与那国島・アヤミハビル館へ。世界最大の蛾「ヨナグニサン」をみる
※記事の情報は執筆時点のものとなります(7年前の投稿)
アヤミハビル(ヨナグニサン)の資料館があるということで、虫好きの私は妻ピノ子(虫きらい)と別行動して、いそいそと虫見学をしてまいりました。
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世界最大の蛾、ヨナグニサンの資料館
アヤミハビル館は、名前の通り世界最大の蛾であるアヤミハビル(ヨナグニサン)の資料を展示しています。
アヤミハビルとは「ヨナグニサン」という蛾(ガ)の名称です。ヨナグニサンは八重山諸島の一部の島にだけ生息しており、なんと世界最大サイズの蛾です!世界で一番大きい蛾が日本国内にいるなんてびっくりですね。アマゾンとかにいるのかと思ってました。
こちらがアヤミハビル(ヨナグニサン)の標本。世界最大だけあって、非常に大きな蛾です。大人の手のひらより大きい。
こちらはアヤミハビル(ヨナグニサン)の繭(マユ)とサナギの様子。
アヤミハビル(ヨナグニサン)の生態について、かなり詳しく解説があります。説明用のムービー(20分程度)もあり、きちんと見ればアヤミハビル通になれます。
アヤミハビル(ヨナグニサン)以外にも、与那国島に住む生き物たちが展示されています。
与那国島は、島の位置や、土地の形、気候などが独特なこともあって、貴重な固有種の生き物がたくさん生息する島です。
貴重な素晴らしい自然がある島なんですね。
なんと、アヤミハビル(ヨナグニサン)の本物も展示されていた
一通り、資料館を見終わって、受付に戻ってきたら、こんなものが。
よくできた標本だなー。本物みたいだなー。
なんて思っていたら、受付の人から「これは生きている、本物ですよー」とご案内がありました。
なんとアヤミハビル館では、生態を飼育しているそうで、夏のシーズンになると羽化した成虫をこうやって展示しているそうです。
成虫は昼間は飛びません。逃げないし、移動しないのでオープンに展示できるのだそうです。
ちなみに飛んでも、身体が大きすぎて飛翔能力がそこまで高くないため、あまり遠くへは飛べないんですって。大きいのも大変ですね。
生きている生態は、アヤミハビル以外にも、シュウダというヘビ、カメ、カニなど、たくさん展示されていました。生き物が好きな人には嬉しい展示です。
建物の外に、ヤギが放されています
私のように、妻は虫がダメな人だけど、夫は虫が大好きでさっさと行ってしまう場合、一応、外には気持ちのいい芝生があって、ヤギがいます。
ヤギ、可愛いです。
待っている間、よろしければ、かわいがってやってください。
与那国島ではクバの葉の工芸体験ができる「didi」にも行ってきました