濃厚な油・・・!!!
「これは凄まじいスープだ!!!」とみなみのひげが最初に絶叫していたのが納得です。
ひとまず汁はいったん置いておき、お肉へ。
匂いを嗅いでみると、「お、おう・・・ケモノ臭がスゴい・・・(笑)」
一口食べると、口の中にも広がるケモノ臭…。
私たちは比較的、ケモノっぽい匂いが平気な方なのですが、それでも感じるケモノ臭。
沖縄にはこんなにディープな沖縄料理が存在していたのか…。
おぼんの上をよくみてみると、ご飯と一緒にすりおろしショウガ・塩がついてきていました。恐らく、臭い消しとして使うようです。
なかなか食べ進められない私たちは、秘密兵器としてショウガと塩を活用。
みなみのひげは食べ慣れたのか、後半、お腹いっぱいになりながらも美味しい美味しいと食べ続け・・。
そして、見事・・・完食!!!
あひる汁
こちらはあひる汁。
山羊汁とは違い、大きな大根と人参が入っていて、まるでおでんのよう。
あひる汁は山羊汁とは違い、とてもあっさり!
お肉も鶏肉よりも脂身が少なく、とてもスッキリした味わいで食べやすいです。
山羊汁のようにすりおろしショウガがついていましたが、つけなくても臭みは気になりませんでした。
まんぷく食堂の店内
山羊汁とあひる汁を食べ終わったところで、まんぷく食堂の店内の様子を紹介します。
まんぷく食堂の店内は全部で82席。
カウンター席
テーブル席
座敷
3つの席のタイプがあります。
帰り際に知ったのですが、山羊刺しもあるようです。生となると、さらに臭みが強そう…
牛汁が人気な理由がわかった気がします
山羊汁を注文する前は、「沖縄料理の山羊汁じゃなくて牛汁が一番人気だなんて不思議〜」くらいに思っていました。でも注文してみたら、山羊のあまりのパンチが聞いた汁に、思わず納得です(笑)
臭みがある料理が苦手じゃない方は、ぜひチャレンジしてみてください!
スタミナがついて沖縄旅行の疲れがすっ飛ぶかもしれません〜!
(私たちは眠れなくなるといった効果はありませんでした笑)
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