一口食べたら優しさが広がるネパール風カレー「ナイスネス(niceness)」
※記事の情報は執筆時点のものとなります(8年前の投稿)
「カレーをテイクアウトして、海を見ながら食べたい」という私たちの希望を叶えてくれたお店、ナイスネス(niceness)をご紹介します。
カラダにもお口にも優しいカレーをお探しの方や、ビーガンの方におすすめです。
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那覇から名護市へ移転した「ナイスネス」
ナイスネスはもともと那覇でタイカレー屋さんを7年間していたそうです。
現在は名護市に移転し、ネパールカレーを基にしたカレー屋さんをしています。
同じカレーとはいえ、タイからネパールカレーに切り替えるって面白いですよね。
こちらがナイスネスの外観です。
緑に囲まれており、ガーデンではハーブなども育てています。
入り口前にも、席が。屋根もついているので、雨の日も安心ですね。
ナイスネスのランチメニュー
※2016年7月現在のメニュー・価格です
この日のランチメニューは、2種類。
- 県産米と熊本産小麦の天然酵母パンプレート
- 旬のやんばる野菜たっぷりネパール風カレープレート
メニューはすべてテイクアウトが可能です。
私たちは「旬のやんばる野菜たっぷりネパール風カレープレート」を注文して、テイクアウトの準備が終わるまで、店内に座って待つことに。
ナイスネスはカレー以外にも、スコーン・マフィン・クッキーも販売しています。こちらもテイクアウトOK。
テイクアウトして海を見ながら食べる
テイクアウトのカレーを受け取り、古宇利島まで車でひとっ走り。
そうです、そうなのです。
古宇利大橋を眺めながらカレーを食べたかったのです。
海の写真は撮影し忘れてしまったのですが、ナイスネスのカレーはバッチリ撮影したので載せておきますね。
ナイスネスは、お肉を使わないビーガンのお店。
お肉を使わず、野菜や豆の素材とスパイスでカレーを作っているそうです。
パックには2種類のカレーと、おかず5種類。
ライスは、沖縄県産のお米を使用。白米ではなく、玄米が丸く盛り付けられています。
こちらのカレーにはオクラ・モーウィ(?)などの野菜がたっぷり。
異国のカレーといえば汗が噴き出るようなカレーを想像しがちですが、ナイスネスのカレーは、まったく辛くありません。
野菜の旨味が染み込んだスープが口に広がるので、子どもも食べやすいカレーになっています。
もう片方のカレーは、お豆で作ったスープカレー。
とてもサラサラした舌触りで、一口食べると、ほっこり優しい気持ちに。
お肉を使っていない分、豆本来の味がぎゅっと染み込んでいます。
どちらも刺激が少ないので、すんなりカラダに馴染む。そんなカレーでした。
パーマカルチャー菜園で野菜作り
テイクアウトの待ち時間でのこと。
友達と「畑の野菜作り」について話していたら、店員さんが本棚から「パーマカルチャー菜園入門」を本を差し出してくださいました。
パーマカルチャー菜園とは、自然の仕組みを生かした家庭菜園ができるそう。ナイスネスでも実践しています。
何も考えずに植えているようにみえて、実はとても計算されているのです。
上から下に円を描くように苗を植えることで、水が下までいきわたる仕組みになっています。
さらに、太陽が当たるところ、当たりにくいところ、水が行き渡りにくいところなど、育てるものによって植える場所を変えているのです。
これなら狭い家庭菜園でも、いろんな種類を育てることができると教えてもらいました。(庭を手に入れてぜひチャレンジしてみたいです!)
穏やかな気持ちになるカレー屋さんでした
カレーの味もそうですが、店員さんの雰囲気もとても穏やか。
喧騒している場所とは無縁のような、そんなものを感じました。
また海を見ながらカレーを食べたいときに、テイクアウトさせてもらおうと思います。
ごちそうさまでした。