古宇利島のコンテナハウス「SUNDOWNERS STUDIO」に行ってきました
※記事の情報は執筆時点のものとなります(9年前の投稿)
沖縄県北部の観光スポット、古宇利島。
車で行ける離島ということで、たくさんの人が訪れる人気の場所です。
古宇利島には、嵐のCMで有名になったハートロックもあり、”恋の島”とも呼ばれているのだとか。
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離島に佇む、コンテナハウス
そんな観光地として有名な古宇利島に、夫が将来建てたがっている「コンテナでできた家がある」と聞き、探してみたら「SUNDOWNERS STUDIO」を発見!
思い切って夫が連絡してみたところ、OKをいただけたので、お邪魔させてもらってきました。
突如現れる巨大な建物
古宇利島を車で走り進んでいくと、突如黒い建物が!
こちらが今回お邪魔するSUNDOWNERS STUDIOです。
近くでみればみるほど、迫力がある佇まい。
なんとコンテナハウスの4階建て!
長さがコンテナハウス2個分、奥行きに4個分が使われているので、えーっと、合計32個!?
どうやらコンテナ32個分でできあがった建物のようです。
普段は写真スタジオ
SUNDOWNERS STUDIOさんは、普段は写真スタジオとして貸し出しているそうです。
主に1Fは車庫や入り口、2〜3Fは写真スタジオ、4Fは居住スペースとなっています。
建物内には海外から輸入したような、オシャレな雑貨や家具がたくさん。
写真スタジオということで、ちょっと写真を撮らせてもらうと・・・・
確かにこれはいい写真が撮れる!恐るべし、写真スタジオ!
景色の向こうには伊江島タッチューまでみることができます。
天気がいい日はもっときれい
私たちが行った日があまり天気がよくなかったので、公式サイトから画像をお借りしてきました。
海外にいるような写真が撮れます。素敵ですね〜!
気になる費用と管理
気になってくるのは、コンテナハウスの費用と管理について。
作る費用は意外とかかる
「コンテナハウス=激安」なものなのかと思っていましたが、実際は木造と同じくらいの費用がかかるそうです。
ただコンテナを置くだけであればもっと安いそうですが、住宅利用ができるコンテナに、電気・水道・断熱・防音なんかをすると、結局は木造のお家と同じ額になるのだとか。
20フィート(だいたい3m×11m)のサイズのコンテナを1個住宅にし、電気と水道を通すと、300万円くらいするそうです。
工場は中国がほとんど
コンテナハウスは日本ではなく、中国のを購入した方が安いそうです。
中国ではコンテナを生産する大きな工場があって、そこから完成品を船で運んでくるのがお得らしい。
サビは仕方ない
4,5年使っていたらサビがでてくるものだそうです。
このSUNDOWNERS STUDIOは、海が目の前にあるので、余計錆びるとのこと。サビは仕方ないそうです。
住宅用コンテナは連結できる
建築基準法を満たした住宅用コンテナは、コンテナの端に柱のようなものが入っていて丈夫です。コンテナ同士も連結しやすいそうです。
ただのコンテナだと壁面に梁を入れたりと強化するのが大変らしいですが、住宅用コンテナはすでに強度が十分あるのだとか。20フィートコンテナを4つくらい連結すると、広めの平屋みたいになるそうです。
コンテナハウスの夢はまだまだ遠い!
2人とも想像していた以上にコンテナハウスはお金がかかることがわかり、ショックを受けて帰路に・・・。
ただその分、思っていた以上にコンテナハウスは素敵でした!
SUNDOWNERS STUDIOはそのうち飲食業を始めて、スペースを解放するようですので、またその時はお邪魔したいと思います!