休眠中クワガタを多頭飼育するのにダイソーのセクションケースが便利
クワガタをブリードしていると、ブチ当たるのが休眠期間です。
いや別にブチ当るってほどではないですが。
休眠期間 = 羽化から動き出すまでジッとしてる期間
ノコギリクワガタなどのクワガタで秋口に羽化した個体は、そのまま半年程度、蛹室で餌も食べずジッとして過ごし、翌年の初夏ごろになってから活動をしだします。それを「休眠期間」と呼びます。
うちだとオキナワノコギリクワガタとか、オキナワヒラタクワガタが休眠します。
秋、羽化したから掘り出して、生体を確認したあと、そのままボトルで翌年初夏まで……ってやっていると、とーってもスペースがとられてしまい大変です……。
場所をくうのよ、休眠クワガタたち……
小さな家に住む私としては省スペース化はとっても大事!
どうにかしようと考え、「ダイソーのセクションケース」を導入してみました。
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ダイソーのセクションケースを休眠クワガタの集合住宅化
写真でみたら早いですね。
ほい、こんな感じ。
ダイソーに売っているセクションケース(写真のは仕切りを入れ替えできる200円のもの)に、休眠期間中のクワガタたちをいれて、翌年まで眠ってもらいます。
これだと18匹くらいまでいれられる
※18匹いれるとさずがにかなり小型サイズしか入らないので、実際は10匹くらいが適当かと思われます。
休眠期間中はエサも食べないで、ほんとジッとしているだけなので、これで十分!逃げ出す心配もありません。
さしずめ、休眠クワガタの集合住宅です。
写真だとマットを固めていれてますが、乾燥しすぎないようにするだけなら、キッチンペーパーを湿らせていれるのでよいですね。
掃除を考えるならキッチンペーパーのほうが管理が楽
温度の上下が少ない玄関とかに置いておけば、翌年までこのままでOKって作戦です。
休眠の仕方はクワガタの種類によって変わる
一応、注意。
休眠期間や、活動開始の温度などは、クワガタの種類によってちがってきます。
私が知っているオキノコ、オキヒラでいえば……。
オキナワノコギリクワガタ
春〜初夏に羽化した個体は夏でしんでしまう。秋に羽化した個体は、翌年まで休眠。休眠時はよほど気温が上がらない限り、ちゃんと初夏まで眠っている。夏場以外に成虫は活動しない。
オキナワヒラタクワガタ
春〜初夏に羽化した個体も冬に冬眠して1〜2年生きる。秋に羽化した個体は、翌年まで休眠。休眠時に気温が上がると活動を始めることがある。夏場以外でも温かいとエサを求めて動き出すこともある。
つまり、オキノコは冬に活動しださないのに比べ、オキヒラは温かいと動きだす可能性があるってことですな
関連沖縄は真冬もクワガタ採集できる?12月にバナナトラップ仕掛けてみた
上の記事で冬場にクワガタ採集しているのですが、ここで狙っているのも、オキナワヒラタクワガタです。
※オキナワヒラタはわりと温度・湿度条件が整えば、通年で活動できてしまうらしい。さすがに1月、2月に見たことはないけど。
ノコギリは冬場は絶対にいません
沖縄のクワガタ2種類でもこれくらい違いました。
ほかの地域の国産クワガタ、はたまた外国産クワガタで休眠する個体も、種類によって休眠の仕方がちがうでしょうから、ショップに聞いたり、情報収集して、適切な休眠方法を模索するとよさそうですね。
冬場のメスの飼育ケースとしても使っている
メスはサイズがちょうどいいので、(主にオキナワヒラタの)メスの飼育ケースとしても使っています。
冬場は冬眠なので、動き回る必要もないし
小さなサイズなら、もちろんオスでもいけます。
(私はブリードするので勝手に交尾できないようにオスメスわけてます。)
セクションケース、採集の時にも使うし、なにかと便利なので、もう何個か買い足そうかなーと考えてます。