早起き生活をしてみたくて、ネットの早起き情報を試しまくった話
※記事の情報は執筆時点のものとなります(9年前の投稿)
私たち夫婦は、恥ずかしながら、生活習慣が夜型です。
ふたりとも、もともと夜更かしと二度寝が好き。会社員時代も10時出勤だったので朝も遅め。
しかも、フリーになってからは余計に夜型化が進み、さすがに昼夜逆転はしていませんが、ここ最近の就寝起床時間を平均すると、平日1:30就寝、9:00起床。
会社員時代よりさらに1時間以上のんびりしている有様です..汗
せっかく沖縄移住して、朝日の見える東海岸に住んだのに、朝日を拝んだのはカーテンのなかった移住直後と正月の初日の出くらい。
なんともお恥ずかしい限りなのです..。
目覚ましだけは意識が高いみなみのひげ
私の場合は、早起き願望はあります。だからよく「明日は早起きするわ」と奥さんに宣言し、目覚ましを6:00とか(はたまた5:00とか)にセットして寝たりもします。
でももともと夜更かししやすいたちの上、朝、眠いとなぜか人生終わったくらいの絶望感に襲われるため、まったく早起きができず、日々、目覚まし音を華麗にスルーしています。
真夜中のネットサーファー、ピノ子
奥さん、ピノ子さんにいたっては、自称ゆるふわ系干物女子。早起きなんてオシャレな雑誌やサイトの売り文句と決め込んで、夜は延々スマホとにらめっこ。
特に21時以降のスマホが習慣になっています。
見る内容は「ブログとかーFacebookとかー、、気になるやつ?」と典型的なダラ見らしく、布団に寝転がってからスマホを見ては就寝時間を延々と遅くしています。
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あこがれの朝型に
こんなふたりですが、なれるものなら朝型になってみたいのです。
気取ってると言われようがなんだろうが、朝を爽やかに迎えられたら、なんか..、なんかいいじゃないですか!!!(動機不純)
..生活習慣をよくしなきゃいけないなぁといった危機感があるのは本当なので、この機会に朝型生活への切り替えに粘り強くチャレンジしてみることにしました。
朝型に切りかえる方法を実践してみる
朝方に切り替える方法はいろいろあります。自分たちで調べてみて実践できそうなものを10個ピックアップしました。
1、寝る3時間前の食事と飲酒をやめる
「それマグで!」というブログの、「朝型生活のための改善点のまとめ」より。
朝型生活のための改善点のまとめ。 – それマグで!
基本。寝る前に胃にものが入っている状態だと眠りが浅くなって起きられなくなるそうです。アルコールも寝つきはよくなりますが、睡眠の質自体は悪くなるので飲まないのが◎。
2、寝る2時間前のPC等の作業をやめる
「それマグで!」というブログの、「朝型生活のための改善点のまとめ」より。
こちらも基本。眠る2時間前からPC作業などをやらないようにします。夜できなくても朝早く起きられればそっちの時間で作業もできるので、そのように意識するといいそうです。
私たちにとっては難関。
3、1時間早起き、1.5時間早寝
「朝型 切り替え」で検索したら真っ先に出てきたページに書かれていた方法。
内容は簡単。いつもより1時間早く起きるようにして、それより30分多い1.5時間早く寝るそうです。生活習慣を切りかえるタイミングは不眠が発生するので、30分多めに眠ることでバランスをとるのだとか。
4、朝にすることを決めてから眠る
No second lifeという有名なブロガーさんの実践した10個の方法のうちのひとつ。
超夜更かしだった僕が朝型人間になるために実行した12の大切なこと
早寝早起きを目的とするのでは、どうせ二度寝して続かないです。朝にやることを決めてそれを目的に早起きを実行するそうです。
5、朝に運動をする(太陽を浴びる)
No second lifeという有名なブロガーさんの実践した10個の方法のうちのひとつ。
朝に太陽を浴びると、セロトニンというホルモンが分泌されるようです。俗に言う幸せホルモンらしく、これを感じると朝のスタートが充実するのだとか。
6、朝に一番大事なこと・楽しいことをする
No second lifeという有名なブロガーさんの実践した10個の方法のうちのひとつ。
朝の一番、脳がフレッシュで元気な状態のときこそ、自分のためになる一番大事なことに時間をつかうのが良いそうです。
7、ちょっとした贅沢を用意する
No second lifeという有名なブロガーさんの実践した10個の方法のうちのひとつ。
朝早起きできたときのモチベーションアップのためにちょっとした贅沢をしていいことにするそうです。こちらのブログ著者の場合は、「スタバのいい朝食セットを食べていい」だそうです。
8、目覚めてすぐの体温を計り、自分にふさわしい朝の過ごし方を知る
「僭越ながら【1テーマの本を30冊読んで勉強するブログ】」を運営する、朝3:00起きのかたが実践した10個の方法のうちひとつ。
なんでも、起床時点の体温が「36.1度以上」か「36.1度以下」かによって、朝から運動したりバリバリ動ける人と、朝は入浴などで体温を上げゆったりスタートしていく人に分かれるらしいです。へぇー。
9、寝起きがだるいのなら、お風呂につかって体を温め血流をupさせる
「僭越ながら【1テーマの本を30冊読んで勉強するブログ】」を運営する、朝3:00起きのかたが実践した10個の方法のうちひとつ。
【まとめ】この10項目を実践して、夜型から朝型生活にシフトできました – 僭越ながら【1テーマの本を30冊読んで勉強するブログ】
寝起き時点は体温が少し低いので、無理に動けばだるい上に身体に負担もかかるそうです。シャワーやお風呂で体温を上げるのが自然に目が覚めていい方法なのだとか。沖縄だと不要かしら。
10、早起きできた日は手帳にシールを貼って、目に見える成果にする
「僭越ながら【1テーマの本を30冊読んで勉強するブログ】」を運営する、朝3:00起きのかたが実践した10個の方法のうちひとつ。
手帳にシールじゃなくてもいいみたいですが、「早起きできた日」がどれくらいあるか、成果をわかりやすくしてモチベーションを上げていこうってことみたいです。
早起きするためにルールを設定
まずは、2015年の7月2日から7月15日の2週間、朝型切り替えを試してみます。
実施する上でのルールはこちら。
- 上にあげた、10個の方法を実践する
- 就寝3時間前までに夕食、2時間前にPC・スマホはおわり
- 仕事、イベント、飲み会などで遅くなったときは仕方ない(妥協)
- 1週目は「12:00〜7:30」、うまくいったら次週は「11:00〜6:30」を目指す
- 起床時の体温を測る(初日)
- 朝起きたら、音楽をかける
- 目覚めてきたら、15分散歩する
- ご褒美はホットケーキの朝食(ピノ子)
- ご褒美はコーヒーとニュース・マンガのダラ見(みなみのひげ)
- 朝、やる大事なことはサイトの記事作成
- 早起きできた日はホワイトボードにチェック!
たっぷりありますが、実際にやることはそう多くありません。
逆にやってはいけないことが多い印象。22時以降、PCやっちゃいけない、お酒飲んじゃいけないが個人的には辛い。
実際に2週間チャレンジしてみました
2週間後。
結果は惨敗でした。
14日中、起きられた日が3日しかありませんでした.。
開始早々Start up weekendのイベントで夜更かしをし、目覚ましが鳴って気づいたらと8:00過ぎを繰り返します。
しかも週末にかけて台風9号が襲来し風がうるさくて夜眠れず。早起きどころか昼夜逆転をしかけます。
全然起きられないので、2週目も12:00就寝、7:30起床を目指しますが、全然起きられません(寝る時間は早まりました 恥)。結局、7:30に「ふぁ?」っとなって記憶が消え、8:00にわーっと目覚めるスタイルが定着しかけています。
「あ、あかん。我ながら情けない..。」そう思って一念発起し、最後の日だけ10:30に就寝したら、目覚ましなしで朝5:30に目覚めました。
あれ?眠る時間が早ければもしかしていける!?そんな予感を持ってまず2週間終了。
気づいたこと
私も奥さんも起床時の体温が低かったです。
ふたりとも「35.0〜35.5度」くらい。奥さんはもともと平熱が低い(35.8度くらい)のですが、私の平熱は36.7度です。1度以上も体温低いんだ..。
朝の自分ってこんなに体温が低いんだ!と、驚くと同時に、朝、眠いとなぜか人生終わったくらいの絶望感に襲われる理由は、体温が平熱にくらべて、1度以上も低いことによるダルさなんだとわかりました。
作戦変更してまた2週間試してみた
ちなみにこの時点で奥さんはなんとなく諦めモード。干物女子に戻りそうです。
あーあきらめないでー!
ちょっと作戦変更。
体温が低いことを鑑みたほうがいいと思い、朝型切り替えを変更しました。
- 変わらず10個の方法を実践する
- 就寝3時間前までに夕食、2時間前にPC・スマホはおわり
- 仕事、イベント、飲み会などで遅くなったときは仕方ない(妥協)
- 1週目は「12:00〜7:30」、うまくいったら次週は「11:00〜6:30」を目指す
- 朝起きたら、音楽をかける
- シャワーを浴びるか、暖かいものを飲む
- ご褒美はホットケーキの朝食(ピノ子)
- ご褒美はコーヒーとニュース・マンガのダラ見(みなみのひげ)
- 朝、やる大事なことはサイトの記事作成
- 早起きできた日はホワイトボードにチェック
- 振り返りをして継続する
起床時の体温が低い人にとって、朝の運動はかえって負担らしいので中止。
シャワーや飲み物でゆっくり体温を上げる作戦に変更しました。
いやーしかし、7:30の起床なんて、普通の人からしたら早起きでもなんでもないよな。。
再び実践!早起きはできるようになるか!?
2回目の結果、、。
惨敗です。
学習能力がないのか我々は..。
14日中、早く起きれたのはまたも3日。
うるせーうるせー!やる気あるわい!こっちだって28日間も(意識だけは)早起きチャレンジ続けてるんだぞ!!やる気なかったらとっくにやめてるわい!!涙
なんだよーなんでなんだよー涙
そういう星のもとに生まれちゃったってこと??夢見るなってことなの〜?泣
反省会・気づいたこと
惨敗とはいえ、だてに28日間も早起きしようとウンウンうなっていたわけではありません。早起きに役立ちそうな気づきと課題をあげておきます。
寝る時間が早められないと起きられない
起きれない原因はまさにこれでした。私たち、早く寝ると早く起きます。どうやら7〜8時間が必要睡眠時間のようで、けっこうわかりやすく起床時間が、就寝時間に左右されました。
というわけで、7:30に起きられないときは大概、1:00過ぎに寝ているってことです。
夜に活動すると起きられない
就寝時間が早まらないとダメってことは、夜の活動は基本的にやらないように生活を変えていかなければなりません。そして、これが私たちの頑張りが足りないところでした。
作業が夜まで伸びたり、ついつい夕飯のときにお酒を飲んでみたり、見逃したテレビ録画を見直したり、スマホいじったり、夜にイベントが入ったり..。
大人の社会は、想像以上に夜が豊かなのです。他人のせいにするわけじゃないけど、こりゃ寝られないよ!!
起きなきゃいけないときは、朝起きられる..が
一方で、次の日の朝に予定があれば、朝5時だろうが4時だろうが起きられました。二度寝をしちゃいけない状況があれば早起きもできるのです。
しかしながら、睡眠の借金のツケは昼間にきます。いつもより2時間以上早起きができた日はかえって作業パフォーマンスが落ち、作業が夜にまで影響し、次の日早起きできないなんてことに..。
朝は体温を上げるのがキモ
私たちの場合、朝、目覚めることはそんなに難しくないのですが、起き上がって動き出すまでが難関でした。やはり体温が低いので、体が運動を避けたがるのです。
シャワーを浴びたり、温かいものを飲んだりするところまでいくと、驚くほど簡単に目覚め、その後普通に活動できます。ですが起き抜けにベッドまでカモミールティーを持ってきてくれる爺やがいるわけもなく..。
なんかベッドで勝手にあたたかくなる方法はないかしら..。
【朗報】ちょっぴり起床が早くはなった
ちなみに、目標の7:30には起きれないのですが、8:00くらいには起きられるようにはなりました。社会人としては全くほめられたもんではないのですが、一応、意識すると少しずつは早くなるようです。
習慣は粘りづよく続けることから変わるもんです。失敗にこりず、早起き頑張ろうと思います!
目指せ、起き抜けに夫婦でサーフィン!!(← サーフィン未経験)