子どもが楽しめる、生き物の楽園「ネオパークオキナワ」
※記事の情報は執筆時点のものとなります(9年前の投稿)
生きもの大好きな私にとっての天国、ネオパークにこないだ友人夫婦と4人で行ってきました!生きものがダメな奥さんは戦慄していましたが、他3人は大満足!
そんなわけで、今回は生きものが好きなかた向けのスポットをご紹介です。
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アマゾン・アフリカ・オセアニアの生きものが放し飼い
沖縄の亜熱帯の温かさを生かして、世界各国の珍しい生きものを飼育しているテーマパークです。
アマゾン・アフリカ・オセアニアなどの生きものが園内に放し飼いになっているのですが、なんと室温などの調整を一切していません(普通、動物園は動物の生息している場所の温度・湿度を再現するため、室内で空調をガンガンやります)。
さすが沖縄、アマゾンの生きものを空調なしで飼育できるとは、かっこよすぎるぜ。
園内の雰囲気は、ほどよく力の抜けた公園施設感と、やたら気合のはいった生きもの選びが合わさって独特の感じです。
受付で入園料を払ってチケットを買います。大人660円という手頃な価格設定。
※価格は2015年当時の情報です。
ちなみに私の今回の狙いは「ゾウガメ」を見ることです。
鳥に囲まれながらブラブラ散歩する
ネオパークオキナワの楽しみ方は鳥に囲まれながらブラブラ散歩するこれにつきます。
入園時、受付で鳥の餌を買っておきましょう。これを放し飼いの鳥たちに与えながら散歩をします。
入り口付近、鳥の餌やり第一スポット
こんな風景。鳥だらけです。これでもかというくらい鳥だらけですし、鳥は完全に放し飼いです。人間は餌をくれると覚えているので、餌袋を見つけるや否やワサワサと近づいてきます。
餌ください。
餌ください。
餌ください。
この時点で奥さんが鳥に戦慄。私、鳥に囲まれ幸せ。これが個体差というやつです。
おばあはこんななかでも平和に休憩中。自分の体ほどもある鳥が横を歩いていきます。鳥の餌はこのあとも使いどころがあるので、全部与えず、使うのは3分の1くらいにしておきましょう。
餌をあげながら散歩をしていきます。しばらく歩くとアマゾンの魚コーナーへ。
ピラルクーとピラニアをぼーっと見る
アマゾンの魚コーナーには世界最大の淡水魚「ピラルクー」と、獰猛な魚の代名詞「ピラニア」が泳いでいます。でかいです。
ピラルクーは世界最大だけあって1m超のサイズが何匹もいます。
ピラニアも50〜80cmはある。ピラニアってこんなデカイのか、これに食われたらひとたまりもないな。なんて思いながらぼーっとします。
とりあえず写真とか撮りましょう。お魚コーナーはこちらで終わり。
フラミンゴとか赤い鳥とか 餌やり第二スポット
お魚のコーナーを抜けると、ふたたび鳥がいます。ネオパークオキナワの6割5分は鳥だと思っておくと納得感があります。この赤い鳥はショウジョウトキ。赤いです。
こちらには、アマゾンの鳥たちと、フラミンゴさんがいらっしゃいます。フラミンゴは触れるほど近くにはいませんが、指を突かれたら笑えなそうな「七面鳥」は近くに放し飼いされていますので、手から餌をやってみましょう。一種のチキンレースです(ちなみに、突かれたらちょっと痛かったけど大丈夫でした)。
赤い顔のアヒルみたいな鳥(名前を忘れた)は、ヨチヨチ歩きで可愛らしいので奥さんでも餌を与えられました。
ダチョウに餌をあげる恐怖体験 餌やり第三スポット
触れ合いスポットの横にダチョウがいます。さすがに放し飼いではありませんが、ケージ越しに餌をあげることができます。
このダチョウ。とんでもなくデカイです。くちばしで餌をついばむ迫力もハンパないです。指の一個や二個もっていかれるんじゃないかってくらいの大きさ。さすがに手であげるのはやめました。
ダチョウに餌をあげる台がありそこに餌をまきます。
愛くるしい大きな目で餌を見つめると..。
ドスッ!ドスッドスッ!
餌をついばむ音が重厚。
怖い。
ワラビーとクジャクとエミュー 餌やり第四スポット
ダチョウのさきにはオセアニアゾーン。
部屋とYシャツと私くらいのセット感で、ワラビーとクジャクとエミューが見られます。
オーストラリアに住む小さなカンガルー「ワラビー」。かわいい。
インドに住む「クジャク」。メス。きれいです。
しかしオスはもっときれい!残念ながら尾は広げてくれませんでした。
アフリカの草原を走るダチョウみたいな巨鳥「エミュー」。
ダチョウをみた後なので多少の耐性はできていますがやはりデカイ。蹴られたら骨の一本や二本いってしまうんじゃないか..。こんな鳥が日常にいなくてよかった。
こんな感じで園内一周が完了します。ね?生き物の天国でしょ?
国際種保存研究センターにはさらに希少な生き物が
今回は行かなかったのですが、国際種保存研究センターという施設もあり、そちらでオオハシやナマケモノなどさらに希少な生き物をみられるそうです。
なんと、タイミングが良ければ、世界最大の淡水魚ピラルクーへの餌やりもできるらしい!奥さんはまったくもってピンときていませんでしたが、次回はここに行ってピラルクーに餌をあげたいと思います。
お目当てのゾウガメはふれあいコーナーにいた
さて、お目当てのゾウガメですが、「動物ふれあいコーナー」にいました。子供向けのスポットだし、入場¥300だし、奥さん動物触れないし、どうしようかね。と、悩むこともせずにチャリーン。
ゾウガメに向かいます。
い、いたー!
このゾウガメは「アルダブラゾウガメ」といって東南アジアなどに生息するゾウガメです。一般的に有名なゾウガメは、ダーウィンに出てくる「ガラパゴスゾウガメ」とは違います。
寿命は100年以上とも言われており、最高齢で160才くらいまで生きる個体もいるのだとか。飼育する場合は親子二代に渡ってお付き合いをする必要がでてくるという長命な生き物です。
このカメさんは65才だそうです。まだゾウガメのなかでは若手。
あと、このケージの近くに小さなゾウガメ(たぶん)もいました。
まだ15cmくらいの子ガメ様。持ち上げると万歳のポーズで警戒されましたが、可愛かったです。
テーマソング
園内のBGMはなぜか3種類だけでした。ちょっと切ないヒーリングミュージックと、なんか元気のいい曲と、ネオパークオキナワのテーマソング。それぞれ5分くらいの3曲が半永久的にリピートされます。結果、園をまわりきるころには一番特徴のあるネオパークのテーマソングが頭に刷り込まれます。
みんなで「ネ〜オネ〜オネ〜オネ〜オ..」と歌いながら園を後にしました。楽しかったです。
子供と一緒に行ったら大興奮しそう
ネオパークは子供連れのファミリーのお客さんが中心でした(当たり前か)。
世界最大の淡水魚ピラルクーを見てはエキサイティングな大声をあげ、ダチョウに餌をやろうとしては怯え、ふれあいコーナーの犬たちを散歩させようと首輪をぐいぐい引っ張り回し、園内に放し飼いの鳥たちにはオーバースローで餌を投げ、触れ合いゾーンのモルモットにはなぜか最高の愛を注ぎ..。
ネオパークに来ている子供たちは、どの子も盛り上がりが最高潮でした。
いやぁ本当、子供にとっては余計に楽園ですよね。