沖縄の神様が眠る「アマミチューの墓」
※記事の情報は執筆時点のものとなります(8年前の投稿)
413はまひが ホテル&カフェに家族で宿泊した際に、スタッフのかたから「アマミチュー」と「シルミチュー」という、パワースポットを教えてもらいました。
今回は、沖縄の神がまつられている「アマミチュー」を紹介します。
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浜比嘉島全体がパワースポット
アマミチューのある浜比嘉島は、“島全体がパワースポット”といわれるような島です。
なぜなら、浜比嘉島は、琉球(昔の沖縄の呼び名)をつくった神様が住んでいた場所とされているからです。
沖縄の神がまつられている「アマミチュー」
沖縄の神様は、女の神様を「アマミキヨ」、男の神様を「シネリキヨ」と呼びます。
浜比嘉島ではそれぞれをアマミチュー、シルミチューと呼び、敬ってきたそうです。
そして、2人がまつられていると伝えられているお墓が「アマミチュー」なのです。
毎年、旧暦の1月1日には比嘉の祝女(ノロ)が中心となり、豊穣・無病息災・子孫繁昌を祈願している、沖縄でも有名なパワースポットの一つです。
※比嘉の祝女→調べてみたところ、祝女(ノロ)は女性の司祭のことのようです。比嘉地区の祝女(ノロ)ってことですね。
「アマミチュー」の様子
アマミチューまでは、浜比嘉大橋を渡り、突き当たりを左折してしばらく車を走らせた海沿いにあります。
車は近くの駐車場(広場のようなところ)に停めて、歩いて向かいます。
コンクリートの道を渡って、左方向に進んでいくと石碑があります。
この石碑の先にアマミチューはあります。
小さな階段を登ると洞穴に守られるようにしてあるお墓が「アマミチュー」です。
ここに沖縄の神様「アマミキヨ」と「シネリキヨ」がまつられていると伝えられています。
アマミチューからは浜比嘉大橋の全景をみることができます。
私たちが訪れたときはほとんど波がなく、とても穏やかな海。
アマミチューの神秘さがより際立っていました。
なんとも不思議な形をしたきのこ岩(ノッチ)。
長い年月をかけ、波や生物によって浸食されて削られたそうです。
ノッチは見る角度によって、形が変わります。
雲の形も相まって、なんだかパワーを感じてきました。
アマミチューのある岩の小島には、ほかにもこんな岩が!
遠くからみると、穴の部分がすこーしだけ逆さのハートに見えました。
アマミチューの反対側にも少し歩いてみましたが、岩の小島だけあり、迫力のある岩に囲まれています。
シルミチューと合わせてパワースポット巡り
「アマミチュー」から「シルミチュー」までは車で約10分ほどの距離です。
同じ浜比嘉島内にありますので、合わせて参拝に訪れるといいかもしれません。