それ汗っかきじゃなくて『熱中症』の症状じゃ..?真夏の外出は熱中症じゃないかコマメにチェックしましょう!
※記事の情報は執筆時点のものとなります(7年前の投稿)
先日、晴天の沖縄@瀬底島で畑を耕しました。
そうしたらですね。
暑い。
とんでもない暑さなんですよ、外が!
暑いっていうかですね…。
「アッツ…」とか、
「ァ、アヂ…」とか。
もう暑さにテンションを上げることができないレベル。
真夏の沖縄、昼間の炎天下、ずっと外にいることって意外とないんですけど、やはりというか、いざ出てみたら直射日光が殺人的でございます。
さすが亜熱帯の島、暑い、いや、熱い。
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汗が止まらなくなるのも、熱中症かもしれないらしい..
そんな暑〜い沖縄で青空の真下、3時間くらい畑作業をしたのですが、開始30分もしないうちに汗が尋常じゃないくらい出始めました。
うぉっ、すごい汗の量!
さすが炎天下
なんて、最初は感心していたのですが、その後も全くペースが変わらず汗がダクダク出続ける事態が発生。
まるで、ジョウロのように、身体中が穴だらけの感じ。
あまりにも汗が出続けるので、不安になってきました。
なにこれ、異常事態?!
不安になった私は、持って来た水分をこまめに飲み、作業をしてはすぐに日陰で休憩し。
そんなことをしていたら、無事、ただの汗っかきとして畑作業は完了できました。
しかし調べてみると、熱中症の症状かも?汗
しかし、あとあと調べてみると、ビックリ。
汗をたくさんかいている時点で、もしかしたら熱中症の症状が出始めていたかもしれないことがわかりました。
一般財団法人日本気象協会が、熱中症ゼロへ向けて作っているウェブサイトをみると、熱中症の症状が大きく7つ紹介されていました。
- めまいや顔のほてり
- 筋肉痛や筋肉のけいれん
- 体のだるさや吐き気
- 汗のかきかたがおかしい
- 体温が高い、皮ふの異常
- 呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない
- 水分補給ができない
4番目にありますね。
汗のかきかたがおかしい。
ふいてもふいても汗がでる場合や、反対に、まったく汗をかかなくなる場合などは、熱中症の危険性があり得るのだそうです。
ふ、ふいてもふいても、汗、出とった..
(しかもちょっとフラフラしだしてた..)
高温多湿に身体が対処しきれない
熱中症は、高温多湿な環境に、私たちの身体が適応できないことで生じるさまざまな症状の総称です。
熱中症は、高音多湿な環境に身体が適応しきれず、体温調整機能が損なわれたり、血液中の成分バランスが崩れることで、症状が起こるようです。
- めまいやだるさ、気持ち悪さ
体の熱を下げようと全身の血管が広がり、血圧が下がる - 熱、皮膚が熱い、汗が止まる
暑すぎて体温が下がらないので、汗をかききってしまう - 筋肉痛、けいれん、足がつる
汗を大量にかき、身体の塩分が排出され過ぎてバランスが崩れる
症状に種類があるのは、身体の各所にある適応機能がバランスを崩し、それもとに症状が出はじめるからなんですね。
軽度が気づきにくい
厄介なことに、熱中症の症状でも軽度のものは、熱中症だと気づきにくいものが多いです。
- めまいや顔のほてり
「熱中症かな」ではなく、「体調悪いな」とか「風邪かな」と、間違えてしまいそう- 筋肉痛や筋肉のけいれん
スポーツをやっている人だったらよくあることだし、まさか熱中症だなんて思いもしなそう- 体のだるさや吐き気
気持ち悪さをともなうと、「貧血」と間違えることが多そう- 汗のかきかたがおかしい
ただ暑くてたくさん汗を書いているだけ、「太ってるから汗がたくさん!」など間違えそう
この4つ。
熱中症と一口に言っても、症状が色々あるもの。そして、他の症状と間違えそうな症状も多い..。
大したことないと思ったり、違う症状と間違えたり、そんなことから重度化してしまうと命の危険もあるので油断できないです。
こんな状態は熱中症を疑って
そんなわけで、暑い日に外にいるときや、室内でも暑いなぁと思える場所にいるとき、ふと以下のような症状に気づいた場合は熱中症の可能性を疑いましょう。
- 暑くてめまいがする
- 汗が大量に出て止まらない
- 暑いのに汗をかかなくなった
- 足などをつった
- 筋肉に痛みが出てきた
- 指先などにシビれがある気がする
- 暑くて全身がだるい
- 暑くて貧血のような感じ
- 暑くて気持ち悪くなってきた
この辺の症状を知っているだけでも、熱中症に早く気づけ、重症化する前に対応ができます。
熱中症かな?と思ったら
めまいなどがある場合は、涼しい場所で横になり、休むといいです。
長袖、スーツなどを着用している場合は、服をゆるめ、身体に空気が入るようにしましょう。
水分を十分に補給しましょう。
また、(しびれ、筋肉痛、けいれんなどある場合は特に、)塩飴などで、汗から出ていってしまった分の塩分を補給しましょう。
ちなみに、冒頭で出てきた熱中症の症状のなかで、5(高熱)と、6(呼びかけに反応しない・まっすぐ歩けない)、7(水分補給ができない)は、かなり重症ですので、医療機関をすぐ受診してください。
重症化すると、本当に命に関わって危険ですからね!
熱中症の知識、ぜひ、事前に頭に入れておきましょう。
セルフチェックも試してみてください
ウェブサイトの中に、「熱中症セルフチェック(現在の熱中症危険度を算出してくれる)」というものがあったので、面白そうだからやってみました。
畑作業をしていた瀬底島(本部町)で、熱中症のリスクを算出すると、こんな感じ。
ほぎゃー危険度D!
MAXですやん!
そんなわけで、沖縄の外は本当に熱中症の危険と隣り合わせです。
外出の用事がある方は、熱中症の症状が出てないかコマメに身体を気にかけてください。
また、水分補給や、アイシングの用意、涼しい場所へマメに入るなど、熱中症対策は十分におこなってくださいねー!
熱中症対策グッズ
熱中症の対策としてグッズもありますので、うまく活用して、元気に、快適に夏を過ごしましょうー。