東村移住体験 – のんびり田舎暮らしを体験してきました!
※記事の情報は執筆時点のものとなります(8年前の投稿)
※部屋の修繕の為、田舎暮らし体験は2019年8月から12月まで一時休止するそうです。2020年1月より再開!
沖縄県北部にある東村は、定住を目的とした移住に力を入れており、様々な施策を行っている村です。
前回まとめた「子育て世代に嬉しい!東村で暮らしたい人必見の移住施策」にもある通り、子育て世代を中心に、移住者を増やそうと取り組んでいます。
ただ、どんなに魅力的な移住施策があっても、実際に住み始めるには相当の勇気が必要ですよね。そこで東村では、「東村子育て田舎暮らし体験」という移住体験の施策を行っています。
名前に子育ては入っていますが、単身者でもOK。その移住体験に夫婦で参加してきましたので紹介します。
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「東村子育て田舎暮らし体験」について
「東村子育て田舎暮らし体験」を簡単に説明すると、東村のプチ移住体験ができる取り組みです。
電化製品や家具等の生活用品が一通り揃っている住宅に滞在して、東村での暮らしを体験してみようというものです。
「東村子育て田舎暮らし体験」の募集要項
対象者 | ・東村への移住をご検討されている45歳未満の子育て世代 ・若者で単身移住をご検討されている方 |
募集期間 | 平成28年7月1日(金)~8月10日(水) (平成28年7月4日(月)~8月19日(金)迄の滞在分) |
応募方法 | 1.直接役場窓口にて応募 2.窓口まで郵送またはFAXにて応募 (申込書はこちら) |
滞在期間 | 1泊 以上 13泊以内 |
滞在費 | 1,500円/泊 |
その他 | ペットの同伴は、NGです |
定期的に行っているようなので、募集期間は東村ホームページで随時確認してみてください!
「東村子育て田舎暮らし体験」に参加してきました!
さて、私たちは東村に何日間滞在していたかというと・・・・
2日3日 (・o・)
そうです、わずか3日です。
1週間くらい滞在したかったのですが、携帯回線だけだとお仕事きついんですもの(泣) 「そんなの旅行じゃないか!」と怒りが聞こえてきそうなので、先に謝っておきます。ごめんなさい。
滞在した住宅の様子
アパートの一室で、必要最低限の家具・家電があるので、過ごしやすくなっています。
エアコンは、2部屋にそれぞれしっかり完備。
キッチンにはフライパン・お鍋、食器などがしっかり揃っています。
洗面所には、洗濯機・乾燥機付き。
天気が悪い日でも洗濯物を乾かすことができるので、持ってくる着替えを減らせそうですね。
浴室はこんな感じ。
石鹸・シャンプーしかありませんので、必要な場合はコンディショナーなどを各自持ってくることをおすすめします。
部屋からは海も見えます!
私たちは数日前に急遽滞在を決めたので、必要な荷物がわからず、現地で少し困りました(担当の方はもっと困っていたので、事前に余裕を持って申し込みましょう!)。
これから滞在する方へ向けて、備え付けられていたものと準備して持って行ったほうがいいものをまとめておきます。
備え付けられているもの
冷蔵庫 | 炊飯器 |
電子レンジ | 食器 |
フライパン | 鍋 |
テレビ | 箸 |
サランラップ | グラス |
ボウル、ザル | 食器用洗剤 |
皮むき機 | お米の計量カップ |
洗濯洗剤 | 乾燥機 |
洗濯機 | シャンプー |
固形石鹸 | ゴミ袋 |
布団 |
各自で準備したほうがいいもの
タオル、バスタオル | パジャマ |
調味料(油、コショウはありました) | コンディショナー、ボディソープ、洗顔 |
お米 | 食材 |
※私たちが滞在した際の状況です
※部屋にはインターネットの通信はありませんので、ご注意ください
東村プチ移住でしたこと
東村の移住体験では、実際に移り住んでやってみたいことなどを担当の方と擦り合わせて、民泊や交流会などを案内していただくこともできるようです。ただ私たちは如何せん、突貫な申し込み方をしたもので、いろいろタイミングが合わず..。とりあえず何をしていたかご報告します。
1、東村の観光地を巡る
まずは旅行者と同様に観光。東村の観光スポットを知ることで、どういう特長がある地域なのか知ることができます。
東村は、やんばるエリアにあるだけあって、とても森に恵まれた場所でした。でも、東海岸に面しているので海はキレイですよ。貴重な生き物が多く、エコツアーが評判なのも納得の場所。みなみのひげが終始目をキラキラさせていました笑
観光スポットはODAYの記事に更新予定ですので、よろしければチェックしてみてくださいね。
2、物件・土地探しをする
せっかく東村に滞在しているので、実際に東村で家や土地を探してみることにしました。
ただ・・・、北部の物件って数が少ないのか、はたまたインターネットに出回らないのか、物件自体が、なかなか見つけられません。
あちこち気になるエリアを車で走ってみましたが、「募集」や「売り地」の看板も全然見当たらず・・・。
なるほど、それで「定住促進住宅」なのか!と、頭にひらめきマークが出ました。
東村移住を考えるときは、まずは村の定住促進住宅に住みながら、気長に現地の人に話を聞きながら探してみるのもいいかもしれないなーと感じました。
3、パイナップル天国
東村はパイナップルの生産が全国一なだけあり、あちこちでパイナップルを売っています。
パインが激安! pic.twitter.com/IkQWgCRxDx
— 沖縄移住ライフハック (@okinawa_hack) 2016年7月20日
パイナップルが50円って安すぎますよね!
東村滞在中は、パイナップル天国でした。滞在中はぜひ食べてほしいです。お土産にもイチオシ。
4、ちょっとだけ自炊する
東村にはコンビニもスーパーもないようです。あるのは、共同売店のみ。
共同売店では野菜・食料品・お肉・調味料・お酒・日用品が売っています。特に「川田区売店」は品揃えが豊富なので、おすすめです。
我が家はお米を持ってきていたので、共同売店でじゅーしぃの素 を買ってきました。
さば缶はおつまみ用に。
炊飯器で炊くだけで、簡単にじゅーしぃの出来上がり!
野菜も持ってきていましたが、調味料がコショウと油のみしかなかったので、今回はやめておきました。
長期滞在する場合は、売店で調味料を買うか、持って行くのが良さそうです。もしくは、村外のスーパーで買い出しするのも手です。東村の皆さんはどうしてるんだろ?(ほとんどの人が農家さんなのかも)
それと、夜に外食できるお店は少ない&閉まるのが早いので、夕食難民には注意してくださいね。
5、モバイルワークを試してみる
自分の家以外で、普段やっているパソコンの仕事ができるのか試してみる良いきっかけでもありました。
滞在していた部屋はインターネットが通じていなかったので、携帯のテザリングを使って作業してみましたが、我が家の場合は、3日で4GBを使ってしまい、あえなく通信制限へ。工夫しないと、すぐ制限容量を圧迫してしまうみたいです。
この感じだと、使い放題とかの携帯通信でない限り、長時間のモバイルワークはちょっと難しそうなことがわかりました(汗)やっぱり、家に回線がある方が楽ですね。
6、のんびりする
インターネットの通信がなくなった我が家は、陸に上がった魚みたいなもの。
やることが消え、一気に暇になります。
もう仕方ないので、通信制限になってしまってからは、スローライフっぽく(持参した本で)読書をしてみたり、もっとスローライフっぽく夫婦で短歌を考えてみたり(←平安時代)していました。
現在、住んでいる家の周りは、交通量も多く夜中にバイクの音が聞こえてきて起こされることがありますが、東村は非常に静か。
夜中はどこかでヤモリが鳴いているくらいで何の音もしません。日中も観光客を少し見かける程度で、とにかく、のんびり過ごすことができました。
のんびりできる空気感みたいなものがあるのは、東村の魅力だなぁ、そう強く感じました。
7、ペアルックをする
とんでもなく余談ですが、夫婦でペアルックをしていました。
ピノ子ズボン忘れる→みなみのひげにズボン借りる→ペアルックになる(←イマココ) pic.twitter.com/dMvzpX3H0V
— 沖縄移住ライフハック (@okinawa_hack) 2016年7月20日
替えのズボンを忘れたのも想定外ですが、みなみのひげが同じような短パンばっかり持参していたのも想定外でした。まぁでも私でも履けるようなものがあっただけでも良かった!
別に仲良し夫婦PRではないのですが、東村でおじさんが履きそうな短パンをペアルックにしていた夫婦がいたら、それはきっと私たちです。
本来、日程調整できたなら、私たちが帰った後に村のお祭りがあったので、そこで暮らしの様子などを住んでいる方々から教えていただけたのですが、本当、何をやってるのでしょうね。すみません。でも、急なお願いに、快くご対応いただいた東村のご担当には感謝しております。
東村の移住まとめ
東村はやんばるらしい静かな自然が多いです。
北部の東海岸は赤土の関係で、「海の透明度は高くないのかな?」なんて思っていましたが、とんだ勘違いでした。東村は波が穏やかで、海の透明度も高く、沖縄らしい景観で素晴らしい。
今回の移住体験では、私たちはこれといって特別なことはせず、生活している場をそのまま東村に移したような暮らしを3日間してきました。
さすがに「すぐに移住しよう!」とはなりませんでしたが、3日間の短い期間でも、東村の魅力的な部分が伝わってきてとても良い移住体験でしたよ。
東村は移住促進に力を入れたことで、6年間で100人が移住しているそうです。
もし、ご興味のある方は、まずは移住体験からされてみてはいかがでしょうか?