【初心者】沖縄で初めての確定申告(青色)を終えました!やり方をご紹介します
※記事の情報は執筆時点のものとなります(8年前の投稿)
とりあえず「一番安いオンライン会計ソフトはどれやねん」というかたは、記事の最後からごらんください。
いやぁ確定申告ですねー。
とうとうこの時期が来てしまいました!
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初めて確定申告
個人事業主になってからうれし恥ずかし、初めての確定申告を終わらせてまいりました。
確定申告って色々とわからない用語が並んでいたり、厄介な記述ルールがたくさんあったり、とっつきにくいですよね〜。
本当、頭を抱えてしまいます。
しかしながら納税は日本に生きる私たちの義務。
おなじような状況のかたの参考にしていただくためにも、ちょっと不安は残っていますが私たちの確定申告の様子をご紹介します。
ちなみに、私の職業はデザイン業です。
ウェブ運営ばっかやってますけど。
私たち(個人事業主・青色申告)の確定申告の様子
私たちの確定申告の様子です。やってみると意外とシンプルでした。
1、確定申告の封筒が来る
私のもとへ、ある日、A4サイズの封筒が届きます。
「確定申告用紙等在中」と書かれた封筒を見て、「こ、これは..、確定申告の案内だ!」とざわめきます。
封筒の中身は申告用紙(確定申告ソフトを使う場合はプリントアウトするので不要)と、青色申告のやり方について。
今年(2016年)の確定申告期間は、2月16日〜3月15日!
(2015年分の申告の話)
↑だいたい毎年、このくらいの時期です。ネットで申告するなら、年明けて【3月15日締め切り】とだけ覚えておけばよいでしょう。
とりあえず、以前、税務署で説明会を受けてるし、落ち着いてやれば大丈夫だろうと心を落ち着かせます。
2、納税地を確認する
沖縄県には、6つの税務署があります。
それぞれに担当するエリア(管轄地域)が決まっているので、自分の住むエリアの税務署を確認しました。
沖縄県の税務署と各管轄地域は以下で確認できます。
3、確定申告ソフトで、データを作る
納税地を確認したら、確定申告ソフトでデータを作りました。
私たちは1年間無料で利用できる「やよいの青色申告オンライン」を使っていました。
今年の売り上げや経費の項目をポチポチと入力しておけば、あとは30分くらいで確定申告用の書類データをつくれます。便利〜!
売り上げや経費の入力は日頃からやっておかないと直前に地獄をみますよ♪
4、確定申告ソフトに控除を受ける場合の入力をする
青色申告をやるメリットと言ったら、なんといっても「控除」ですよね。
控除にも種類がたくさんあるので、自分の受けられる控除だけ入力しましょう。
青色申告をきちんとするだけで、「青色申告特別控除」という控除が受けられます。これが大事。
5、確定申告ソフトで用紙を出力
出入金の処理、各種控除の入力を全部やってあれば、確定申告ソフトで自動的に必要な用紙を出力してくれました。スゲェ!
- 平成27年分の所得税及び復興特別所得税の確定申告書B 第一票
- 平成27年分の所得税及び復興特別所得税の確定申告書B 第二票
- 平成27年分所得税青色申告決算書(一般用)
私たちの書類は3種類でした。
ちなみに「平成27年分所得税青色申告決算書(一般用)」の枚数は4枚。
その中に色々と項目があり、自分たちに必要な以下の項目だけ入力してある状態でした。
- 損益計算書
- 月別売上金額及び仕入金額
- 減価償却費の計算
- 地代家賃の内訳
- 貸借対照表
プリンターで2部(1部は控え)プリントアウトして、完了です!わーい!
ぶっちゃけ、確定申告ソフトの手順に従っていれば、勝手に必要な用紙が出来上がる感じです。
必要な用紙の名前なんて、今となってはすぐ思い出せませんもの汗
確定申告ソフトさまさまです。
6、管轄の税務署へ提出して完了
必要な用紙ができたら、税務署の窓口へ提出します。
還付金が発生する場合、お金が振り込まれるので自分の銀行口座の情報も必要です。忘れずに。
一応、確定申告書類の控えの1部も持っていき、税務署から受け取った旨の判子を押してもらいましょう。
お疲れ様でしたー。
おまけ、今はネットで提出しています
書類をコンビニで印刷して、いっしょうけんめい税務署にもっていってたのは最初の2年くらい。
そのあとは電子申告に切り替えて、家からネット経由で確定申告してます。
ネットでやっちゃえば、税務署で長々待たされた挙句、受付の人からめんどくさそうに「電子申告できますからね〜」とか言われなくても済みますので便利です。
コロナなご時世もありますし、会計ソフトも今やがっつり電子申告に対応してきてますから、ネットでの確定申告おすすめです。
やっちゃえ!電子申告!
※電子申告はICカード入りのマイナンバーカードが必要です。1ヶ月くらい待つこともあるらしいので早めに作っちゃいましょう。
申告はPCとスマホでやりかたが違いますので、それは「e-TAX」のホームページを読んでやるといいですよー。
確定申告で引っかかったポイント
今回、自分たちで確定申告を行ってみて引っかかったポイント。
引っ越しをしたら確定申告ってどこでするの?
管轄の税務署で私たちは悩みました。
それは最近、与那原町からうるま市に引っ越したからです!
与那原町は、那覇税務署が担当……。
うるま市は、沖縄税務署が担当……。
住民税とかって、前年の1月1日に住んでた場所がなんたらとかいうし、前に住んでた管轄の那覇税務署の方がいいのかしら……?
そう思っていたのですがちがいました。
原則、引っ越ししたら、移り住んだその地域の管轄の税務署で確定申告するそうです。
個人事業主の場合は、事務所の住所の場所となります。
わが家は在宅仕事なので、自分が引っ越せば事業所も異動ということになります。
「納税地の異動に関する届出書」を、税務署に出して住所変更をしました。
確定申告ソフトを使わない選択は?
ケチ手作り意識の高い私、確定申告ソフトも年間1万円くらいするし、なんとか手作業でできないものかと頭をかすめましたが、税務署の説明会を聞いてやめました。
青色申告の場合、貸借対照表(たいしゃくたいしょうひょう)や損益計算書(そんえきけいさんしょ)という、名前を噛むために存在するような表を作る必要があります。これに、複式簿記という大変ややこしい計算が必要になるとのこと。
手作業でやるのは恐ろしく手間がかかるそうで、説明会の会計士さんすら「今どき、複式簿記を手作業なんて私もできないんじゃないかしら。あはは」と、言っていたので即諦めました笑
原理的には手作業で書類の作成をしても問題ないようですが、確定申告ソフト使っちゃった方が簡単です。
スマートになっている確定申告
確定申告も年々スマートになっています。
前述したような税務署への書類提出をせず、「e-Tax(イータックス)」というシステムを使って、ネットから確定申告できます。
ただねー……。
はじめるまでの手配がまだ手間っちゃ手間なんですよねー。
電子申告するための利用者番号を発行する手続きをしておくことや、ICカードリーダーを購入することなど、事前にアレコレが必要で、最初の数年は手渡しでした。
でも早めに準備ができるなら電子申告の方が絶対、らくちんです。
利用者識別番号の発行とか、一回やっちゃえばあとの年は申告だけですから。
ちなみに安い会計ソフトは……?
2020年時点でクラウド会計ソフトのメジャーどころは3つ。
安さでいうと私たちが最初に使った「やよいの青色申告オンライン」の「セルフプラン(サポートが一切ないで申告作業だけやる人向け)」が年間8000円と安いです。最初は1年無料とあって、そういう意味でも安い!
次がfreee会計の個人事業主向け「スタータープラン(スマホで領収書を撮影する機能などがないミニマル機能)」で、月額1180円 or 年払い11,760円(月額980円換算)。最初は30日間無料。
3番目がMFクラウド会計の「パーソナル(個人事業向け基本機能)」で月額1280円 or 年間11,760円(月額980円換算)となります。最初は1ヶ月分、無料。
うちは当時、お得だったfreeeにのりかえてしばらく経ち、すっかりfreeeに馴染んでしまっております。
関連会計ソフト「freee(フリー)」を1年間使ってみた感想|くらしにのらり
今から選ぶかたは無料期間をつかって、自分と相性が良いソフトを比べてみると良いかもしれませんね!
確定申告ソフトに感動した、初めての確定申告
初めての青色申告、終わってみると「確定申告ソフトすげ〜便利」と思ってばっかりでした。
経理ってなんか苦手意識が払拭できないので、計算をやってくれるのがありがたいことありがたいこと。
それと、日々、収支計算をしたり、領収書を整理してくれたりと、ピノ子さんが活躍してくれていることに感謝した確定申告でした。日々の情報整理が大変さを左右すると言っても過言ではないです。
来年に備えて、また頑張ろうっと!