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初めて沖縄旅行する人がやりがちな「失敗」あるある

沖縄移住して5年目、みなみのひげです。
今回は初めて沖縄旅行するかたへむけた記事。

初めての沖縄旅行でやりがちな失敗をご紹介します

よく沖縄旅行に行ったり、住んでいる人からすると、初旅行の失敗はほほえましい光景。ですが、初めて旅行している人からすれば、ハプニングで旅程が変わると、笑ってる場合じゃないですよね。

私も失敗していたからわかる

この記事で予習し、うまいこと失敗を回避して良いご旅行をなさってください。

※実際に見聞きした微笑ましい失敗を中心に書いていますが、後半の2つはもし起こると大変な注意ごとです。また私の経験上、初めての沖縄旅行は「沖縄本島」へ行くかたが多いので、主に本島についてのトピックを書いています。

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失敗 01沖縄本島に対する「距離感」をはき違える

距離感がおかしい旅行計画例

那覇のホテルを出発。
美ら海水族館へ行き、近くのビーチで泳いでランチ。

そのあと南城市のカフェでお茶して、余裕があったら辺戸岬の絶景を見る。

そして夕方に北谷で買い物して、恩納村のホテルに泊まる。

どこがおかしいかわかりますか?

初沖縄の人の脳内マップ

私が小学校で初めて沖縄に来たときは、たぶん、こんな距離感だった

初めての沖縄。
頭に地図が入っていないと、たぶん、こんな感じのイメージでしょう。

しかし実際はこう↓

沖縄本島の実際の距離感

実際は南北が100km単位で離れている

意外とでかいのです。

上の計画だと、だいたい東京〜大阪間くらい移動することになります。

旅程は2日か、ゆっくり回るなら3日は必要です

美ら海水族館(北部)に行ったあと、南城市のカフェ(南部)へ行くと、まずその時点で1日が終わります

沖縄本島の距離感を履きちがえたがゆえに、破天荒なプランを立てる例は、他にもあります。

フクギ並木で自転車を借りて、そのまま那覇空港までサイクリングしちゃおうかと計画するカップル。
(ママチャリだと全力でこぎ続けても10時間くらいはかかる。)
那覇空港からの移動が徒歩なんですけど、まわれますか?」という、そもそもな質問。
(どこへ行くかによって散歩か、苦行か変わってくる…。)

上の話は、実際に私が見聞きしたものです。

リアルにみんな、よくやるのが、那覇出発、美ら海水族館に行って、また那覇に泊まる計画
これはよくやりがち
↑移動だけで半日潰すコース

失敗を回避行き先の近くに宿をとるのがベター

沖縄本島は南北に長〜いかたちをしており、その距離100km以上

東京都と同じくらいのサイズです。
ちなみに沖縄県は人口も140万人くらいと、けっこうな人数がます。

「島」と聞くと、歩いてまわれる小さな島をイメージしちゃいますが、沖縄はでかいのです

ですから沖縄旅行の計画を立てる際は。

  1. 行きたい場所をピックアップ
  2. そこに近い宿(車で30分以内)を探す

こんなふうに行き先に宿を合わせる手順の方が効率よく観光地を巡れます

宿が先に決まっている場合は、宿の近くの観光スポットを巡るのが吉。

沖縄本島は南部・中部・北部と、3つのエリアに区切ると、効率的に巡りやすいです

エリア

南・中・北部と分けると効率的な計画を立てやすいです

失敗 02常夏だと思って上陸

沖縄は冬、ほどほどに寒い

1月、2月に「寒いし常夏の沖縄でも行っちゃおうかな〜」とかやると、もう失敗フラグ

沖縄って常夏でしょ?

って質問に速攻で「違うよ」って答えるやつ、もう5億回くらいやった気がします。

沖縄県は「亜熱帯」といって、暖かいながら四季がある場所です。

つまり冬は夏ではなく、それなりに暖かい

気温でいうと14度か、15度くらいです。
関東でいうと秋くらいの気温ですね。暖かいといえば暖かい。

だから、真冬の沖縄旅行で、完全に常夏な格好でサングラスかけてくると、速攻で服屋さんに駆け込むこととなります。

ちなみに年中泳げますかって質問は、回答が悩ましいのでこちらをご覧ください

失敗を回避季節にあった服装を事前にチェック

シンプルですね。
冬場は長袖を着たらいいさ〜。

でも最近は「常夏ですか」のくだりはさすがに減ってきました。沖縄のことがだんだん各地に知れ渡っているんですね、きっと。

失敗 03沖縄料理への認識のズレ

「沖縄料理、めっちゃ期待して行ったのに和食みたいなの出てきたんだよね」

ってたまに言われます。

…いやそうだろ。

どうやら前知識ゼロの状態だと「沖縄料理」の、この4文字って想像を極限まで膨らませるようなのです。

南国でカラフルで熱帯でパーリナイかつグルービーななにか

「どんなだと思ってたの?」って聞き返すと、だいたい上の感じくらい膨らんでます。

沖縄料理のイメージ違い

世は大海賊時代でも迎えたのかってくらい南国の酒池肉林をイメージしているらしい

たしかに、そのイマジネーションで実際の沖縄料理と出会ったら、ギャップも生まれるかもしれない。

でもそういう人に、

沖縄そばは知ってる?

と聞くと、だいたい知ってます。

そういう感じよ、そういう感じ。かつお出汁のさぁ、豚肉のさぁ、和食っぽくてちょっと南洋のおいしい感じ。

https://oday.okinawa/area/thianda

読谷村にある島やさい食堂てぃーあんだの定食御膳。沖縄料理って感じ

沖縄料理、すごくおいしいですよ。

※正確にいうと最近はわりと沖縄料理のことはわかっていて、その上で「沖縄料理ってさ、なんか和風だよね。沖縄なのに…」と、意味深なワードをいう人がいます。いや合ってるよ。和風で合ってるんだよー!

失敗を回避チャンプルー文化でいろいろな料理を楽しむ!

沖縄のグルメは「沖縄料理」と決めずにおいしいものを探すのがいいですよ。

なぜなら、沖縄は「チャンプルー文化」といって、いろいろな地域の文化を混ぜ合わせているからです。

  • タコライス・・・アメリカのタコスがもと
  • 沖縄そば・・・もともとはシナそば(中華そば)だった説も
  • ラフテー・・・豚肉の煮物。九州で豚の角煮は有名ですよね
  • ゴーヤーチャンプル・・・炒め物は中国から?
  • ハンバーガー・ステーキ・・・実は超うまい。アメリカ文化
  • じゅーしい・・・炊き込みご飯。日本的ですね

おいしいローカルフードがたくさんあります!

その上で、純粋に琉球王朝で食べられた「琉球料理」を楽しむのも、もちろん素敵な食事の選択。
(琉球料理は主に宮廷で食べられた伝統沖縄料理を指します。)

琉球文化を知りながら食べると、とってもおもむき深いです

失敗 04ビーチで水着を着るとき、水着しか着ない

海で水着

海なんだから水着で当然でしょ?と思いますよね。でも…

夏場の話。
ビーチで水着を着るとき、水着しか着ないんですね。なに言ってんだって思いますよね。

これはビーチにいる沖縄県民と観光客を見分ける方法っていうのがあってですね。

これを見ればもう超絶すぐわかるんですけど。

水着の差

ちなみに右は妻ピノ子である

はい。
地元民の海女さん感な。

トロピカルに肌を露出すべきビーチでも、沖縄県民は基本的にラッシュガードなどで肌を隠して日焼けから守ります

※もっというと沖縄県民は日差しが弱まる「夕方」から海に出てくるケースが多いし、さらにもっというとあんまり泳がないで、ゆんたくしたりビール飲んだり、釣りしたり、モズクとってる。

だって丸一日、空の下にいてごらんよ。
マジで火傷みたいになっちゃうよ?

というわけで水着で丸一日、ビーチを楽しんだ結果、重度の日焼けに悩まされるっていうのが、初めての沖縄旅行の失敗あるあるです。

痛くて服を着れないくらい焼ける

失敗を回避羽織りもの・日陰・日焼け止め

「せっかくの旅行で水着を新調したのに…」

なんて思う人もいて当然だと思います。
だから「羽織りもの」を用意してマメに肌を守ってあげましょう。

沖縄の太陽 = 肌をジワジワ殺す

くらいの感覚を持っておくと、楽しみつつ、ちょうどよく肌を守れると思います。
日焼け止めは全力で。

あらかじめ日陰を探しておき、炎天下には長時間いない、なんていうのも肌を守るコツです。

失敗 05一回目で全島制覇しようとする

「なかなか来ることもない場所だし、一気に全部、島を巡りたいなぁ

わかる!
気持ちはすごいわかる!

だって私も大学生の頃、うっすら考えて調べたことがありますから。

その結果…。

沖縄県の島の数は150以上

とんでもねぇ数字にぶち当たります。

本県の東西約1,000km、南北約400kmの広大な海域に点在する160の島々のうち、平成30年1月現在、有人島は47島、無人島は113島となっています。

引用:離島の概況について/沖縄県より

県のサイトを見ると、さらに厄介なことが。島のある範囲も広いのです。

「1000km x 400km = 40万㎢」って…。

大航海かよってなります。

とにかく広い。

沖縄の距離感あるあるにもつながりますが、沖縄県は広いのです

失敗を回避なんども来てね

沖縄へ一度行きハマると何度もリピートする人がたくさんいらっしゃいます。それで正解!

なんといっても、たくさん島を巡れますからね!

  • 沖縄本島南部
  • 沖縄本島中部
  • 沖縄本島北部
  • 石垣島周辺
  • 宮古島周辺
  • 慶良間諸島
  • 西表島周辺
  • 伊是名島、伊平屋島
  • 大東諸島
  • 沖縄本島周辺離島

などなど。
超ざっくり大まかに切り分けてもこんなにあります。何度、沖縄に来ても巡り足りないレベル。

そりゃ10回も20回も来ますよね〜♪

来るたびに複雑多様な琉球の島の文化が、自分に浸透してきます。自然も海も美しいし、最高です。ぜひ沖縄の雰囲気が気に入ったら、色々と調べて島を巡ってみてくださいね。

与那国島

与那国島の海。離島巡りもいいですよ〜

失敗 06高速道路を140kmでブッ飛ばす

ここからは失敗すると、危険もある話。

沖縄の高速道路の法定速度は時速80kmです。

うっかりいつもの調子で100km以上出していると、せっかくの旅先でおまわりさんに捕まります。140kmなんてもってのほか。ご注意くださいね。

ETC付きの車で渋滞を回避
沖縄の高速道路はハイシーズンの土日になると高速の降り口で渋滞が発生しがちです。よくあるのが、那覇から美ら海水族館へ向かうのに高速出口の許田ICで渋滞へハマり、1.5時間のところ2時間半から3時間もかかったなんていう事態。午前中が全部、移動で終わり、時間がもったいないですよね。少しでも空いている道を走るポイントとして、料金所で支払う人が多いのでETC付きのレンタカーにすると快適です。

失敗を回避安全運転・余裕のあるスケジュール

安全運転してくださいね。

スケジュールに無理を持たせないのも大事

だいたい、予定が差し迫る事によってアクセルを踏み込むのが人情です。

せっかくの沖縄、のんびり巡りましょう。

失敗 07サンゴ礁に裸足で入る

ライフジャケットで浮く

シュノーケリングの様子

シュノーケルをしにサンゴ礁のある海へドブン。

あるがままの私で

とか言って裸足で入らないように。

理由はシンプル。
命の危険があります。

海洋危険生物ですね。

こんなやつが危ないの!?

っていう地味な貝とかかわいいタコとかが、超強力な神経毒を持ってたりします。
刺されると体が麻痺して動かなくなり、溺れて、最悪は亡くなリます。

失敗を回避マリンシューズ着用。管理ビーチで泳げばより安全

ライフジャケットの着用

まずサンゴのある管理外の海ではマリンシューズ。そして危険生物は必ずチェックしてから海で泳ぎましょう。

ホテルなどの管理されたビーチは、危険生物が取り除かれているので安心です。安全にビーチを楽しむなら管理されたビーチへ。

失敗も思い出ではある

以上、初めての沖縄旅行でやりがちな失敗たちでした。

事故やケガなどを除けば、ちょっとした失敗は旅の思い出でもありますから、神経質にならずに沖縄を楽しむのが一番だと思います。

沖縄は来れば来るほど、味わい深くなる場所です

南の島のリゾートが前面に出がちですが、なんども訪れる魅力をもった複雑多様な文化と自然が沖縄にはあります

ぜひ初めての沖縄旅行を楽しんだあとも、いろいろな沖縄を味わいにもう一度、訪れてくださいねー。

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