遠い遠いところまできました。最西端、与那国島の東崎展望台
※記事の情報は執筆時点のものとなります(7年前の投稿)
日本の最西端の島、与那国島にある、「東崎」に行ってきました。
展望台から見る海の景色や、東崎灯台の景色など、素晴らしい絶景が多く、有名な「与那国馬」にも会えます。
- スポンサーリンク
日本の最西端の島の最東端
与那国島は日本の最西端の島ですが、そこの最東端も有名なスポットです。
遠いところまで来たなぁ、という風景
東崎は切り立った崖の上にあり、四方に見晴らしが良い素晴らしいスポットです。
灯台と広がる草原、その向こうには南洋らしい海と空。とても広々としていて爽やかな景色。とても気持ちが良いです。
本州よりも台湾の方が近いということもあり、「ずいぶん遠くまで来たなぁ」と思わず独りごちてしまうような、そんなところです。
展望台からは晴れていると西表島が見える
東崎には展望台があります(灯台は通常、一般の人は入れません)。
展望台からは大きな大きな水平線が。
よく晴れていて、空気が澄んでいる時は、西表島の島影も見えてしまうそうですよ。
私たちが行った時は、照り返しで見えませんでした笑
しかし、これはこれで非常にきれいな景観でした。
ダイナミックな景色!海から展望台を見上げましょう
東崎の上からの景色もきれいですが、下の海にも降りてみましょう。
(坂が急なので、降りる時は注意してください。)
海側からダイナミックな崖とその上にある灯台が見られます。
海側も芝生が広がっていて気持ちがいいです。
海もとてもきれい。沖縄本島よりもさらに透明度が増した海の色です。感動的ですらあります。
S.U.Pやサーフィンをしている人もいました。
島の輪郭を見つめる場所でもある
東崎は海や灯台が絶景のポイントですが、内陸側にも景観が良いです。
島の輪郭や集落の姿を見渡すのにも、とても良いですね。
与那国島は土地が隆起しているため、崖のように切り立った景観は非常に迫力があり魅力的です。
与那国馬が放牧されています
東崎は牧場が併設されていて、与那国島在来種と言われる「与那国馬」が放牧されています。
日本の在来馬の中で最も小さく、性格もとっても温厚な彼らは、与那国島の非常に厳しい環境下で、400年以上も人々とともに島で生きてきた貴重な動物です。
間近で見れるし、触れます
この放牧された与那国馬。普通に道を歩いています。
驚かさないよう、そっと近づけば、間近で見ることもできますし、むしろ触れるそうです。とても温厚な性格をしているためです。
ちなみに、東崎の牧場内の道は、人間よりも与那国馬が優先です。
道路に普通に歩いていたら待ってあげます。
蹴られると危ないので注意
温厚とはいえ、いきなり人が近づいてくるのは与那国馬にとってもちょっと不安。
馬の後ろに立つと、蹴られてしまうこともあるようです。
小型とはいえ馬の脚力は凄まじいです。蹴られると体ごと飛んでしまうくらい。
怪我をする可能性も高いので、不用意に馬の後ろに立たないようにお気をつけください。
与那国島らしさを感じる絶景
ポスターやポストカードで、与那国馬が海をバックに写っている写真を見たことがありますが、まさにそんな感じの場所でした。
与那国島にも色々と魅力的なスポットがありますが、東崎はその中でも与那国らしさを感じられる良いスポットですね。
朝日が見られるスポットでもあるので、早朝に行くのもオススメですよ。
ぜひ、行ってみてくださいね。