【閉店】やんばるの果てに佇む、海辺のカフェ「カフェ水母(くらげ)」
※記事の情報は執筆時点のものとなります(8年前の投稿)
※カフェ水母は2020年10月16日に閉店しました。
沖縄本島の北端にある村、国頭村。
那覇空港から車で2時間半以上、やんばると呼ばれる亜熱帯の森が続く、自然の村です。
今回訪れたのは、そんな自然の森の先にあるカフェ。
国道58号線からだと、最北端の辺戸岬を海と緑との間にポツリと佇むようなお店です。
名前は「カフェ水母(くらげ)」。
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本の世界で出会うような素敵なカフェ
曇りの日は不思議な雰囲気
カフェ水母へは、友人グループと、奥やんばるの里に泊まったときのランチに行きました。
この日は曇りと小雨。
あまり良いお天気ではありませんでしたが、かえって不思議な空気感のカフェを楽しむことができました。
カフェはオーナーさんがセルフビルド
カフェ水母の建物は、オーナーさんがセルフビルドされたものだそう。
ところどころにアーティスティックな色彩をちりばめられた雰囲気がとても素敵です。
窓の向こうには、幻想的に広がる海。良いですね。
吹き抜ける、強い潮風。不思議と静かな、佇まい。
ここにいると、誰かが創った物語世界に、自分がお邪魔しているような、はたまた迷い込んできたような、そんな気持ちになります。
ナチュラルの言葉がとても似合う空間。
それでいて、創作の素敵さが伝わる、このなんともいえない感じ。
素晴らしいです。
しかし私たちは、そんな幻想的な雰囲気の中で、テナガエビを捕まえる作戦を必死に立てていました笑
(店員さんにもアドバイス頂き、ありがとうございました。)
はっはっは。
自然素材が美味しいランチ
さてランチです。
こちらがフードのメニュー。
ランチのフードメニューは3つ。「タコライス」と「ベジタコライス(お肉の部分を大豆で作ったタコライス)」、「スモークサンド」です。
タコライスセット(スープドリンク付き)
私が頼んだのは、タコライスセットです。
高さがあって、とても見栄えのいい盛り付け。
野菜がこれでもかと盛られていますが、大盛りではございませんよ。
タコライスには、こちらの自家製のバジルソースと、サルサソースをつけます。
バジルソース、個人的に気に入りました。美味しい。
サルサソースはトマトのフレッシュな感じが美味しいです。が、辛いです。唐辛子の辛さが後からきます。
お店の方も「辛いのが苦手なかたはお気をつけください」とおっしゃっていました。
ドリンクはホットコーヒー頼みました。マグカップの70年代レトロっぽい感じがいいです。
スモークサンドセット(スープドリンク付き)
こちらも美味しそう!お皿の具材を自分でサンドして食べます。
県産豚のスモーク。これをサンドするなんて、なんて良いチョイス。
こちらは前菜のスープ。タコライスの方も同じものが付きます。
ドリンクで、ジュースを選ぶと「黒糖シークワーサージュース」が来ます。色合いはオレンジっぽいですが、味はシークワーサー。爽やかな酸味と、黒糖のぽってりとした甘みが合ってますよ。
美味しいランチに舌鼓を打ちながら、素敵な空間でテナガエビを捕る作戦を話す私たちは、なんとも不思議なお客さんだったことでしょう。
お店の前の庭は畑
お庭は、お店の畑になっています。
お店で使われる食材も育てたりしているそうですよ。
例えば、バジルソースのバジルとか。
これは食べませんが、ハイビスカスも綺麗に植えられていました。
自然が満載の海辺で、なかなか良いランチが食べられました。