サイトは一部アフィリエイトを含みます。
沖縄旅情報に関する記事

今もなお戦争の弾痕が残るレンガ作りの煙突「平敷屋製糖工場跡」

うるま市の隠れスポット第2弾です。
ワイトゥイ」に引き続き、平敷屋製糖工場跡をご紹介します。

平敷屋製糖工場跡は、戦争当時の状況を伝える、貴重な文化財です。

スポンサーリンク

戦争の弾痕が生々しく残る煙突

平敷屋製糖工場跡

こちらのレンガ造りの煙突が、平敷屋製糖工場跡です。
今はもう工場はありませんが、1つの煙突だけ残っていました。

当時の平敷屋製糖工場は、蒸気を原動力とし、共同製糖場がつくられたそうです。

文化財・国登録記念物に登録

製糖工場の説明

平敷屋製糖工場跡は、うるま市の文化財・国登録記念物に登録されている貴重なものです。

うるま市の観光スポット「平敷屋製糖工場跡」

煙突までは道が整備されているので、歩いて近づいてみます。

製糖工場の銃弾の後

遠くからはわかりませんでしたが、近づいてみると、確かにしっかりと今でも弾痕が。
ところどころ、レンガが凹んでしまっています。

製糖工場の銃弾の後

戦争の悲惨さは、このような被害を受けたモノから強く感じますね。

製糖工場

煙突の高さは、約16.3m。
煙突表面に弾痕がありますが、保存状態は良好だそう。

これからも戦争の恐ろしさを伝える文化財として、残していってほしいです。

貯水槽も残っています

製糖工場の貯水

平敷屋製糖工場跡のすぐ横には、貯水槽も残っています。
こちらも戦争で半壊してしまい、今では抹茶のような鮮やかな緑色のコケが覆っている状態です。

米軍基地「ホワイトビーチ」の近くに

工場と海

平敷屋製糖工場跡は、米軍基地「ホワイトビーチ」の頭上にあります。

もう戦争が起きないことを平敷屋製糖工場跡から願います。

閉じる