おしゃれなポータブル電源 PowerArQ2 台風停電だけでなくキャンプにも便利!
※記事の情報は執筆時点のものとなります(4年前の投稿)
台風8号(バービー)が通り過ぎました。
最大瞬間風速40m。
警報が鳴り、びゅんびゅん雨風が吹き荒れ、災害に怯えるわが家の外では、のんきにウグイスが「ホーホケキョ」と鳴いていました。
(本当です。)
8月も末なのにホーホケキョて……
あまりにマッチョでサマーなウグイスに、沖縄のラビリンス感が増した今日この頃。
久々に記事でも書こうと思います。
さて今回は台風などの災害時に役立つ「ポータブル電源」を買ってみた話です。
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大容量が停電時に活躍!ポータブル電源「PowerArQ2」を買ってみた
じゃん!
今年、夏前に奮発してオッサレ〜なポータブル電源を購入しました!
ポータブル電源とは
本体にバッテリーを内蔵し、電気を蓄えて、さまざまな外部機器に電気を供給できるアイテム。
一般的に使われるモバイルバッテリーより、大容量のバッテリーってイメージですね。
モバイルバッテリーよりもはるかに長時間使用できます
なぜこんなウン万円もするものを買ったかといえば、基本的には災害対策。
っていうか台風停電対策ですね。
ポータブル電源にもいろいろな種類があるのですが、わが家は……
- 最大1週間の停電でも携帯充電がもつ
- なるべくシンプルでおしゃれーなやつ
- 災害時以外でも使い道があるといい
- なるべく中の上くらいのコスパのやつで……
といった観点で探した結果、セール中だった「PowerArQ2」という電源に決めました。
おっしゃれーでしょー?
いろいろ特長があるようなので、気になる人は公式サイトでチェックしてください
本記事ではわが家的に良かったポイントをあげておきます。
長期間の台風停電でも心強い大容量
沖縄が台風銀座であることは、このブログでさんざん書いてまいりました。
台風で困ることはいろいろとありますが、そのなかのひとつに「停電」があります。
台風での停電は沖縄ではよくある話。
都市部では一時的で済む停電も、田舎の方では数日にわたることもあります。
長ければ1週間くらい停電するときも。
↑最近はあんまり聞かない。長くて3日くらい。
さすがに長期間の停電が起こると生活に支障が出てきます。
もし1週間近い停電が起こると、2〜3回分のフル充電しか対応していないモバイルバッテリーは、さすがに心許ないです……。
というわけでポータブル電源の出番なのですが、PowerArQ2は容量500Wh(ワットアワー)。
500Whってどれくらいの容量?
「Wh(ワットアワー)」は〇〇Wのものが1時間つかえるという単位です。
500Whは500Wのものが1時間使えるくらいの容量です。
(※PowerArQ2は最大300Wまでの家電が使えます。)
スマホのフル充電は平均6〜8Wくらい使うらしいので、単純計算で60〜80回くらい充電できることになります。
ということは、1週間、停電が起きた場合も……
→ 126〜168Wが必要(PowerArQ2での充電21回分)
うむ!
余裕のよっちゃんである!
もうこれだけで購入して良かったと思えます。
電池容量のポイント
ポータブル電源からの給電はさまざまな要因によって差が出るらしいです。たとえば大きい電力で一気につかうより、小さな電力で少しずつ使う方が、多く電気が使えるのだとか。ですから想定する必要量より、多めの容量のものを選ぶことをおすすめします。
まあ500Whもあれば一般家庭での用途なら十分だと思います。
携帯のワイヤレス充電ができる
iPhone・Andoroidのワイヤレス充電対応機種は置いておくだけで充電できます。
急速充電らしい。
充電コードが見当たらなくても充電できるのは災害時に便利ですね。
ちなみにコンセントの穴は2つ。
USBは4箇所+Type-Cの穴も1つあります。
スマホ、パソコン以外にも、扇風機とかちょっとした照明とか、単三電池の充電とか
けっこういろいろなものに電気を出せて便利です。
照明機能付きでアウトドア・キャンプでも便利!
停電用に買うとはいえ停電する時なんて年に数回くらいなもの。
それ以外はしまっておくってのも、もったいないなぁ……
というわけでわが家がここ数年ハマっているキャンプでも使えそうなスタイリングのものを選びました。
PowerArQ2はLED照明もついているのでキャンプの照明なんかにも便利ですね。
キャンプ先でも仕事できるってもんだ(←やる気はない)
しかしコロナによる自粛でキャンプぜんぜんしてません……。
来年かな。
PowerArQ2の気になるところ・注意ポイント
300W以上のものは使えません
ポータブル電源を検討中によくある間違いとして……。
これで停電中も電子レンジもエアコンも使えるのか〜♪
っていうのがあります。
残念ながら使えません。
PowerArQ2は、W(ワット)数の上限が300Wなので、それを超えた家電は使えないようです。
そういう意味では電子レンジは200Wモードで温めるならたぶん使える。(通常は500Wか600W)
冷蔵庫はものによって使えるみたいです!
↓別のかたのブログですが、ご自宅の冷蔵庫での使用を検証されているかたがいらっしゃいました!なんと、すばらしい〜!
扇風機はぜんぜん使えます。
弱で20Wくらいなので、ちょっと電池がもったいない気もするけど。
(ちなみに卓上扇風機なら3〜10Wくらい)
まあでもちょっとくらいまわしたらいいですよ。
台風の停電中、あっついですからね。
けっこう重いよ
ポータブル電源すべてに当てはまることではあるのですが重いです。
こんなひょいって持ち上げられそうなライトなナリして、6.2kgあります。
(公式サイト製品仕様より)
6.2kgは女性もふつうに持つことはできるけれど、何度ももつと「はぁ……」とため息が出るくらいの重さ。
電源、持ってきてー
妻ピノ子は重いのでほぼ持ち歩きません。家では私がもっていきます。ポータブル電源じいやです。
別売パーツでソーラー充電もできる!……しかし
なんとPowerArQ2は別売のソーラー充電パネルがあります!
これを使えば原理的には停電してもえんえんと充電ができる。
おぉ!最強!これは買い!
と思っていたのですが、いかんせん、ソーラーパネルがでかい。
微妙にしまいにくいし、持ち運びにも場所をとるため、今は様子見。
ソーラー充電がなくて本当に困ったら購入検討しようかと思っています。
ポータブル電源いろいろ
今回はわが家が買ったPowerArQ2のことばかり書きましたが、実際、ポータブル電源にもいろいろあります。
いくつかこの記事でもご紹介しておきます。
まず「Jackery(ジャクリ)」
こいつがメジャーどこらしい。アメリカ本社の会社ですが日本法人あり。
いろいろな容量があり、機能もスペックも良いです。
上の商品は400Whのもの。
モバイルバッテリーではポピュラーなAnker社のポータブルバッテリー。
福岡市で非常時の電源供給に採用されているなど、Anker機器の信頼感がいい人におすすめ。
メジャーどころJackeryの大容量モデル。
モバイルバッテリーと比べると圧倒的ともいえる大容量。
1000Wh超えは、なんとわが家の奴の2倍以上容量が……。
うえのやつより、さらに大容量なうえ、1000Wまで使えるので小型冷蔵庫くらいなら動くらしい……。すごい。
suaokiはポータブル電源を中心に取り扱う企業。
本社は中国ですが2015年から日本公式サイトがあり、日本ローカライズにも熱心な様子。
これ、個人的に気になってるんですが、ポータブル電源と冷蔵庫がセットになったもの。いいアイデアですよね。
わが家が買ったPowerArQの別製品みたいです。
セカンド冷蔵庫とか、キャンプとかで便利そう〜。
以上、私がピックアップしてご紹介するならこんな感じです。
PowerArQ2ももちろんいいよ!
実は今のところ、あんまり活躍してない!!(ドーン)
ポータブル電源が手に入り、停電準備は万端!
よっしゃ!
これで台風、バッチコーイじゃ!
と息巻いていた2020年7月。
台風0でした。
(史上初らしい。)
めっちゃくちゃ奮発したのに台風0でズッコケました。
8月末の現在も、台風がきたのは2個で、停電もぜんぜんしませんし。
あげく、コロナ自粛でキャンプやアウトドアどころじゃないし。
……なんのための奮発したんや……
停電しろとはいわないので、せめて早くコロナが収束して欲しいです。
まあ自然災害は「いつ・どんな」が予想を超えてくるものですからね。備えあれば憂いなしの精神で、ポータブル電源が手元にあると精神衛生上、とてもいいです。
1個持っておくと沖縄生活の安心感が違いますよ。
↓↓↓うちの2より進化したPowerArQ3も出てました!!(2021年発売)