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マガジン「沖縄で家づくり」読んでみてね!

頭痛が増えた原因は「沖縄移住」だったのかも..。低気圧による頭痛に注意[しくみの図解付き]

ズキズキ。

ズキズキ。

うーん、まいった。集中できない。

..なんか今日、頭が痛いんだよなぁ。

頭が痛くて集中できない

沖縄に住みだしてから、たまにそういう日がきます。ずーっと、パソコン相手にデスクワークなので、まぁ肩こりだとか、眼精疲労で、頭痛にもなりやすいんだろうなぁ、と、そう思っていたのですが、どうやら沖縄らしい原因もあるみたい。

そうです、それが低気圧
あるとき、友人と頭痛の話をしていたら、「それ低気圧が原因じゃない?」と言われ、気になっていろいろと調べてみたところ、たしかにどうやらそれっぽい!

同じ状況や、体質の人もいるかと思いますので、調べてわかったこと、いくつかご紹介いたします!

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低気圧が原因で「頭痛」が起こるんだって〜!

世の中にはいろいろな頭痛がありますが、低気圧を原因とした頭痛もあるんだそうです。いやぁ、本当、びっくりしましたね。

悪天候の時に起こる「急な気圧の変化」によって、脳の血管をおさえていた圧力が下がるため、血管が広がりやすくなります。
脳の血管が広がることで、周囲にある神経を刺激してしまうため、片頭痛を誘発してしまう場合もあるようです。

引用:頭痛の24%は天気が原因!?頭痛で苦労しないための対処法 | ナースが教える仕事術

※記事がなくなってしまったのでリンクを削除しました。

気圧変化によって脳の血管の収縮が起き、神経が刺激されて頭痛が起こるのだそう!

一般的にいわれる「片頭痛」が、低気圧を引き金に起きるのだそうです。
なるほど、たしかに思い返してみると、私はよく雨の降っている日は、頭が痛くなったり、肩がこったりするんですよね。

まさか雨と頭痛が連動していたなんて。桶屋もびっくりです。

低気圧で頭痛が起こる仕組み

しかしまた、なんで低気圧くらいで頭が痛くなったりするもんなんでしょ。そう思って、一応、仕組みを調べてみました。

血管が身体の外へ広がる=体調変化、頭痛が起こる

低気圧で頭痛が起こる仕組みの要点は、「気圧が下がると、身体の内圧が外へ向かう」、これにあるようです。私が調べた低気圧と頭痛の関係を、おおまかに説明するとこんな感じ。

体は常に空気圧を受けている

「気圧」とは、空気に押される圧力のことです。通常時は1013hp(ヘクトパスカル)と言われています。単位は、台風のときによく出てくる、hp(ヘクトパスカル)さん。今回はそんなに気にしなくて大丈夫です。

関連940hPaは強い?弱い?台風でよく見る「ヘクトパスカル(hPa)」を簡単に理解する

で、気圧が弱くなっているのが低気圧の状態
例えば台風のときなんかは、1013hpの気圧が、一気に950hpとかにまで下がります。

低気圧だと体へかかる圧が少ない

低気圧は、空気の私たちを押す力がいつもより弱い状態。
このときに、私たちの身体に変化が起こります。

ふくらむ

人間の身体の成分は60%が水。ほとんど水の袋みたいなものですから、外から押される力が弱くなれば、身体の中身は、物理的にいつもより外へ外へふくらもうとします。

その、ふくらむもののひとつが血管です。

通常気圧の時に収縮している血管

通常気圧のときに収縮している血管が、、、

低気圧で血管が拡張した時に神経が刺激され頭痛が起こる

低気圧になり拡張する。すると周辺の神経を刺激する場合があって、片頭痛が起こります。

片頭痛の特徴は「頭の一部分」が「ズキズキ」といった感じで痛むもの。身に覚えがある人は、気圧によって片頭痛が起きているのかもしれません。

沖縄は天気が変わりやすい=気圧が変わりやすい

沖縄はとかく急に雨が降る(=気圧が変化する)場所です。台風もそうですし、かたぶい(片降り)と呼ばれるスコールのような雨も多いです。季節の変わり目も、これでもかってくらい雨が振ります。

「沖縄は年間3分の2は雨だよね?」と、みんなに聞くと「だはずねー(多分そうだよねー)」と返ってきます。それくらい雨の多い島です。実際は、全国平均(120日)より15日くらい多い感じです。

「気圧が急に変化する=身体の状態も急に変化する」ということ。
気圧の変化で頭痛が起こりやすい人からすると、沖縄は頭が痛くなりやすい島といえるかもしれません..。

Oh..なんてこったい..。

雨の場所=低気圧の場所ではない

ちなみに「私、雨が降ってなくても頭痛がする」なんていうのも、低気圧の仕組みをおおまかに理解するとわかります。

雨が降る仕組みを、超ざっくりと解説すると、こんな感じです。

  1. 温かい空気は蒸気になったり、山などの起伏によって上空へ上がる
  2. 上空は寒いので空気は急激に冷える
  3. 空気が水の粒になり、重さで地上まで落ちる → これが雨

低気圧が、この流れのうちどこで発生するかというと、「1の上空へ上がるとき」です。
上空へいきおいよく空気が移動した場合に、空気がいた跡地が、低気圧の場所となります。

雨が降る前に頭痛

イラストでいうと②のタイミング。
つまり、雨が降っていない状態でも、空気が動いたことによって低気圧は発生するので、その時点で頭痛も起こるわけです。

予防・ケアをこまめにとるのが最善策のもよう

「よしっじゃあ雨を降らせないようにしたらいいんだね!オイラ、天の神様になるよ!

なんていう展開は、30のおっさんにはちょっとツライので、結局のところ、気圧による体調変化とうまくお付き合いしていくのが最善のようです。

ストレスを緩和させる

ストレスからの解放

月並みかもしれませんが、頭痛になりやすい人はストレス緩和を意識するのが大事。そもそも、片頭痛になりやすい人は、日中の緊張感が強いために血管の収縮も強い人なのだそう。

私自身も日中、身体が緊張しやすいです。プレッシャーには強くないし、神経質だし。ブログ書くだけでも、けっこう緊張して作業するので、ヘロヘロになったりもします。

片頭痛は、収縮した血管が拡がるときに起こるので、血管収縮が強いと痛みが起こる可能性も高くなってしまいます。ストレス緩和を心がけ緊張を減らすことで、頭痛がケアできます。

生活リズムを整えて、きちんと休みをとる

こちらも王道ですが、生活リズムを整えて、きちんと休みを取ること。何よりの対策ですね。

  • 規則正しい生活をする
  • 睡眠時間をきちんと確保する
  • 長時間ぶっ続けの労働はしない(休憩をはさむ)

頭痛に関しては、まずやりやすいのは上の3つ。

生活リズムが整えば、自ずと身体の不要な緊張も緩和されていきます。非常に大切なことです。

片頭痛なら「冷やす」&「カフェイン」がおすすめ

お次は対処法。これは私、個人がやっている対処法ですが、調べてみたら片頭痛の一般的な対処法でもあるようです。

冷やすかカフェイン

片頭痛は血管が拡がってしまい、痛みがでる症状ですので、反対に、血管を収縮させると痛みがやわらぎます
痛みのある場所を氷などで冷やすと良いそうですが、私は眉間やこめかみあたりが痛くなるので、顔を洗います。気分もさっぱりするし、私はそれだけでもさっと治ったりします。

もう一つは、コーヒー、というかカフェインのある飲み物(緑茶、紅茶、ほうじ茶とかでもOK)ですね。カフェインをとると、血管が収縮されるので、こちらも同じように頭痛を緩和させるのに効果があります。

きつくてダメそうなら頭痛薬。「酔い止め薬」も良いらしいが..

どうしても治したい場合は、頭痛薬を活用するのが良いでしょう。
私は薬が嫌いなので、あまり頼らない人間ですが、変に我慢して余計体調が悪くなりそうなら服用します。

ちなみに、気圧による体調不良の場合、「酔い止め」で効果がでる場合もあるそうです。
酔い止め薬は、スッとさせて、三半規管の混乱を鎮めるものなので、気圧によって三半規管の周辺の神経から頭痛が起きている場合は効果があります。

一方で、一般的な片頭痛の場合は、三半規管と関係ない場所でも痛みが起きます。その場合は特に効果は出ないようです。

専用アプリまであった!

なんと気圧予報で体調管理ができる「頭痛ーる」というアプリまであるんですね!ワォびっくり。

頭痛ーる:気圧予報で体調管理 - 気象病・天気痛対策アプリ

頭痛ーる:気圧予報で体調管理 – 気象病・天気痛対策アプリ
開発元:pocke, Inc
無料
posted with アプリーチ

天気予報と連動して、頭痛を予報してくれたり、体調をノートにつけて痛みの傾向を理解できたりするアプリのようです。

私はアプリを使って体調管理をするほどではないのですが、毎月25万人が使っているアプリというのを見ると、気圧による体調変化にいかに多くの人が悩まされているかがわかりますね!

アプリ紹介の画面で、わかりやすい説明動画がありました。
気圧による頭痛にお悩みの人や、天気による体調管理をしたい人は検討してみると良いのではないでしょうか。

「気象病」という言葉も有名らしい!

低気圧による、血行の変化やホルモンの変化によって、人によって、頭痛以外にも様々な症状が出るそうです。
低血圧症状や、身体のむくみが起きたり、めまいや気持ち悪くなったり、肩こりが重くなったり、古傷が痛み出したり、アチコチが痒(かゆ)くなったり、精神的に気持ちが鬱々としたり、状態がひどくなる人だと起き上がれないくらいになってしまうのだとか。

気象病」という名前で、最近は普通に認知され始めているらしいです。

いやはや、自分も関係していたとは!全然知りませんでした!

※(当然ですが)みなみのひげは頭痛の専門家ではありません。記事の情報は、あくまで仕組みの大まかな理解や参考程度にとどめてください。こちらの記事だけで判断したりせず、病院へ行ったり、専門家へ相談しましょう。

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