家に入ったヤモリを素手でつかまえる極めてシンプルな方法
沖縄生活をしていれば出会わないことはありませんね。
ヤモリ。
現地では「やーるー」と呼ばれ、民家の外壁や、はたまた家の中の天井にまで入ってくる爬虫類です。
沖縄のお家や事務所のなかで、時たま、「けっけっっけ」とヤモリの鳴き声が響きわたるのは、よくある風景。沖縄でヤモリは嫌われ者ではなく、害虫(ゴ●ブリとかクモとか)を食べてくれる存在として、人々には好まれ、大事にされています。
しかしまぁ、好き嫌いは人それぞれ。
うちの妻ピノ子のように……
ヤモリなんぞ、ぜったいに家にいれたらアカン!
死守して!
シシュー!!!
というくらい、苦手な人もいます。
しかもヤモリってめちゃくちゃ素早いから、捕まえるの難しいんですよね〜……。
というわけで、もし家にヤモリが侵入してきたときに、わが家ではどうやって捕まえているのか、ご紹介したいと思います。
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家のヤモリは素手でつかまえる
沖縄住まいの人は「ウソだー」と思うかもしれませんが、わが家ではヤモリは素手で捕まえることが多いです。
私、みなみのひげが、息子と追いかけて素手でつかまえます
あのクッソ速い生物をつかまえるなんて、みなみのひげ、もしかして忍者……?
……そうです。
ちがいますウソつきましたごめんなさい。
ヤモリをつかまえるポイントは「マラソン」にあるのです
ヤモリを素手で捕まえる方法
ヤモリを素手で捕まえる方法、それは超シンプル。
実はヤモリ、スポーツ選手で言えばバリっバリの短距離選手。
エサとなる素早い昆虫をつかまえたり、敵から一瞬で逃げ切るために、数秒〜数十秒間、ものすごい速さで走れます。しかしその一方でマラソンは苦手なもよう。
走りつづけると、あっというまに疲労が溜まり、街中でおじいちゃんが乗ってる電動カートくらい、動きがおそくなります。
本当です。
まずヤモリのランニングスペースを確保
ではさっそく、ヤモリを素手でつかまえる段取りをご紹介しましょう。
まず天井などにヤモリがあらわれたら、周辺の荷物をどかしましょう。
半径2mくらいのヤモリを走りまわらせるスペースを作ります。
※この時点でどかせない家具(冷蔵庫など)の近くに出現した場合、残念ながらこの作戦は実行できません。隠れてしまいます。しかしヤモリは家中を徘徊する生き物なので、かならず別の場所に移動します。焦らず機をうかがいましょう。
行ったり来たりさせて、とにかく走らせる
準備ができたら、長いほうきなどを駆使して、ランニングスペース内を何度もダッシュさせます。
ダッシュ!
ダッシュ!
とにかくダッシュ!
つかまえる必要はありません。
走らせましょう。
全国区のゴリゴリ体育会部活動の鬼監督になったつもりでやりましょう。昭和のシゴキ練習のように、「オラー止まるなー走れ走れー!」と、ヤモリの筋肉を追い込みまくり、とにかく連続的に3分間ダッシュさせます。
このとき、ランニングスペースの外へヤモリが逃げて、隠れないように注意しましょう。隠れたヤモリは休憩して体力回復しちゃいます。隠れられたら深追いせず、一旦あきらめるのも戦術。
突然、ヤモリがおそくなる!
実際にやってみるとわかるのですが、最初の1分くらいは、「なんだよ! ぜんぜんスピード落ちないじゃん!」というくらい、ヤモリは速いです。
マジで速い
しかし2〜3分くらい経ったタイミングを境に、どこかで急にガクンとスピードが落ちます。
(天井にくっついていられず、走りながら床に落ちてきちゃいます。)
そうしたらしめたもの。
そのまま追いかけつづければ、晴れて、素手でヤモリをキャッチできます。
やったね!
ちなみにヤモリが疲労困憊し、おそくなって、素手で捕獲できたときの実際の動画もございます。
こちら↓
実際に素手で捕まえるときの様子
ヤモリ苦手な人はごめんなさい🙏 pic.twitter.com/DLw0QCRoyb
— みなみのひげ (@hsdrco) September 30, 2021
もはやヨチヨチ歩き!
逃しても全然、余裕!
やさしく指でほわっと捕まえられます。
ね? 本当に手でもつかまえられるでしょ?
「いや素手でヤモリつかむとかムリだけど……」って人は?
……
知らん。
……
ごめんなさい、考えます汗
あ、あるわあるわ。
息子(3才)は追いかけたあと、網でつかまえているんですよ。100均の虫取り網とか、いいかもしれませんね。
とにかく、3分、追いかけて走らせつづける!
これでバッチリ捕まえられます。
ぜひ、おためしあれ〜!
※ヤモリは人の役に立つ益虫ですので、つかまえたらなるべく外に逃してやってくださいね。