しりとりの「ん」にやたら強い沖縄県民
みなさん、「しりとり」、やったことありますよね?
「ん」がついたら終わりの言葉遊びです
これをこないだ小学生の長男くんとやったら、衝撃の展開がありまして……
しりとり!
りんご!
ごりら!
ライオ”ン”!……あ、しまった!!
ニアミスにより速攻で負けてしまった私。
くそーいきなり負けたー
といった瞬間、長男くんがニヤニヤしながら「まだいけるよ!」というのです。
「ンジャナ」っていえばつづくんだよ!
んじゃな?
なにそれ??
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沖縄の方言をつかうと、しりとりが「ん」で終わらない現象が起こるらしい
いきなり出てきた謎の言葉、「ンジャナ」。
バイバイとか、そういう意味(そんじゃーね的な)かと思ったらちがいました。
- ンジャナ
- 「ニガナ」を沖縄方言でいったときの言い方
なんと!
衝撃!
なんと沖縄の方言でした。
長男くんが通う小学校で友達としりとりすると、おそらくこの技がでてくるんでしょうね。
仕入れてきたんですね。
では……僭越ながら……。
ンジャナ!!
なっとう!
……。
という感じでしりとりは無事に続きましたとさ。
「ん」で始まるうちなーぐちがかなりあるらしい
あとあと調べてみたところ、どうやら沖縄県民のうちなーぐち(方言)は、しりとりでは相当チートらしい。
これ、けっこう有名な話なんですね。
沖縄生活10年にして初めて知ったぜ……!
いわれてみれば、たしかに私がなんとなく知っている言葉でも「ん」から始まる言葉が数個あった……。
「ん」がつく沖縄方言(うちなーぐち)の言葉 例
- んす(味噌)
- ンブシー(味噌煮)
- ンム(芋)
- んみゃーち(ようこそ)(宮古方言でハイサイ的なやつ)
- ンジャナ(ニガナ)(NEW!)
「アンダンスー(油味噌)」は「アンダ」が油で、「ンス」が味噌なんですよね。
田芋(沖縄で栽培される田んぼで育つ芋)も方言だと「ターンム」。田の(ター)「ンム(芋)」って言ってるわけです。
他にもあるかな?
と、ちょっとネットで調べてみると、なんとなんと!
「ん」がつくワード、92個みつけてるページも……!!
こちらのウチナーグチ辞書にも「ん」から始まる文字がありましたよ↓↓↓
みんな大好きDEEokinawa(でぃーおきなわ)さんでも「ん」のつく地名の話がされていました↓↓↓
いやぁ、沖縄県民、しりとりで負ける気がしねぇっすね。
だがそもそも、しりとりのルールは……
大人のつまんない話を言っちまいますが、まぁ冷静に考えるとしりとりって、「ん」がついたら”負け”のゲームなので……。
まぁ、そういうことよ
いいんだよ!
つづくんだもん!
長男くんはぷりぷりしていましたが、負けたのは私なので、ぷりぷりしなくてもいいような気もする。
とにかく、うちなーぐちには「ん」から始まる言葉がいっぱいあるってことです!
沖縄へ興味のあるかた、しりとりにも便利ですので、うちなーぐち、覚えてみるのもいいかもしれませんよ〜♪
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