【隠れスポット探索】南城市の知名崎にある「テダ御川(てだうっかー)」
ある日のこと。
旦那にこんな提案をしてみました。
車で走っていると、ときどき聞いたことがないような「○○の石」みたいな看板立ってるじゃん?そういうマイナーな観光スポット行ってみたい!」
いいねー!じゃあ今日さっそく行こう!
名付けて、隠れスポット探索!
ということで、いつものごとく南城市をふらふら〜。
そしたら見つけちゃいました!今回は、「テダ御川(てだうっかー)」です。何度も近くには訪れておきながら、全然気がつかず…。
まさに第1回隠れスポット探索にふさわしい場所です。
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テダ御川とは?
テダ御川は南城市の知名崎にある泉。
テダとは沖縄の方言で太陽を指します。琉球国王が久高島へ参拝に行く際に、テダ御川で豊かに湧き出る水をいただいて休息をとり、海の上での無事を祈ったと言われているそうです。今でも東御廻りの聖地として人々から崇められており、お祈りに来る方がいらっしゃいます。
テダ御川は南城市指定史跡でもあります。
テダ御川への行き方
まずは知名崎へ!
まずは知名崎を目指します。知名崎の直前になると、「テダ御川」の看板も出始めます。
知名崎に到着すると、再び「テダ御川」の看板です。てっきり知名崎=テダ御川かと思いましたが、よくみると300m先になっています。
歩いて行きます!
自動車は知名崎の駐車場(無料)に止めます。
いままで知らずにここに車を止めて海だけをみて帰っていました。。
海を右手にして海沿いの道を進んでいきます。
琉球石灰石を横目に進む
歩道の脇には海中の珊瑚や貝殻などが堆積してできた「琉球石灰石」がゴロゴロあります。
あまりの大きさにびっくりしちゃいました!
最近では沖縄らしさを演出するため、店舗やホテルに利用されるそうです。
言われてみれば、こないだ行った「漁民食堂」にも利用されていました。
あともうちょっと!
5分ほど歩いたところで階段が現れます。テダ御川はこのまままっすぐ進んだ行き止まりのところにあります。もう写真でも小さく見えていますね。
テダ御川に到着っ!
これがテダ御川です。
残念ながら今では湧き水は枯れてしまっているため、石碑以外は特に何もありませんでした…。
テダ御川だけじゃない!
私たち夫婦がテダ御川を気に入った理由は、ここから見える景色です!
テダ御川の目の前の海岸は、岩場が飛び出したような姿をしています。
今回は水がひいてしまっていましたが、それでも工夫して写真をとればきれいな写真を撮ることができます。
さらに時間やタイミングなどが合えばこんな写真を撮ることも可能なんです!
これは旦那が夏に撮ってきた写真ですが、ウユニ塩湖みたいでいいですねー!私のお気に入り写真です。
ん?夏に撮った…??
なんと、旦那はこんな間近まで行ったことがあるにもかかわらず、テダ御川に気がつかなかったらしい!笑
それくらい目立たない石碑ということですね。夏の時には実際にお参りしている方がいて、「岩になんでお祈りしているんだろ?」と思ったらしいです。。
水面にうつる雲が幻想的やー。。。
反射がきれいにみえるタイミング
残念ながら必ずしもウユニ塩湖のように水面がうつる写真が撮れるというわけではありません。
時間や季節・海水の量などによっても写りがかわってくるので、なかなかタイミングが合わないと、きれいに水面が反射しません。
ただ、下記のような条件を満たすとみえる可能性があがります。
- 夏の晴れた日
- 波が穏やかな日
- 知名崎の影で海が隠れる夕方
- 潮がある程度、満ちている時
ぜひ、チャレンジしてみてくださいねー!
階段は行き止まり
ちなみに階段をのぼってみましたが、残念ながら行き止まりでした。。
でも上から見る海岸の景色はまたきれいです。
別日に撮った写真ではこんな感じです。
訪れた時期や時間などによってこうも写る写真が違ってくるのですね!
ということで、隠れスポット「テダ御川」のご紹介でしたー!
帰りも海岸沿いをゆったり歩いて帰ると気持ちがいいですよー。
テダ御川の詳細
住所 南城市知念知名1172
駐車場 有
入館料 なし
写真:みなみのひげ