地元の人に聞いた結婚式の様子【沖縄と本土の違い】
※記事の情報は執筆時点のものとなります(9年前の投稿)
沖縄の結婚式は本土とはちょっと違う、というのはご存知ですか?
沖縄に移住してからちょこちょこそんな話は聞きますが、実際に沖縄の結婚式に参加したことはなく・・・。
そこで、地元の方に“沖縄の結婚式”について聞いてみました!
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沖縄と本土の結婚式で違うこと
1、招待客の人数が300人はザラ
沖縄の結婚式は、300名くらいを招待するそうです。本土では60〜80名が一般的と思うと、かなり大規模な結婚式!
本土で300人も招待していたら、「芸能人かっ」とつっこまれそうな人数ですが、沖縄ではどうやらこれが普通らしいです。
近所のおじちゃん・おばちゃんも参加してくれるそうです。
ただあまりに多すぎて新郎・新婦も「誰だろ?」となるような人もいるので、最近はもう少し人数を減らして開催することもあるのだとか。
2、ご祝儀は一律1万円
結婚式のご祝儀といえば、3万円が一般的。
沖縄のご祝儀は1万円が相場だそうです(上司でも一律1万円)。
3、開宴前からお酒が飲める
本土では乾杯と一緒にお酒もスタートしますが、沖縄では開宴前からお酒が飲めるそうです。
それから友人の結婚式に参加するときは、ヘマしてはいけないと思ってお酒をセーブしがちですが、沖縄の地元の方いわく「結婚式は飲むぞー!」って気合いを入れて行くと言ってました!笑
3、料理は取り分けるスタイル
本土の結婚式では、コース料理が一般的。スタッフの方が個別に料理を運んできます。
沖縄では、中華料理のような回転テーブルに料理が置かれ、みんなで取り分けるスタイルだそうです。
4、余興がすごい
本土の余興は、新郎新婦合わせて1つ、もしくは新郎・新婦側で一つずつが一般的。
沖縄では、披露宴のほとんどが余興らしいです。
余興は気合いが入っていて、練習もしっかり行われるのだとか。
地元の方いわく、「新郎新婦のことはほとんどみず、余興をみている」そうです(笑)
5、披露宴会場に大きなステージ
余興に力が入っている沖縄の結婚式。そのため、ステージがある披露宴会場が多いです。
招待客も多いので、ステージで余興が行われればみんなみることができ、いいですよね。
6、結婚式は土曜の夜が人気
本土の結婚式といえば、次の日が休みで明るい時間帯(お昼頃)の土曜日が人気です。
沖縄の場合は、同じ土曜日でも、時間帯は夜開催が人気らしいです。そのため、土曜の夜は料金も高めに設定されているそうです。
土曜日に仕事の方も多く、「土曜日の夜であれば、仕事の人も参加できるから」と言っていました。
7、二次会の開始時間が遅い
夜に開催される結婚式が人気なため、二次会の開始が22時なんてこともあるのだとか!
本土では終電があるので、そんな時間の開催は珍しいですよね。
8、二次会の終盤に新郎・新婦が登場
さらに驚いたのが、二次会は新郎新婦がいないまま始まるそうです。
新郎新婦は親戚の挨拶まわりをしてから二次会に来るので、終盤に登場することもあるのだとか!
関東出身の私からすると、主役がいなくても会が成り立つことがすごい!と驚きでした。
県が変われば、文化も変わる
本土といっても私は埼玉県出身なので、地域によってもまた印象が違うかもしれないですね。
たとえば、名古屋の結婚式では引き出物袋をぱんぱんにして持たせる、という話を聞いたことがあります。
県が変われば、文化も変わってくる。
結婚式といってもこんなにも違うので、面白いですね!
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