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沖縄旅情報に関する記事

Cafe Okinawa Rail(オキナワレイル)国頭村の森の中にある美しいオフグリッドカフェ

沖縄北部、国頭村。

亜熱帯の緑がしげる森の中に、オフグリッドでエネルギーを自活する美しいカフェがありました。
電気はソーラーパネル、水は数km離れた水源から自分たちで引き、カフェの前ではイノシシ対策も兼ねたユニークな畑で野菜を育てています。

カフェ内観

たくさんの本と美しい森に囲まれた素敵なカフェです。

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国頭村の山の奥の奥に美しいカフェ

国頭村は沖縄本島の北端にあたる場所です。
那覇空港からは、車で2時間くらいでしょうか。国定公園となったやんばるの森が広がっています。

やんばるの森

その国頭村の大通りから車で30分以上。「与那覇岳」登山道へ向かい、さらにその奥にCafe Okinawarail(オキナワレイル)があります。

森しかない

車で向かうと、何回か、「この先に本当にお店があるのか?」と不安になりますが、本当にあります。

オキナワレイル外観

亜熱帯らしい植物「ヘゴ」と、良いコントラストがある、シンプルなコンクリート造の建物。

入り口

正面から

ガラスの向こうにやんばるの森

これが「Cafe Okinawarail(オキナワレイル)」です。

オフグリッドエネルギーで運営されるカフェ

カフェの外観の次に目がいくのは、建物の前にある畑と広場。

ソーラーパネル

ソーラーパネルが設置されています。
オキナワレイルは、オフグリッドで運営されているカフェ。オフグリッドは、簡単にいえば電力会社の電線などと繋がらず、エネルギーをその場所で自活することです。

晴れた日は賑やかに、雨の日は静かに。

そんなコンセプトを持って、カフェの電力は、全てソーラーパネルで行っているそうです。ちなみに、水道も通っていないので数km先の山から引いているのだとか。

工夫がされている

野菜も育てています。こちらも普通の畑とちょっと違っていて、野菜たちが、まるで宇宙船のような大きなポットで育てられています。

畑

これは、イノシシ被害の対策でこういう形にしているそうです。高さがあるので、農作業のときに痛めやすい腰もケアできるのだとか。

自然の囲まれて暮らすための、ユニークな施策が施されているのですね。

本と食事を楽しめる静かなカフェ

カフェの中に入ってみると、想像以上に、おしゃれで落ち着いたカフェで驚きます。

静かなカフェ

窓の広さ

たくさんの本

透き通るような時間

シンプルな構造、解放的な広い窓、その先にある緑、そして、たくさんの本と気持ちのいい音楽。

さながら物語の世界に迷い込んだかのよう。

いやぁ、素晴らしい場所ですね。

席数もしっかりある

席数もしっかりありますよ。

ランチを食べました

私たちはお昼時に、ランチをしにきました。

メニューはこのような感じです(2017年5月現在)。

メニュー

ランチメニュー

ランチメニュー

ランチプレートがあるので、それにしました。
ランチプレートは、スープと、パンやサラダを中心としたプレートが食べられます。

スープ

雑穀スープ

雑穀米と野菜をつかったスープ。優しい味ですが、お米なので食べ応えもありました。

ランチプレート

こちらがランチのプレート。

歯ごたえのいいパン

パンは、外側がガリガリとした食感で、歯ごたえが良かったです。田舎パンなので、中はかなりもっちりとしています。

チキントマト煮

チキンのトマト煮。

黄金色の芋

付け合わせのポテト。色合いがきれい。

ピクルス

ピクルス。

ネギの卵とじ

ネギの卵とじだそうです。ジューシーなキッシュのよう。

にんじんしりしり、トマトやナス、きのこ

沖縄料理の人参シリシリもプレートにのると、なんだかおしゃれ。

野菜が中心で、ボリュームもいい感じで、なかなか良かったです。

食後にコーヒー

私は食後にコーヒーを。

ちんすこう

一緒に付いてきた「ちんすこう」は、なんでも、仕事がIT系の「ちんすこう研究家」のかたが作ったものなのだそうです。
よく食べるものより塩味がきいていて、素朴な風合いのちんすこうでした。

美味しかったです。

やんばるの自然を感じる場所でもある

目の前が森

とにかく、森が近い。それが良いなぁと思います。

国定公園のやんばると言われても、いきなり森に入るわけにはいかないし、エコツアーをやるほどでもないし、そういう気分でも、カフェに訪れるとまるで自然の中にいるかのような雰囲気。

前の庭では、アカショウビン(野鳥)の鳴き声がヒュルルルル…と響いていました。なんと、たまに特別天然記念物のヤンバルクイナも現れるのだとか。

生き物や自然が好きな私からすると、いつアカショウビンや、ヤンバルクイナが現れるかと、ちょっとソワソワしてしまいました。

やんばるの自然を感じる意味でも、訪れる魅力がある場所です。

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