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沖縄旅情報に関する記事

沖縄の冬の楽しみ方「ホエールウォッチング」クジラは本当にみえる?

海に入ることができない沖縄の冬には、「ホエールウォッチング」という楽しみ方があります。
なんと、野生のクジラをみることができるんです!

沖縄に移住してから夫みなみのひげは「絶対にクジラを見たい」と言っていました。

せっかくの冬なので、念願のホエールウォッチングへ行ってきました!

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沖縄の冬 = ホエールウォッチング

ホエールウォッチングの聖地

沖縄本島、那覇から少し離れたところに慶良間(けらま)諸島という離島群があります。那覇の港から高速船で1時間もかからずたどり着く場所ですが、その一帯は国立公園にも指定されるほど自然あふれる美しい海が広がっています。

慶良間諸島

座間味島、阿嘉島、渡嘉敷島など、名前を聞いたことのある島も多いのではないでしょうか?

冬場になると、慶良間諸島の海域にはクジラが繁殖のために回遊してきます。
親子連れのクジラなど、貴重な姿を見ることができ、ホエールウォッチングのために慶良間を訪れる観光客も少なくないのです。

ホエールウォッチングレポート

というわけで、私たちのホエールウォッチングの様子をご紹介します。

ホエールウォッチングの準備

ホエールウォッチングは、船でクジラを観察しに行くツアーです。特別に準備するものはありません。最低限の必要なアイテムを用意しましょう。

  • 濡れてもいい服装(水しぶきなどがかかります)
  • 動きやすい靴(スニーカーなど。揺れるのでヒールは控えましょう)
  • カメラ(ぜひ!)
  • 酔い止め(事前に飲んでおきましょう)
  • 双眼鏡(肉眼で見えます。でもあると便利)

那覇から、いざ出発!

三重城港から出発

出発の場所は那覇の三重城(みーぐすく)港。
ここからホエールウォッチングツアーの船を出してもらいクジラを見に行きます!
私たちは港の駐車場の場所がわからず出発ギリギリの集合に。。到着し、慌てて酔い止めを飲んで、船に乗り込みました!

この季節になるとダイビングショップが、ホエールウォッチングツアーを開催しています。

慶良間諸島へ向けて出発

港から慶良間へ向けて出発です!

私たちは午後の3〜4時間でホエールウォッチングをするツアーに参加しました。
スタッフは2名、操縦士さんと船内での案内をしてくれました。

思ったより揺れる船…

三重城港から出発してから30分。船は波を掻き分けグングンと進んでいきます。

船が進む

それに合わせて私たちはドンブラドンブラと波に揺られ…うーん、これは酔いそう。

みなみのひげ、そっこうで船に酔う

「いやぁー、酔い止めを飲んでおいて正解だったわー」なんて思っていたのも束の間、夫、みなみのひげ、出発から5分で気持ち悪さを訴えてきました

なんで!?さっき酔いどめ飲んだのに!!

話を聞いてみると、乗り物酔いをしやすいタイプだそうです。ビデオカメラの手ぶれ、アクション映画の動きのあるシーンだけでも、気持ち悪くなってしまうほど。そりゃ船乗ったら酔いますよね!

ホエールウォッチングで船酔い

一番クジラを楽しみにしていたのに…辛そうな夫をみていると、なんだかこっちまで切なくなってきました。

クジラのブロウ(潮吹き)が!

そんな船酔いにノックアウトされている夫はさておき、クジラの出現を待ちます。

すると、

「あ、クジラいますね!みなさんこちらへ!」とアナウンスが!!!

ザトウクジラのブリーチング

クジラいたーーーーーーーー!!!

盛り上がる船内。とうとう人生初のクジラを見ることができました!やったー!

ちなみに、クジラが跳ねることを「ブリーチング」と言うそうです。

ホエールウォッチングではかなりレア度の高いシーンだそうで、なかなか気軽には見れないのだとか。

スタッフの方まで「なんか遊んでいるのか興奮してますね!これブリーチング何回か見れますよ!みなさん、すごいタイミングいいですよ!」とのこと!なんて当たり日!!!

クジラが飛び跳ねる

サービス精神旺盛なクジラなのか、何回か跳ねてくれました。

クジラが顔を出す

クジラが跳ねる

クジラのブリーチング

なんてキレイな姿・・・(感激)

それにしても、クジラってデカいんですね!跳ね返るたびに船に振動が伝わってきます。
本当、スケールの大きさにただただ驚きました。

歌うクジラ、ザトウクジラ

慶良間で見られるクジラで一般的なのはザトウクジラです。

歌を歌うクジラとして有名で、人間以外の動物ではほとんど見られない、音程構造を持った声で鳴く動物なのだそうです。

体長は大人だと15m、体重は30t!

なんて大きい生きものなんだ!!

ホエールウォッチングのスタッフさんいわく、小型船くらいなら楽にひっくり返してしまうそうです。
「だからあんまり近づけとか言わないでくださいね」と笑っていました。

クジラと海をドライブ

その後20分くらい、船は一定の距離を置いてクジラについて行きました。

二頭のクジラ

クジラのブロウ

クジラの背中

ホエールウォッチングに成功

クジラの尾びれ

ついに尾びれの撮影に成功っ!

クジラに近づきすぎてはダメ!

通常、60〜100mくらい離れたところから、クジラを見ます。
距離を置くのは船を転覆されるのが怖いというよりは、クジラを守るためです。

船のエンジン音は海中に響き渡り、クジラにはダンプカーが耳元を走っているような騒音が聞こえているそうです。

このシーズンのクジラは子育てに向けて神経質になっており、本当は船が近づくだけでもストレスに。できるだけ遠くから楽しむことで、クジラにストレスを与えすぎないようにしているのです。

クジラからしたら、放っといてほしい時期だったんだね…。ごめん。

出発から2時間後、ホエールウォッチング終了

クジラに夢中で船酔いの夫をすっかり忘れていました!
みなみのひげの船酔いは、クジラとともにクライマックスを迎え、船内へエチケット袋をもって退散していきました。

これにてホエールウォッチングは終了です!

最高の1枚が撮れました!

ホエールウォッチング

今回の最高の1枚がこちら。
船酔いになりながら、頑張って夫がカメラを構えて撮影した写真です。

初めてのホエールウォッチングは、迫力満点で大満足!
クジラもしっかり見えることができる日に行くことができ、ラッキーでした。

余談

船酔いの薬が効かなかったので、「何でかな?」と見直してみると、成人2錠のところを1錠しか飲んでいませんでした……。そりゃ効かないわけだ。

みなさん、酔い止めを飲むときは用法用量を守って正しくお使いくださいね!
(あと慌てて飲むはめにならないように、余裕をもって集合場所へ行きましょう。)

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