家と仕事、どちらを先に決めるのがいい?

沖縄への移住を考える上で、「」と「仕事」は大切です。

家を決めて、沖縄に行ってから仕事を探すべきか。
仕事を決めて、住む家を決めに沖縄へ行くべきか。

もしくは両方とも事前に決めておく必要があるのか。

この順番については、悩まれている方が多いようですので、私の見解をご紹介しておきます。

沖縄の家と仕事

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家が先でも沖縄へ行くことはできる

まず、あえていうなら家が先でも沖縄に移住することは出来ます
(そのために当面の生活費として十分な資金は確保しておく必要はあります)

生活のためには仕事をしなければいけませんが、沖縄に移住したい人は、「場所」にこだわりをもちたい人も多いと思います。あのスポットの近くが良い、景観を大事にしたいなど、仕事の要因であれ、場所へのこだわりは捨てにくいとは思います。

「家と仕事、どちらを先に決めるのがいい?」と悩まれる人の多くも、「仕事が大事なのはわかるけど、家をないがしろにして沖縄移住するのは本末転倒だよなぁ..」と迷っている場合が多いです。

思考の罠にハマるくらいなら家を先に

端的に言ってしまえば、仕事(収入の目処)が先に決まっていた方が、移住は楽に決まっています。移住してから仕事のアテもなく、無収入に暮らすのは現実的ではないですね。

でも、思考の罠として、こういうときは得てして、「でも家の方が..」と、どうにか家を先に選ぶべき理由がないか考え込んでしまうのが人間というもの。

悩んで行動が止まってしまうのが一番いけないことです。
先に土地を見て、家を検討して決めてしまい、仕事は住みながら探すでもやろうと思えば移住はできます。並行にこなすよりも、家・仕事の順番を決めたほうが移住を実行できるかと思います。

私の場合

ちなみに私は先に家を決め、移住しました。
沖縄にきたらせっかくだから海の見える家を借りようと、家にこだわりがありましたし、また、沖縄に仕事の伝手はなく、仕事状況も十分に情報がありませんでした。

急いで仕事を先に決める手も考えましたが、安易に仕事を決めてすぐ辞めたいとなると、妻も一緒に不幸になってしまいます。それに私は介護関係の資格や、ウェブデザインのスキルがあるので専門職としての就職活動ができました。資金も事前に必要額を計算し、用意してありました。

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仕事はいったん抜きにして、住む家を決められるほうが、個人的には何かと楽でしたので、先に家を決めてから、しばらく無職で状況把握をしようと考えました。

家を決めて移住し仕事を探す場合

家を先に決める場合について書いてみます。

家を先に決める

おおまかな流れ

家を決める流れを考えてみます(賃貸の場合)。

  1. 不動産仲介・管理会社から家を紹介してもらう
  2. 沖縄に行き、実地で内見を行う(複数回)
  3. 希望の家を決める
  4. 郵送で契約
  5. 引っ越し時に立ち会い・入居

こだわりがあるならば、事前に希望の地域を決めるべく、家の様子や土地の様子などを見てまわり、調査したほうがいいです。1件紹介されて決まることは、ほとんどないと思いますので、自分の要望と実際のお部屋の状況、予算を踏まえ、2件、3件、4件といろいろな物件を見ていきます。

私の知人は、男性で一人暮らしの部屋を那覇で探していましたが、結局、15件くらいお部屋を見てまわったそうです。私たち夫婦は、2泊3日で本格的な物件探しに行き、結局、8件の部屋を見てまわり決めました。

部屋を見て回るのは楽しくもありますし、こだわりたいと思えば思うほど、こちらも来沖する回数が上がっていきます。そうなると、費用と時間がネックになってきます。収入の目処が立たない状況では、そう何度も来沖できないと思いますので、効率の良い探し方をするのが大切です。

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住んだエリアの近辺で仕事を探す=自然と那覇の近郊に

家を決めてから仕事を探す場合、万が一にでも仕事がないなんていうと困ってしまいます。ですので、自然と那覇か、その近郊で部屋を探すようになると思います。

那覇は都市で、やはり、会社も多いですからね。
就職活動の際にも、仕事の選択肢が多くなります。私たちも、那覇まで車で30分圏の与那原町に家を決めました。

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仕事を決めて移住し、家を探す方が気持ちは楽

仕事を先に決める

仕事優先で、家はとりあえず住めればいいよというかたの方が、気持ち的には楽でしょう。

沖縄の家賃は那覇市などの都市部ではそれなりの価格ですが、車で30分程度、郊外に出ると賃貸価格が落ち着いてきます。
個人的な肌感ですが、賃貸マンションの状態の良い2LDKで、那覇あたりで6.5〜8万円。那覇周辺の郊外で、5.5〜7万円といったところでしょうか。

一人暮らしのかたで、安さ重視で探すと1K、1Rで3万円代の物件もかなり見つかります。
部屋の埋まり方も、オーシャンビューや都市部の特別きれいな部屋を除けば、比較的どのときも空いていますので、探しやすいかと思います。

ただ、家がないと沖縄に来るにも来れないですからね。仕事が決まったら、すぐに家を見つける必要があります。

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仕事は仕事で、こだわれば大変なことも

仕事は仕事で、こだわればネックになってくることもあります。

沖縄県は失業率が高い県。
職種によっては求人倍率が高くなってくること、都心と比較して同じ仕事でも賃金が2割〜3割低い傾向であること、これらの状況が許容できないとなれば、選べる仕事も限られてきます。

理想の仕事に就くために、失業状態、もしくは、つなぎの仕事をしている状態でも、余裕が持てる資金を準備する必要が出てきます。

沖縄移住に関しては、専門性の高い技能や、汎用性のある資格が活きてくることが多いです。

例えば、私の沖縄移住者の知人で歯科医師がいます。歯医者というのは全国どこにでも開業していて、その土地によって必要となる技能に差が出ることはなく、かつ収入的にも高めなので移住はしやすいようでした。

専門性の高い技能や、汎用性のある資格をキャリアとして検討すること。これらは、沖縄移住の1つの有効なステップとなります。

家も仕事も決めてから移住するときの流れ

家も仕事も並行で、合わせて決めてから移住する場合の手順を書いてみます。

大まかな流れ

家も仕事も並行して決めていく場合、例えば東京にいながら仕事を決めて沖縄に行くとしたら、どのような動きになるかあげてみます。

  1. 東京都で沖縄の仕事口を探す
  2. 履歴書を送る
  3. 沖縄へ面接に行く(1回目)
  4. 沖縄へ面接に行く(2回目)
  5. 採用可否通知を電話、郵送で受け取る

会社によって違いは出てきますが、大枠で言えば上のようになります。複数社採用募集を受けるならば、これを繰り返す感じです。
土日休みの人だとして、実地面接がもし2回ある場合は、2度に分けて来沖する必要があります。

スケジュール

2つを平行に行う場合、無理矢理に詰め込んでもこんなスケジュールになります(都内住、土日休みの会社員の場合)。

  1. 【東京】沖縄の希望の家と仕事を探す
  2. 【東京】賃貸業者問い合わせ・会社に履歴書を送る
  3. 【東京】家の紹介の日と、採用面接の日程を合わせて貰う
  4. 【沖縄】土日を使って来沖、面接と不動産内見(1回目)
  5. 【東京】2次面接の案内を受け取る
  6. 【東京】不動産屋さんと会社に日程合わせの調整
  7. 【沖縄】土日を使って来沖、面接と不動産内見(2回目)
  8. 【東京】仕事決定
  9. 【東京】仕事の状況を鑑みた上で部屋決定
  10. 【東京】入社契約手続き、賃貸契約手続き

これだと沖縄に行くのは2回で済みます。期間でいうと1ヶ月半〜2ヶ月弱でしょうか。

1人旅だとして、1泊2日の来沖2回ならば、沖縄に知り合いがいなくても予算10万円程度で済みます。
上手に節約できる方ならば、6,7万円でいけると思います。

ただし、上のスケジュールはすべてが順当にいっています。会社も1つで決まっていますし、お部屋もこの来沖数だと3,4件程度見てきまっています。
複数企業採用を受ける場合、採用に落ちてしまった場合、希望の家が見つからない場合、もっと家をいろいろ見たい場合などは、3回目、4回目と来沖の数が増えていきます。

そうなってくる場合は、期間は半年くらいは見ておいた方が良いでしょう。
来沖が5,6回くらい。予算は単純計算でいうと40〜50万円かかります。

時間と手間を考えると、他2つよりもかかります。ただ、実直な方法ですし、沖縄に行ってから「どうしよう..」がないので安心です。

参考就活に際しては、県外からの就職者を誘致するイベントを活用する手もあります

家と職場のすりあわせ

「家」と「仕事」で、もうひとつ気をつけなければいけないのが、場所をすりあわせる必要が出てくることです。

沖縄本島は、小さな島と言えど、北と南でけっこうな距離があります。
北部の都市「名護」から、南部の都市「那覇」まで約70km。高速を使っても車で1時間以上かかります。那覇近辺で通勤渋滞があることも踏まえたら2時間以上。

北部に住みたかったけど、仕事は那覇の会社に決まりました、となってしまうと、現実的に通勤できません。

また、賃貸物件は基本的に予約がききません、どんなにお部屋を心に決めていても契約するまでは自分のものになる保証がないです(ちなみに契約すると2週間後くらいから家賃が発生します)。

仕事も決まりそうで、近くに理想のお部屋も見つけたとなっても、仕事の合否がわかるまで待っていたら別の人にその部屋をとられてしまったなんてこともよくあります。

二兎を追う者は..ということわざもありますが、優先順位はつけておくに越したことはありません。

「あきらめてもいい部分」が、自分を助けてくれる

家と仕事、どちらも大切に考えて移住をしたいかと思います。
やはり人の生活がかかっていますからね。よくよく考えず安易に決めるなんてことはないようにしたい。

とはいえ、移住の条件を難しくすればするほど、消耗してしまうのは自分自身です。

自分の中でこだわりたい部分と一緒に、「あきらめてもいい部分」をきちんと明確にしておきましょう。そうすると、移住の際にも自分にとって不本意でない、臨機応変な決断ができるようになるかと思います。

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記事を書いたひと

みなみのひげ
みなみのひげ記事数 264本
南の島のヒゲ系ウェブデザイナー。風景とオカヤドカリ写真家。プロフィール

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