八重山そば選手権でグランプリ!牛汁そばが食べられる「新垣食堂」
※記事の情報は執筆時点のものとなります(8年前の投稿)
石垣島の最北端「平久保崎」へ車を走らせている途中に、新垣食堂へ昼食を食べに立ち寄ってみました。
新垣食堂は、八重山そば選手権オリジナル汁そば部門のグランプリ店。
グランプリを受賞したのは、「牛汁そば」という私たちにはあまり馴染みがないメニューです。牛汁そばがどんなものなのか、とても気になったので、行ってみることにしました。
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地元の方も通う名店「新垣食堂」
新垣食堂は石垣市内から車で約40分。市内から離れたところにありますが、地元の方も訪れる隠れた名店なのだとか。
新垣食堂は、平久保崎へ向かう途中に通る、サビチ鍾乳洞の手前にあります。
一瞬、「え、シャッターが閉まっている!?ひょっとして、休業日?」と焦りましたが、よく見ると、“営業中”の文字。ホッ
のれんをくぐり、店内へ。
新垣食堂の店内
店内は、テーブルが6つ。合計24名程度が座れる、サイズ感です。
テーブル席が4つと座敷席が2つあります。座敷は、田舎のおばあちゃん家といった雰囲気の店内でした。
メニューは牛を使ったメニューのみ
※2016年5月現在のメニュー・価格です
新垣食堂のメニューは、牛そば・牛汁・ビーフカレーの3種類のみ。すべてのメニューに、牛肉を使っています。
牛そばとビーフカレーは、お腹の空き具合に合わせてサイズを選べるようになっています。
ちなみに、カレー(小)は一人前。おそらく(大)は、結構な大盛りと思われます。
牛そばに初挑戦
私は、牛そば(中)を注文してみました。
こちらが、牛そば。
普通の沖縄そばのように、お肉だけがのっているようなものをイメージしていましたが、大根・ニンジン・昆布まで入っています。
さらに、ごぼうまで。とても具沢山です。
牛肉は柔らかくほろほろ。たっぷり入っています。
これだけの具沢山にできるのも、新垣食堂が牧場の直営店だからなのかもしれません。
「新垣牧場」で育てた牛をそのままふんだんに使っているようです。
麺は、少し太めのストレート麺。
「八重山そばは柔らかい」と聞いたことがありますが、確かにコシがないように柔らかく仕上げていそうな麺でした。
牛そばで一番驚いたのが、油っぽくもないし、クサミもないこと。
味を例えるならば、牛スジ煮込みのような味わいで、とてもおいしいです。
家庭的なカレーライス
みなみのひげは、ビーフカレー(小)に。
カレーの中に、ゴロッと牛肉いり。
牛そばのお肉よりもさらに柔らかいお肉でした。
カレーはとても家庭的で、どこか懐かしい味。
隠し味(?)に乳製品を使っているようです(アレルギーの方は、お気をつけください)。
牛肉が美味しいお店だけあって、ビーフカレーも絶品!
牛そば、おいしい!
沖縄そばといえば、ソーキ・三枚肉と豚肉が中心ですが、牛そばもおいしいですねー!
新垣食堂から勉強させていただきました。
私も含め、観光客の方には、「牛そば」はまだあまり知られていませんが、これからもっとメジャーになっていく沖縄料理かもしれませんね。