沖縄の深刻な「待機児童」。市町村ごとの待機児童数は?
※記事の情報は執筆時点のものとなります(10年前の投稿)
待機児童は、東京だけの話かと思っていましたが、実は沖縄でも深刻な問題です。
子どもを連れて沖縄移住を考えている方や、移住後に沖縄で出産予定のかたは、一度調べてみることをおすすめします。
実際、わが家も待機児童になりました…
- スポンサーリンク
沖縄県の待機児童問題
待機児童数は、東京が1位、沖縄が2位です。
人口あたりで考えると、
なんと沖縄県が1位に!
それほど、沖縄では保育園に入園するのが激戦となっています
人口10万人あたり待機児童数が最も多いのは沖縄県で166.06人。
全国平均の8倍以上、2位の東京都の3倍弱と待機児童数が突出している。沖縄の待機児童が多い理由として、米軍占領により保育所の整備が遅れたこと、県民所得が低く、働く女性が多いことがあげられている。
どうやら沖縄では、収入が全他県と比較したときに低所得のため、「働く女性が多い=預ける方が多い」そうです。
わたしのまわりでも、専業主婦のかたはほとんどいません
さらに、沖縄県は出生率が全国1位。
こうした要因で待機児童が増えていると考えられます。
市町村別の待機児童数
2019年4月の4月速報値では、下記のような結果になりました。
主要エリアをピックアップしてみました
待機児童数 | |
---|---|
那覇市 | 250人 |
宜野湾市 | 71人 |
浦添市 | 85人 |
沖縄市 | 198人 |
うるま市 | 75人 |
豊見城 | 89人 |
南城市 | 145人 |
南風原町 | 208人 |
八重瀬町 | 92人 |
名護市 | 45人 |
都市部は深刻な待機児童数なのが伺えますね…。
反対に、沖縄本島で待機児童数ゼロの市町村は・・・
- 大宜味村
- 東村
- 本部町
- 今帰仁村
- 金武町
- 宜野座村
那覇から遠い、北部エリアは待機児童が少ない傾向にありますね
沖縄県には保育士の求人が多いです
今回紹介したように、沖縄では深刻な待機児童問題があります。
保育所が足りないだけでなく、保育士さんも足りていないのが現状です。
沖縄移住を考えている方は保育士の資格があると、沖縄県でも仕事に就きやすいです。
「保育士バンク」などの転職サポートを利用することで、より希望に近い職場を紹介していただけますよ。
市町村によっては県外から保育士さんを呼び込むため、転入・就職を決めた保育士さんへ渡航費・生活準備費補助を行なっているところもあります。
ぜひ、保育士免許があるかたは、検討されてみてくださいね。