東村ウッパマを早朝に散歩。おだやかな1日を迎えられるビーチの朝日
※記事の情報は執筆時点のものとなります(8年前の投稿)
ウッパマは沖縄の方言で、漢字で「大浜」と書きます。その名前の通り、長い砂浜が続く、静かな場所。
朝日を見にウッパマへ行くと、とてもおだやかな1日を迎えることができました。
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東村にある、とても波が静かな天然ビーチ
東村は沖縄本島の北部、東海岸側にある村です。「やんばる」と呼ばれる沖縄の亜熱帯の山林に包まれた村ですが、東側の美しい海にも恵まれた場所です。
ウッパマはそんな東村の慶佐次エリアにあります。マングローブ林で有名な川のある場所から車で数分のところに「ウッパマ公園」があり、その先が海になっています。
朝のやわらかな海の色合い
私たちは朝、ウッパマを訪れてみました。
朝の海には誰も人がおらず、ゆっくりと朝日が昇り始めていました。
3日間ほど、東村に滞在していましたが、その間は、ずっと静かな凪いだ海でした。大きな湾のような形をしているウッパマの海は、波が立ちにくい場所なのかもしれません。
波の音も湖畔のように静か。とても心地の良い雰囲気。
水平線が朝の空気でやわらかな色合いに霞んでいます。とても静かな時間を過ごすことができました。
しばらくして、朝日が顔をのぞかせると、辺りは一気に気温が上がっていきます。
やわらかな光のように見えますが、実際は、沖縄らしく非常に強い太陽光線。肌が熱を感じ出します。
太陽が照らし出すと、やんばるらしい「赤土」がよくわかるようになります。オレンジ色をした土は、オーストラリアのエアーズロックにも通ずるような色合いです。
そんな赤土の上では、ハマヒルガオの花が元気に咲いていました。
浜辺に咲くハマヒルガオは、非常に丈夫な植物。強い日光や、潮風にも負けず、ぐんぐんとツタを伸ばしているようでした。
日がすっかり登り始めたので、朝の散策は終了。帰る頃には、じわじわと身体が汗をかき始めていました。沖縄の太陽の力って素晴らしいです。
ウッパマに訪れる際は
ウッパマは自然海岸ですが入り口に、ちょっとした公園駐車場があります。
こちらが目印の看板です。
数台ですが駐車できます。
トイレもすぐそばに設置されています。
ウッパマは自然の海岸で、遊泳用に管理されていません。
監視員やセーフティーネットもありませんので、事故や怪我、有毒生物のトラブルなどは、自己責任になってしまいます。遊泳される際はくれぐれもお気をつけください。
静かに過ごせる自然のビーチ、大切にしたいですね
沖縄本島のビーチは、年々、観光開発が進み洗練されてきています。雄大な自然を守りつつも、安全に楽しく、私たちが海を体験できるように進化しているのです。
一方で、まだ自然のそのまま静かに存在するビーチもたくさん存在します。そういったビーチも、とても雰囲気があって良いものです。
ただ、自然の場所こそ、ゴミが捨てられればそのままになってしまったり、無茶に泳げば非常に危険な思いをしたりと、問題も出て来やすい傾向があります。
自然のものを自然のままにできるよう、訪れる私たちも、配慮を重ね、ビーチを大切にしていきたいものです。