移住して感じた、沖縄の特徴・違いを一気に88個まとめました
45、かりゆしを着て仕事
沖縄ではスーツではなくかりゆしウェアを着て仕事をする方も多いです。かりゆしは、沖縄版アロハシャツみたいなもの。
暑ーい沖縄、スーツよりもかりゆしの方が確かに仕事がしやすそう。そのうち学生服もかりゆしになるかも?
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46、待ち合わせの時間厳守…難しい..
待ち合わせなどの時間厳守が難しい..。
のんびりしてるからというのも人によってはありますが、沖縄って車社会で急に交通渋滞が起きたり、亜熱帯で急に土砂降りになったりするのです。
待ち合わせをあんまり時間厳守しようとすると都内の比でなく非常に疲れました。
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家事情について
47、湯船がない
新しい賃貸マンション・アパートなんかはそういうこともないのですが、沖縄の住宅ってシャワーだけのところが多いです。
暑い土地柄かシャワーだけ済ますことが多い模様。
確かに芯から温まっても汗止まらないだけだしなぁ笑
48、乾燥機がついている物件が多い
賃貸物件を探していると、「ガス乾燥機つき」物件を多く見かけます。
確かな理由は不明ですが、梅雨や台風、塩害で外に洗濯物を干しにくい場面が多い沖縄の事情があるのかもしれません。
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49、換気口が所々に
クローゼットの中やトイレなどに、「換気口」なるものがあったりします。
湿気がたまりやすいので、空気が流れるようにするのだそう。とはいえ設置箇所によっては台風のときの逆流が怖いです。
50、コンクリート住宅
まぁ今となっては普通にどこにでもありますが、沖縄は台風が来ても壊れないようコンクリート住宅が多いです。
沖縄だとシロアリ被害もバカにならないので、シロアリに食われないのもメリットですね。
51、最上階は安い
マンション・アパートですと、最上階より一つ下の階の方が家賃が高いです。
最上階は太陽の熱が届いて、沖縄だと2,3度くらい暑くなるそうです。そのせいで人気がなく安いのだとか。
52、保証会社加入が普通
都内で暮らしていた時は、家賃保証会社って任意加入だった気がするのですが、沖縄だと100%に近い確率で保証会社へ加入が必須です。
県外の人が契約することも多いため、踏み倒し対策っていう話を聞いたことがあります。
53、外国人住宅がある
沖縄は太平洋戦争のこともあって、アメリカ軍が長い間駐在しています。
戦後当時から、「外国人住宅」と言われるアメリカ人向け住宅がありました。
外国人住宅、アメリカ風でかっこいいので、今ではリノベーションして住んでみたり、お店に使ったりと結構な人気があります。
交通事情について
54、那覇の通勤渋滞ラッシュがすごい
那覇は沖縄の主要都市。
近郊の人々が働く場所も、もちろん那覇に集まっています。車通勤が基本の沖縄では、通勤・大金の時間、道が激混みします。
那覇まで車で30分のところに住んでいる人も、通勤には1時間以上かかるのは一般的。雨だとさらに時間がかかります。
55、タクシーの初乗りが安い
東京都はタクシーの初乗りが730円。
それに対し、沖縄は500円程度です。安い!
また、東京は1分45秒ごとに90円加算なのに対して、沖縄は2分10秒ごとに70円の加算。
小学生が乗り合いでタクシーを利用するなんていう状況も、この良心的な価格があるから見られるのでしょう。
56、ガソリン料金が表示されていない
関東だったら必ずと言っていいほど表示されている「レギュラー ◯◯円/L」の看板や電光掲示板。
沖縄だと、表示されていないことも多いです。車で走っていてもよくわからないので、私たちは入って聞いています。
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57、年度末になると道路工事
なんでかわかりませんが、毎年、2月、3月あたりにかけて各地で道路工事が行われます。片道通行が増えて渋滞が..。
一説によると、沖縄は台風と塩害で道路設備が壊れやすいのと、公共予算の使いきりとがちょうど合わさっているのだとか?
まぁ綺麗になるのはいいですね。
58、運転代行車が大活躍
沖縄は車社会なので、飲んだら運転代行。市街地では代行車の多さにびっくりします。
金曜日、飲み屋さんの外では、代行車がお客をつかまえようとびっしり待機している姿をよくみかけます。
59、路上駐車が多い
都内だったら一瞬で駐禁を取られそうな場所でも、結構フランクに車が止まっているような…。
取り締まっていな…、いやもちろんいるでしょう。これは沖縄というよりも地方でよく見る光景なのかもしれません。
60、夏休みになると渋滞が減る
通勤渋滞が主な沖縄ですが、実は通学の送り迎えを車でするのも理由の一つ。
雨の日は渋滞がひどくなり、反対に、夏休みは渋滞が緩和されたりします。
61、高速道路が安い
高速道路の料金が安いです。縦に長い沖縄本島、北部・南部間を移動する時は、高速道路を使わないとかなり時間が掛かります。
沖縄だと通勤に高速を使う人もいるので、その人たちへ向けて高速料金割引の施策もあるようです。
料金・お金について
62、ガソリン代が安い
政策上の兼ね合いがあるようですが、車社会の沖縄では、非常に助かります。
63、お給料が下がる
相場的な話もあるので必ずしも下がるわけではないですが、都内から移住すると同じような仕事でも3割くらいお給料が下がる印象です。
核家族で、子育てを迎える家庭には、収入事情は切実な問題ですが、まぁ周りもみんな同じくらい。
いいか悪いかはわかりませんが、みんな悩んだり工夫したりしている感じですので孤独ではないです。
64、家賃が..安い…?
都心から沖縄へ移り住むと、賃貸の価格の安さに感動します(東京が高いとも言える)。
一方、「?」をつけたのは、今、まさに家賃が高騰し始めている状況だから。国内で比較すれば特別安いことはないらしいです。
日本で経済発展している都道府県3つに入る沖縄県。住んでいると、家賃がだんだん上がる様子が感じられます。
関連東京の家賃感覚で沖縄移住すると、賃貸物件の質の良さにビックリするよ!
65、外食費が安い
観光地は別として、県内の外食費の安さは目を見張るものがあります。
食堂も500円くらいでお腹いっぱい食べられますし、居酒屋でも1500〜2000円でたっぷり飲める場所もあります。
居酒屋に関しては人口あたりの店舗数が国内でもトップクラスに多いらしく、それも理由にあるのかも。
66、Edyが普及している
スーパーやガソリンスタンドへ行くと、都内にいたころよりもEdyで支払えるレジをよく見かけるような。
67、フットサル料金が安い
都内と比べてなんですけど、フットサル参加1回の料金が都内1500円くらいのところ、沖縄500円くらいと全然違う。
私たちがお世話になっているところは200円!
運営場所によっても違うのでしょうけど、やっぱり会場費用とか違うんでしょうね。
冠婚葬祭などについて
68、結婚式に呼ぶ人数が300人超え
有名な話ですが、沖縄式の結婚式は、ありとあらゆるみんなを呼びます。
なので招待者の人数が数百人になるのはざら。
一般的な結婚式で300名くらいを招待するそうです。
69、ご祝儀は一律1万円
人数が多いことも関係しているのか、沖縄の結婚式のご祝儀は一律1万円。
3万円からが普通で、あいだがらによって変わっていく関東の結婚式とは違い、会社の上司でも1万円だそうです。
70、開宴前からお酒飲みます
結婚披露宴は関東だとスマートに執り行いますので、飲みすぎて変なことしないように気をつけます。
一方、沖縄の披露宴はそういう雰囲気ではなく、「今日は飲むぞー!」といった具合で宴会っぽくなるようです笑
楽しそう!
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71、披露宴の料理は大皿
沖縄の披露宴は、中華料理のような回転テーブルに料理が置かれ、みんなで取り分けるスタイルだそうです。
コース料理が一般的な都内は違いますね!テーブルみんなが楽しむ感じのようです。
72、余興に全身全霊
新郎新婦合わせて1つ、もしくは新郎・新婦側で一つずつが余興の一般的な数。
しかし沖縄でそれは通用しません。なぜなら披露宴のほとんどが余興だから!
余興は気合いが入っていて、練習もしっかり行われるのだとか。まさに全身全霊!
73、夜の時間に開催するのが人気
関東では、お昼から執り行われるのが人気の結婚式ですが、沖縄では夜の時間が人気。
理由は仕事がある人でも夜からなら参加できるから。たくさんの人を招く沖縄らしい理由です。
74、二次会はさらに夜遅く
結婚式が夜ならば、二次会はさらにそのあと。22時開催なんてこともあるのだとか!
沖縄は車社会なので終電はなし。それも遅めの開催を後押ししているのでしょう。
75、新郎新婦入場は二次会の終盤
沖縄の新郎新婦は、親戚への挨拶周りを済ませてから二次会に行くそうで、会の終盤に参加するそうです。
主役のいない時間の方が多いとは!!笑
それまでは一体、何の二次会なのでしょう?
76、お墓がでかい
沖縄県は、島にもともとある琉球信仰なので、お墓も本州のそれとは違います。
お家のような形をした大きなお墓が海を見渡せる場所に建ってます。一見してもお墓に見えません。
77、位牌はとっても大事
ご先祖さまが7代かけて守護霊になって家系を守ってくれるのが琉球信仰の考え方。位牌のある家は仏間を家の中心に置いていて、とても大切にします。
たまに一軒家の賃貸で「1階は仏間があるので2階だけ貸します」みたいな家があるのも、これが関係してます!
78、お墓でお食事!?清明祭
親族のお墓に集まり、掃除をし、なんとその場でお食事会までする催しがあります!
清明(しーみー)祭というそうです。
ご先祖様たちと食事をする感覚だそうで、本州の方でいうお盆にちょっと似た催しなんでしょうかね?
関連お墓でピクニック!?沖縄では「シーミー」という行事があります。
人について
79、名字が沖縄
名字が沖縄らしいものばかり。
「比嘉さん」「知念さん」「仲間さん」「下地さん」「佐喜真さん」「金城さん」などなど。
「伊是名さん」「喜屋武さん」「與儀さん」「平安名さん」なんて、初見で読めますか??読めないですよね!
80、金城さんだらけ
沖縄の名字あるあるらしいですが、「金城」の名字が非常に多いそうです。
会社・学校とかでも「金城さん」と呼んだら必ず数人が振り向いてしまうほど!ややこしいそうです笑
81、下の名前で呼ぶ
金城さんが多い問題もあって、沖縄では下の名前で呼ぶ・呼ばれるのが一般的。
しかも、伸ばして呼ぶのが沖縄では一般的(例:花子だったら”はーなー”など)。
会社でも「はーなーさぁ、ちょっとそこの書類お願いしていーい?」みたいな会話がありえます。
別に馴れ馴れしいとかではなく、普通なことなのです。
82、だからよー
沖縄には便利な言葉が多いです。
「だからよー」はその最高峰。
いろいろな場面で使えて、いろいろな意味になるので、私たち夫婦に使いこなすのは未だ難しいです。
関連うちなーぐちに馴染みたい!日常生活で出てくる10の沖縄言葉
83、話は早い!行動はゆっくり
沖縄の仕事は、多くの場合、この流れです。
交渉ごとなどで「OK!OK!やりましょうねー」と、結構スムーズに話が進んだりするのですが、実施になると、何度もリマインドが必要だったり笑
これ、元来、貿易でやりくりしてきた沖縄らしいコミュニケーションかも。フロントマンが得意なんですね。
84、高齢者のうちなーぐちがもはや外国語
道であったおじぃ、おばぁが気さくに話しかけてくれるのがありがたい反面、フルうちなーぐち(全部沖縄訛り)だと何を言っているのかさっぱりわかりません。
看護師さんなど、よく高齢者とコミュニケーションするお仕事だと苦労も尋常じゃないのだとか。
85、「だはずよー」
沖縄でお仕事、何か聞いた時に「◯◯だはずよー」と言われ、鵜呑みにしたら全然違うみたいなことも多いです。
「〜だはずよー」は「〜だよー」という意味ではなく、「たぶんそうだったはずだよー」という意味です。確信してないんです。
その他
86、テレビ番組が少ない
沖縄では、日本テレビとテレビ東京の番組は基本的に写りません。
人気番組だけ別の時間帯で放送されています。地味に切ないです。
「ガキの使い」「箱根駅伝」などが見られず、「えっ?」となった覚えがあります。
関連沖縄ではガキ使の「絶対に笑ってはいけない」が放送されない!?
87、スク水揚げ
毎年、ニュースのタイトルに釣られている方も多いかと思いますが、「スク」という魚がいて、毎年時期になると水揚げされ、各ニュースで上のタイトルが報じられます。
「スク」は塩漬けにしたりして食べられる小さな魚で、沖縄料理でもポピュラーなもの。
内容はあまり知られていないのに、タイトルだけ全国的に著名な切ないものの一つ。
88、おじぃ、おばぁも運転するさぁ
沖縄では90歳を超えても運転するおじぃ、おばぁがいるくらい高齢者ドライバーが多いです。
敗戦によって一時期交通ルールがアメリカの左側通行になったりしている方もいるらしく、加齢と共に運転が大変に。
高齢ドライバーは超ゆっくり走っているので配慮はしやすいですが、ウインカー忘れたりするので、お気をつけて。
沖縄に順応してくると普通になる
最初は、沖縄に対して違いを感じたり、発見をしたり、いろいろと感じる部分があるのですが、人間て慣れるもので1年も住むとだんだん順応してきます。
今や、沖縄の湿気の方が自分に適している気がするし、暖かいと言われる沖縄の冬も寒く感じますし、台風が来ても(泣きそうだけど)死ぬような恐怖には襲われないし、「〜しましょうね」が沖縄方言なことも改めて考えないと忘れてますし、おにぎりもコンビニで温めます。
いやはや、適応力ってすごいです
あなたの住むところと、大きく変わったところはありましたか?お役に立てば幸いです。
沖縄移住本でより沖縄生活を知れます
より詳しい沖縄情報が知りたいかたは、「みなみの家の沖縄移住本(電子書籍)」でも紹介しているので、のぞいてみてくださいね。
丹精こめて書きました!
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