沖縄で生活して3年。待望の第一子が生まれる
※記事の情報は執筆時点のものとなります(7年前の投稿)
2014年に沖縄へ移住し、夫婦でサイト運営をメインに自営業として生活をはじめて3年が経ち、4年目の秋。
私たち夫婦に新しい家族が増えました。
沖縄ベイビーの誕生です。
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沖縄で子どもが生まれた
小学生の頃から、
沖縄で暮らそう!
そう思い描いていた私ですが、さすがに自分の子どもが沖縄で生まれるところまでは想像していませんでした。
感慨深いこと、この上なし。
話を戻せば2017年の2月頃。
妻ピノ子から
あれ私、妊娠してるかも!?
と報告をうけ、病院で検査を受けたところ、めでたいことに本当に妊娠していることが判明!
沖縄で細々と暮らしていた私たちですが、「結婚したからには子どもをもちたいね」、と考えていました。
私の方の実家は子どもが出来たら初孫。
妻の実家も孫ウェルカム。
さらに妻ピノ子は姉の甥っ子を見て、結婚当初から、子どもを欲してやまない感じ。
だから、これは非常に嬉しいできごとでした。
沖縄で出産することについてアレコレ話し合った
とはいえ、新しい命が生まれる話。
ただただ手放しで喜ぶわけにはいきません。無事、出産して子どもを育てられるように、親の役目が、新しく私たちに生まれました。
親の役目、だってさ
なんとも感慨深いねぇ
おほほ
うひひ
ソワソワしながら、手始めに出産のアレコレ。
沖縄で出産するのって、どんな感じなんだろ?と色々話し合いました。
どこの病院がいいの?
私たちが住んでいるのは開発が進む沖縄本島。
さすがに病院が足りないなんてことはありませんが「どこの病院が良いの?」とかはサッパリ。
結果的に、大まかにこの3点を重視して病院を選びました。
- 自宅から近い病院
- 環境設備が自分たちのニーズに合っている病院
- 出産一時金(42万円)で費用をまかなえる病院

退院時の時に担当してくださった実習生さんと記念撮影
詳しい病院選びの方法は、こちらの記事に妻がていねいにまとめて書いてくれています。ご興味あるかたは読んでみてください。
沖縄で産む?里帰りで産む?
「里帰り出産」するか、しないか。
沖縄に親族がいない人々にとっては、里帰りはひとつの大事な選択肢です。
やっぱり、妊娠中でいろいろ支えてくれる家族が近くにいるのはありがたいし、無事に赤ちゃんが生まれたら、親がすぐに顔を見られて喜べるし。
わが家は、サイト運営者なので、まぁどこでも仕事ができると言えばできる。
出産だけでも関東の実家に帰省するのはアリだろうな、と思いました。
沖縄で産むか、里帰りか、どうする?
安心なのは里帰り出産じゃないかな
そうよねー
あ、でも里帰り出産の場合、立ち会ったらオレだけ沖縄に戻るよ
え、そうなの?
だって沖縄にいたいし..
なんだそれ!
オカヤドカリ追いかけていたいし..
しょうもな!!
じゃあ沖縄で産もうかな。私も夫婦で子育てしたいし、場所はこだわりないから
とまぁ、しょうもない感じで決定。
ふざけたチャレンジングな夫婦なんですよ、我々は。
まじめなことをいうと、「里帰り=必ずラクチン」なことはなく、実家の住環境や雰囲気、家族人数によっては、かえって落ち着かないなんていう話もあるそうです。
わが家の場合、沖縄から長期で里帰りすると、このサイトの更新が止まります。反対に沖縄で産めば、いろいろ役立つ情報も発信できます。
私も在宅しているので妻が一人の時間もほぼないし、話し合った結果、沖縄で出産、いいじゃないとなった訳です。
仕事(家計)への影響は?
わが家は自営業で、夫婦でサイト運営をしていますので、それが動かなくなると家計が崩壊します。
ここでいうと、妻が出産によってどれくらいサイト運営から離れるのか、それがサイト運営上、どれくらい影響になるのか。そしてそれが家計にどれくらい影響を..。生きていけるのか、生活やばいのか。
ある程度、自分たちで試算しながら、予想を立てました。
..うん、まぁもともと細々生きてる身だからな。
ピノ子さん、産休モードでもいけるでしょう
え、私、妊娠しててもやるよ?
むしろ、子育てブログ新しく始めたいんだけど?
え?へ?
あはい
そんな具合で、新しくブログが増え、生まれくるわが子に「まめ太郎」と勝手にペンネームもつけました。
関連妊娠してるかも説が浮上。妊娠検査薬はどこに売っているの?|くらのら|こどもと暮らす
※子育てブログは2023年に暮らしブログ「くらのら」に統合しました〜!
結果的に見ると妊娠初期やつわりの時期など、外出が苦しいときはあまり外には出ず、それ以外の妊娠後期はけっこう普通に外に出ていたりしました。出産予定日前に、ヤギ汁食べたりなんかしてね。
サイトの記事執筆もデスクワークなので、ムリない範囲でやっても、わりかし動けたようです。良かった、良かった。
「子宮口が開いてない」から一転、すごい安産だった
そんなこんなで、あっという間に時は来て、出産予定日。
なんと予定日ピッタリの朝、破水が起こりました。親に似ず、律儀な子どもだよ、わが子は。

病院前で記念撮影
初めての出産に、私も妻もアタフタしながら病院へ。
医師さんに「破水はしていますが、子宮口が開いてないです。まだすぐには生まれません。服薬で様子を見ましょう。明日まで生まれなかったら、また別の方法で」と言われ、長時間の出産を覚悟。
痛みに耐える妻を見て、体力がもつか不安に思っていました。
しかし、妻のバイタリティはすごい(多分)。
とぅぉりゃーーー!!!
明日どころか、その日の夕方に生まれました。
元気な男の子です。
子どもが産まれるまでの感動ストーリーは、妻がこちらに書きましたのでここでは割愛。
関連【出産体験談①】出産予定日、おしるしと破水で入院に。でも子宮口が1cmしか開かずピンチ!|くらのら|こどもと暮らす
本当に無事、生まれて良かった!

息子のまめ太郎(ペンネーム)が生まれる
出産前に、漫画「コウノドリ」を読んで予習していた私たち。
赤ちゃんが普通に生まれてきてくれることが、如何にありがたく、大変なことであるのかを知り、同時に常々の心配でもありました。
だから「おぎゃあああ」という声が聞こえてきたときは、本当に胸が熱くなり、非常に嬉しかったのを覚えています。
妻にもわが子にも「よく頑張った、ありがとう」と伝えました。
沖縄では赤ちゃんに声をかけてくれる
ぷっくり膨れて、本当にかわいらしい息子。両親ともに溺愛しております。
ウチナーンチュな息子である!
そうです、沖縄で生まれたまめ太郎は、沖縄が地元。つまりウチナーンチュなのです。
きっとそのうち、私たちにウチナーグチや、パーランクーの叩き方なんかを教えてくれることでしょう。
いやはや、本当に感慨深い
何回言ってるんだろ
感慨深いのです。
子育て環境としての沖縄はどうか。
それは、これから実際に体験していくこととなりますが、目下、沖縄は子どもが多いからかみんな赤ちゃんに優しいです。
街中でわが子といると「何ヶ月ね?」とか、「わぁかわいい」とか、「うちも今、チビが生まれて」とか、すごい気さくに話しかけてもらえます。
都市部では、電車の中で気まずいとか舌打ちされたとか、そんな話もきく現代にして、沖縄では「子どもは宝」なムードがたっぷりと感じられて嬉しいです。
在宅ワークと並行して子育てが始まり、あれやこれやと日々は大変になりました。
一方で、新しい家族が加わった希望もまた大きいものです。
これからの沖縄暮らしで何が起こるか、予想できない部分も含めて、楽しみが増えたできごとでした。