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【自由研究】沖縄の用水路にやたら泳いでいる”魚”を捕まえてみる[罠のイラスト解説付き]

な、な、な、なんと。

袋の中には2匹、子魚が捕まっていました!

やったー!とうとう捕まえたー!

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なんと小魚の正体は…

一旦、自宅に戻り魚を透明な入れ物へ。

捕まえた魚
激写!これが近所の用水路に群れていた小魚です。

さて一体、魚の種類は何なのでしょうか。調べてみると、その正体にびっくり!

外来魚の「ティラピア(多分ナイルティラピア)」だったのです。

ティラピアの原産国は「アフリカ」や「中近東」…。

なぜこんなところに!?

持ち込まれた魚が野生化して繁栄している

沖縄では熱帯魚が野生化しているという有名な話がありますが、実は、その中でもあちこちで繁殖してしまい困っているのが、この「ティラピア」なのだそう。
この魚、寒さに弱い以外は、飛び抜けて頑丈でパワフルです。

  • 工業排水が流れる汚い水質でも生きていける
  • 淡水魚なのに2倍濃縮した海水でも生きられる
  • 低酸素に強く小さな水場でも生きている
  • 雑食で植物でも肉でも何でも食べる
  • 年中繁殖する
  • 成長スピードが速く1、2か月で20cm以上に成長する
  • 体調が最大で50cm以上になる

ざっと調べただけでも、規格外の強さ、適応力。

一応、東南アジアの国によっては一般的に食べられるくらい美味しい魚だそうで、味は鯛に近いんですって!(きれいな水でちゃんと養殖すると本当にウマいらしい。)

そのことから、日本にも食用に持ち込まれたそうです。が、あまり大衆には好まれず。逃げ出したティラピアが繁殖してしまい、全国の温水域(温泉地の川とか)にいるそうです。

その中でも沖縄は温暖なので、ティラピアに弱点なし状態。那覇の街中の川から北部の清流まで、本当にあちこちに生息している模様。

あの100匹近い群れが、全部ティラピアだったのかと思うと、外来魚の凄まじさを感じました。

確かに強いティラピア

ピノ子さんが早々に家族って言っていますが、私の自由研究です。

本当にティラピアが頑丈なものかと、試しに、2匹を酸素の少ないであろう瓶に入れてみました。同じサイズの金魚ならマメに水換えしないと死んでしまうサイズ。

2日経過した今も、余裕で元気。

次にこのまま、直射日光の当たるベランダに置いて、水温を上げまくってみました。

超元気。

むしろ調子良さそう。

しかも人に慣れるのも早く、捕まえた次の日には餌を食べました。
(普通、魚は環境が変わると2、3日は餌を食べない)

間違いない。こやつ、、強い

ティラピアは爆発的に増えて、もともとの固有種を駆逐してしまうため「要注意外来生物」に指定されています。間違っても放流はできない(←絶対ダメ)し、どうしたら良いか困ってしまいますね。

用水路には意外とたくさんの生き物が生息していた

いやぁ真っ黒な泥の川だからティラピアだけかと思ったら、他にも生き物がいました。

カニ
(多分)モクズカニとか(←罠にかかってた)。

カメ
ミシシッピーアカミミガメとか(←これも外来種)。

あと、カニ、カメ以外にも「タケノコカワニナ」という巻貝もいました。

どうやらここ、汽水域(海水と淡水が混じるところ)のようです。カニとカワニナで分かりました。ここの用水路は海が近いので、潮が満ちると海水が逆流してくるらしく、海の泥と川の泥が混じっているようです。なるほど、変な匂いは磯の匂いだったのか。

本当、生き物の多さにびっくりです。ポケモン状態。沖縄って生き物の楽園ですね。用水路に熱帯魚とか。なかなかすごい発見だと思います。
8月も半ばを過ぎました。小学生のみなさん、保護者のみなさん、「ビニール袋の罠で自然観察」いかがですか?自由研究をやっていなかったら、近所の川などで、ぜひとも「罠」を試してみてくださいねー!

※用水路は汚いので衛生上おすすめできません。

追記:ティラピアが家に来て1年経ちました

【ティラピアの飼育日記】家に来てから1年経ったので、その後を紹介します | 沖縄移住ライフハック
昨年、こちらをご覧になったみなさま、記事のこと、覚えておりますでしょうか。 【自…

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