夫婦で沖縄移住するといくら?必要な金額をシミュレーションしてみた
※記事の情報は執筆時点のものとなります(6年前の投稿)
沖縄移住にかかる費用は人によってさまざまです。
とはいえ、いくらかかるのか想像がつかないのも困りもの。
今回は、沖縄移住の予算の目安を、夫婦で移住する場合でシミュレーションしてみました!
(「ひとり暮らし那覇住まい」の費用はこちらの記事で書いています)
私たちは結婚と同時に沖縄に移住しました
ふたりの移住費用をもとに、移住費用を算出してみます!
移住費用を考えるときの参考にしてみてください。
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夫婦で沖縄移住するのに必要な金額
前提条件
- 賃貸暮らしを予定
- 夫婦ともに車を利用する
- 夫婦ともに就職予定
- 生活費は4ヶ月分で計算
- 子どもなし
家を買う人や、自営業者・経営者、車所有の有無で、また金額は大きく違ってきます。
夫婦での沖縄移住費用は「約330万円」
「移住+しばらくの生活(4ヶ月分)」の費用でシミュレーションしてみると、夫婦ふたりの沖縄移住費用、合計332万円でした!
費用 | 金額 |
---|---|
引っ越し費用 関東→沖縄の費用。引っ越しサービスを利用し家財などをそのまま移動 | 70万円 |
沖縄への渡航費 LCCを利用して移動 | 3万円(1万5,000円×2人分) |
家賃 夫婦移住者の相場感的に仮で7万円(部屋は2LDKを想定) | 28万円(7万円×4ヶ月) |
住宅の初期費用 敷1礼2ヶ月+仲介手数料1ヶ月 | 28万円 |
生活費 食料品・外食費・交通費・光熱費・通信費・日用品など | 100万円(25万円×4ヶ月) |
家具・家電購入費 新たに扇風機・除湿器などを購入した想定 | 3万円 |
車 50万円クラスの中古車を2 台 | 100万(50万円×2台) |
..た、高ーい
ふところの具合によっては、沖縄移住を完全にためらう数字ですが、あくまでシミュレーションです。
減らせる項目もありますし、いきなり全額が消えるわけではありません。
だいたい、わが家も沖縄移住したときの費用はふたりで180万円でしたからね。
大丈夫です。
詳細を説明していきます。
夫婦は2人なので各費用が増える
まず単身で移住する場合とくらべて、夫婦2人で移住するので、当然、各項目で費用が増えます。これは仕方ないです。
- 増える費用
- 住宅費、家賃・・・2人が住める広さが必要↑
- 生活費・・・・・・・・2人分必要↑
- 渡航費・・・・・・・・2人分必要↑
- 車・・・1人1台だと2台必要↑
一応フォローすると、単身移住とくらべたら生活を共有している分夫婦ふたりの方が割安ではあります。
- 1人当たりで考えると割安な費用
- 住宅費、家賃・・・半分に↓
- 家具家電・・・半分に↓
- 生活費・・・まとめて使うので1、2割安く↓
共働きなら収入も2人分ですし、引っ越しや事務作業で必要な人手も2人分あると思うと心強さもあります。
そういったもろもろも勘案すると単身移住よりも、夫婦移住の方が移住準備は、気持ちが楽ではあります。
予算をけずるなら、「引っ越し」と「車の購入」で
「330万もの大金、用意できないよー..」という人には、大きく費用を削れる部分が2つあります。
「引っ越し」と「車の購入」です。
引っ越しサービスではなく、ゆうパックを活用
引っ越し費用、「関東→沖縄へ70万円」でシミュレーションしています。
引っ越しサービスで見積もりをとると、だいたい60-100万円くらいの値段が返ってきます。
かなり頑張って、安〜く見積もりを削ったとして40万円台後半くらいだと思います
値段を下げたい場合、引っ越しサービスで家財を一式沖縄に移動させるのではなく、持っていく荷物を最低限まで減らし、必要な荷物だけ「ゆうパック」で送る方法があります。
そうすると、あら不思議。
70万円が5万円前後になったりもします。これはわが家もやった作戦です。
すごそうに聞こえますが、この方法、単純に安くなってハッピーというわけではありません。
- 家財処分の手間が圧倒的に増える
- 沖縄で新たに家具家電を購入する費用がかかる
と、手間や費用は結局かかります。
わが家はゆうパック作戦で、引っ越し代を4.5万円におさえました。
しかし結局、家具家電の購入で40万円以上出費。
合計45万円ちょっと。
そうなると引っ越しサービスを節約して使うのと変わらなくなってきます。
- 引っ越しサービスの方がいい
お気に入りの家具家電がある。引っ越し作業に体力的な不安。子どもがいるのでお任せしたい。 - ゆうパック作戦の方がいい
持ち物が少ない。家具家電を新調したい。体力に自信あり。まとまった作業時間あり。
自分たちにはどちらが良いか、考えてみると良いでしょう。
車を持たなければ100万円が浮く
車の購入費用は高くなりますね。
シミュレーションでは50万円くらいの軽を2台で100万円としています。
これが新車となれば当然200-250万円くらいでしょう。
節約の方法は..。
- 2人1台にまとめる
- (持っているなら)フェリー輸送する
- (那覇なら)持たない
わが家は2人1台で、軽の中古を65万円で購入。
幸い在宅ワーカーになったため、現在も1台のままでなんとかなっています。
那覇であればモノレールが走っているので、車の購入をしないで暮らしている人もいます。持たなければマイナス100万円。
休日のドライブで使うくらいのものでしたら、レンタカーやカーシェアリングを活用すれば十分でしょう。
那覇以外となると..。
車社会沖縄、やはり車を持っている方が便利です。
さいわい、車を購入するといっても支払いを分割したり、車検込みの月払い制で乗れたりします。
このへんも踏まえて、費用を考えましょう。
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費用を削ると..
ちなみにシミュレーションから削れる費用をすべてなくすと、こんな感じ。
- 引っ越しはゆうパック
70万→4万円 - 家具家電は現地のリサイクルショップで最小限
3万→40万円くらい?(わが家の費用を仮で入れています) - 車は持たない
100万→0
マイナス129万円!
332万円から差し引くと、203万円となります。
一人あたり100万円と少し貯金があれば、費用的には沖縄移住が実行できるかもしれません。
こう考えると、リアリティが湧いてくるでしょうか。
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移住初年度から「安定しよう」と焦る必要はない
やはり遠い沖縄まで移動し、暮らしを変える沖縄移住。
良い意味でも悪い意味でも、インパクトの大きいライフイベントになります。
金銭的に大きな支出が出るだけでなく、体にストレスもかかります。通常の生活とは違った負荷が出てきますから、引っ越していきなり悠々ライフとできなくても焦るべからずです。
早く沖縄に馴染まなきゃ
新生活たのしまなきゃ
お金も不安のないようにしなきゃ
生活安定させなきゃ
初年度からこんな調子だと、かえって心身にストレスがかかり、生活も不安定になります。
沖縄移住した初年度は沖縄に慣れる。お金があろうがなかろうが、これが優先。なるべくムリしないように生活するのがおすすめです。
そうしないと私のように移住2ヶ月でウツになりかけたりします。マジで辛いですよ!本当、気をつけて!(全力)
繰り返しとなりますが、移住費用は人によってさまざまです。
5万円で移住しても、10億円かけて移住しても、沖縄移住は沖縄移住です。
自分たちの場合はいくらか、周囲にふりまわされず、きちんと話し合い、考えて決めるのが大切。
ぜひ、記事を参考に移住費用を考えてみてくださいね。
関連わが家が沖縄移住に実際に使った総額は180万円!その内訳は?
沖縄移住費用を捻出するためにも、生活費を節約するのは大切なことです。
とくに一度見直せばあとは自動的に節約になる、固定費の節約がおすすめです。
固定費については別サイト「固定費の節約方法まとめ」を参考にしてみてくださいね。