琉球の神が降り立った伝説の地「カベール岬」
※記事の情報は執筆時点のものとなります(8年前の投稿)
友人と久高島へ行き、琉球信仰にまつわる観光スポットを巡りました。
「カベール岬」は、琉球信仰にまつわるスポットの中でも有名な場所。
琉球神話の中で、そもそも「琉球」を創った神様「アマミキヨ」が降り立った場所とされているからです。
あいにくの雨でかえって神秘性が増したくらい、神聖な雰囲気のある場所でした。
久高島の最北端ということもあり、自転車を借りるとまずここを目指すという観光客の方も多いようです。
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カベール岬へ
港のある久高島南部から、カベール岬までは、約3.5km。歩くにはちょっと距離があるのでレンタル自転車を一直線にこいでいきます。
カベール岬の近くにくると、東南アジアのような亜熱帯の植物群とサンゴ砂の白い道が。
この道を抜けると、眼前に海が開けます。
天気が悪いからか波が強いです。
その割に不思議と静か。なんだか神聖さ(凄み?)が増します…。
貴重な植物群が自生する場所でもある
カベール岬の入り口付近に看板が立っています。
亜熱帯性の貴重な植物群が自生しているようです。
岬を散策していると、確かにちょっと変わった雰囲気の植物たちが。
これを観察するだけでも面白いです。
冬のカベール岬は「超」神秘的
友人がまるで波をひきつけているかのような写真が撮れました。
波が岩場に打ち付けるため、断崖が内側にえぐれてるんですね。はたから見ると思ったよりも波が近くまで迫っています。
それにしてもすごいうねり。
こんな波なのに静かな岬って……。本当に神様が降り立ったにふさわしい「超」神秘的な場所だと感じます。
カベール岬は、夏場も絶景だそうです
冬場はこんな感じですが、夏場はエメラルドブルーが広がり、沖縄らしい絶景が見られるようです。
それも見てみたいですね。
ちなみに、カベール岬の周辺は施設がまったくありません。トイレはもちろん日陰も、水分補給できる場所もないので、行く前に全て済ませてから向かいましょう。
夏場は熱中症にお気をつけください。