宜野湾 パン屋さん「宗像堂」天然酵母と石窯焼のパンは「冷めたて」がおいしい
※記事の情報は執筆時点のものとなります(6年前の投稿)
沖縄って、おいしいパン屋さんが多いんですよね。
おかげで、沖縄に住んでからパン屋さん巡りが好きになりました。
どこかに出かけた日は、パン屋さんに寄り道して帰ってくることも珍しくありません。
今回訪れた、宗像堂(むなかたどう)もその一つ。
「沖縄で一番人気のベーカリー」といってもいいくらい、みんなから愛されている有名なお店です。
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外国人住宅を改装したパン屋さん「宗像堂」
宗像堂は、宜野湾市にあるパン屋さん。
石垣に囲まれた外国人住宅を改装して、店舗として運営されています。
ここはパンを買って食べることができるスペース。
屋根付きっていうのが、これまたいいですね。
お店の反対側にもテーブルが。
さらに、自転車をとめられるスタンドまでありました。
宗像堂までサイクリングして、パンを食べて帰る。
なーんて、オシャレライフもできてしまうのですね。羨ましい。
さてさて、店内へ。
天然酵母のパンがずらりと並ぶ店内
あーおいしそうなパンたち!
こうして店内をながめてみると、ハード系のパンが多いことがわかります。
素材にこだわった天然酵母のパンがずらり。
お店の冊子を見ると、「基本材料は、小麦粉、リンゴ、長芋、人参、炊いたご飯、黒糖、三温糖、MRET WATER、活水器ディレカ、オリーブオイル、塩に限定」と書いてありました。
原材料が、すべてオープンに、シンプルに書かれているってすごいですよね。
こちらの黒糖チーズパンは、沖縄県伊江島の黒糖を使っています。
小麦は読谷村で、自分たちも加わり育てたものを使っているそう。
宗像堂の人気No1は、バナナ・こくるれ(361円)。
黒糖生地にくるみ、レーズンを練りこみ、さらにバナナをたっぷり入れたパンです。
商品名の説明に、ハングル後で書かれたものもありました。外国人のかたも訪れることが多いんでしょうね。
手作りの石窯を見学させてもらう
「よかったら石窯も見学してみてください」
お店のかたにそう声をかけていただけて、お店の裏にある石窯を見学させてもらうことに。
石窯、大きい!
167cmのわたしの身長を超えてきました。
こちらの石窯は店主さんの手作りなのだとか。
手を近づけてみると、じりじりと熱が伝わってきます。
窯の反対側に行ってみると、ちょうどスタッフさんが石窯でパンを焼いているではありませんか!
「よかったら見てみますか?」と、さらにお声をかけていただき、窯のなかまで見せていただけました。
窯のなかに、パンがキレイに並べられています。
パンを入れてしばらくすると、膨らんでパン同士がくっついてしまうので、それを防ぐために移動させているところだそうです。
ちなみに、火を入れたときの温度は200度くらいになっているそうですよ。
こうして石窯でパンを焼いているお店って、沖縄で貴重なのだとか。
買って帰ってきた宗像堂のパンたち
お家に連れて帰ってきた、パンは全部で5個。
一番人気のこくるれに、二番人気のサブリナも。
あとはベーグルやカレンズ(野ぶどう)たっぷりのパンなど、どれもおいしくいただきました。
そうそう、宗像堂のパンは焼きたてじゃなくて、「冷めたて」がおすすめだそうですよ。素材が落ち着いて、しっかりとおいしさを感じられるのだとか。
たしかに、温めずに、そのまま食べるのもとってもおいしい宗像堂のパンでした。