こだわりの食事付きが嬉しい。与那国島の民宿「阿檀」に泊まってきました
※記事の情報は執筆時点のものとなります(7年前の投稿)
日本最西端の島、与那国島に滞在していた間、お世話になった宿「阿檀(あだん)」をご紹介します。
与那国島の宿は、高齢化が進んでいるそうですが、阿檀は40〜50代のご夫婦が経営しており、とても活気のある宿です。
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与那国島のアットホームな民宿「阿檀」
こちらが、阿檀の入り口です。
「阿檀 別館」と書かれていましたが、本館が見当たらなかったので、また離れたところにあったのかな・・? 真相は不明です。
阿檀は与那国空港まで車で5分。
集落の中にあるので、売店も徒歩圏内にあり、アクセスが比較的良い場所です。
(空港・港までの送迎は無料で行ってくれるそうです!)
部屋の様子
今回わたしたちが宿泊した部屋は、1階のツインルーム。
建物は2階建てになっており、全部で13室。シングル・ツイン・トリプルの3タイプあります。
タオル・歯ブラシ・髭剃りのアメニティ付き。
タオルを毎日交換してくれるので、いつも清潔なのが嬉しいですね。
枕元にはコンセントが3箇所。
旅行中は携帯・カメラ・パソコンと充電するものが多いので、枕元のコンセントは地味に助かります。
ちなみに館内は無線LANが飛んでいますが、速度は・・・・。離島なので仕方ないです。
そして、枕元にもう1つ、虫除けなるものが。
私たちが訪れたのは11月だったためか、虫は見当たらず、使用する機会はありませんでした。よかった。
長期滞在しても問題なさそうな冷蔵庫と、テレビもあります。
その横には荷物置きスペースと、洗濯物干し。
エアコンもついているので、夏場でも快適です。
波照間島の宿ではエアコンが有料でしたが、与那国島では特にお金は発生しませんでした。
シャワー・トイレは共用
阿檀は、トイレとシャワーが共用になります。
トイレは1階に、男女それぞれ2つずつ。(もしかしたら2階にもあるかもしれません)
夜中にトイレへ行く際は、廊下の電気が消えており、少し勇気がいりました。
それと正直、きれいなトイレではありません。
ただこれは島の民宿に結構言えるようで、キレイなところに宿泊したい場合は、島唯一のホテル「アイランドホテル与那国」に宿泊するのが確実かもしれません。
シャワーは3室あり、空いていたら自由に使うことができます。
脱衣スペースにも鍵をかけられるので、女性でも安心して使用できます。
シャワースペースは広さがまちまちなようで、こちらが一番広いスペースでした。
シャワー室にも洗面台がついていますが、それ以外にも洗面スペースがあります。
洗濯機も置いてあるので、自由に洗剤と合わせて使用することができるようです。
干すスペースもすぐ横に設けられているので、海へ潜ったウェットスーツなんかを干している方々も結構いらっしゃいました。
阿檀の最大の魅力は、豪華な食事!
と、ここまで施設・設備を中心に説明してきましたが、阿檀の魅力はそこではありません。
何度も与那国島に訪れている方が、阿檀に必ず泊まるようにしているのは、「オーナーの人柄と食事」と仰っていました。それは期待、大!
ある日の夕食
こちらが1日目の夕飯。
島内の民宿では「素泊まりが当たり前」というところもある中、阿檀では夕飯にも対応してくれています。
しかも作り置きではなく、夕飯の時間内に行けばいつでもアツアツの出来立てを出してくれるホスタピリティの高さ!
赤魚のマース煮。
アサリと魚のうまみがスープにしみ出ていて、おいしい!
ツムブリの刺身まで。
ほかにも長命草のそば、もずくなど、沖縄や与那国島らしい食材を味わえて満足度が高かったです。
まさか最西端の民宿で、こんなに夕飯が出てくるとは思ってもいませんでした。
ある日の朝食1
次の日の朝食は、ハンバーグとトーストでした。
しっかり朝ごはんも食べられるのがいいですね。
2日目の夕食は飲み会だったため、阿檀では食事せず。
ある日の朝食2
3日目の朝食はサケ定食でした。
昨日は洋食で、今日は和食。
しっかり連泊の方のことを考え、メニューを変えているのですね。
夜は宿泊者とオーナーさんと宴会
もう1つ、阿檀の特徴は「泡盛飲み放題」があることです。
+700円で島酒3種(どなん・舞富名・与那国)が飲み放題に!
我が家も参加させてもらい、宿泊者同士で盛り上がり、一緒に飲み明かすことになりました!
こういう出会いも民宿ならではですよね。
もちろん強制参加ではなく、お酒が苦手な方、旅行で疲れている方などは部屋でゆっくり休むことができますので、ご安心ください。
この日の夜は本当に楽しく、一緒に飲んだ宿泊者の方々と次の日に観光までご一緒させてもらっちゃいました!
旅行先での出会いって、やっぱりいいものです。
阿檀はこんな方におすすめです
- 食事付きの民宿をお探しのかた
- 宿泊者同士で交流もしたいかた
- 長期滞在をお考えのかた
というわけで、与那国島でお世話になった民宿「阿檀」でした。