【卒業】出会いがあれば別れもある。沖縄卒業の友達を、那覇空港で見送ったときの話

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沖縄の海とハイビスカス

3月、それは出会いと別れの季節。

沖縄県は移住希望者にとても人気の場所で、毎年、沖縄へ移住してくる人々の数は、なんと約2.5万人と言われています!
一方、沖縄から旅立っていく人もやはり多く、そちらは約2万人とのこと..。

そうです。

沖縄は出会いと別れの島。

私たち夫婦も沖縄に移り住んで早3年が経とうとしています。
友達や知り合いの数も少しずつ増えてきました。そうなると、沖縄を離れることになった友人も自然と出てきます..。

そんなわけで、今回はちょっと切ない記事。

友達が沖縄卒業したときのお話です。

..できるだけ、できるだけ切なく、みなさまがほろりと涙できるように書きたいと思うのですが、いかんせんそっち方向の文才がパッパラパーですので、あまり切なさには期待せずお手柔らかに読んでいただけますと幸いです。

最初にできた友達の沖縄卒業の知らせ

2016年夏、我が家に非常に切ない沖縄卒業の知らせが入りました。
それは沖縄で、一番最初にできた友達夫婦からでした。

関東に引っ越そうと思ってるんだ

そう聞いたとき、私たち夫婦はふたりとも「きょえぇぇーーー!」と叫びました。
沖縄での友達歴も、遊んだ回数もダントツで多い友達夫婦。それだけに、測りきれないほどのショックがあったのです。

ピノ子はずっと

あー、ロスがー、ロスがー

とつぶやいていました。

なにそれ?
ロサンゼルスがどうかしたの?

そう思っていたら、ペットロスとか、ドラマロスとか、そういう類の「ロス」のことを言っていたのでした。おもしろピノ子さんに書きかけました。

そうか、友人ロス..か..

..たしかに。

あーたしかにロスになるなぁー涙

友達との馴れ初め

友達夫婦の似顔絵

▲デザイナーの友人(cowcow blogの人)が描いた友達夫婦のイラスト。超似てる。

友達夫婦との出会いは私たちが沖縄へ移住した2014年にさかのぼります。
こちらの記事にもあるように、出会いはSNSでした。沖縄に移住した直後、妻ピノ子が沖縄生活の情報交換をしていた相手だったのです。

彼らも沖縄に引っ越したばかりだそうで、「じゃあごはんでも」という流れになり、会うことになりました。

実は私たち、SNSを通じた出会いが初めてでした。

な、何かの詐欺だったら、ど、どうしようね(緊張でどもる)

いやいや、そんなぁ、まさかー(目が泳いでる)

やや不安になりながら待ち合わせしたのが、今となっては懐かしい思い出です。

待ち合わせ場所のカフェが定休日というプチハプニングがありながらも、出会った夫婦は明るく、喋りやすくて、とても良い人たちでした。

話していると、共通点が多いこともわかりました。

  • 同世代
  • 住んでいる場所が近所
  • 引っ越してきたタイミングが同じ
  • 入籍したタイミングも近い
  • 新婚旅行のタイミングも近い
  • 結婚式の予定日まで近い

これだけ共通点があれば、話が盛り上がらないわけもなく、すぐに友達に!
家が近かったので、それぞれの家で宅飲みしたり、ビーチでBBQして飲んだり、公園で飲み会したり、居酒屋で打ち上げしたり….。

思い返すと飲んでばっかですね

そうなんです。お酒の趣味も合っていたのです。あぁ素敵。

一晩、4人でワインボトル5本空けたときとか、思い返すと素晴らしい思い出です。楽しかった。その次の日の朝は割と本気で思い出したくないですけれど。

沖縄移住者という境遇も一緒(=沖縄を見て回りたい!)なので、沖縄旅行も行きました。
宮古島へ脱出ゲームをしに旅行に行ったり、百名ビーチへ星を見に行ったり、我が家がうるま市へ引っ越して飲み会がしにくくなったときにも、「じゃあコテージ泊しよう」と切り替えてくれて。

おかげで休日の過ごし方のレベルが格段に上がりました。

手づくり薫製・ガーデンシアター・BBQ・・・沖縄の休日を楽しんできました! | 沖縄移住ライフハック
3月のとある休日に、古宇利島のコテージで友達夫婦2組と週末を楽しんできました! …

あと、その流れで、「燻製にチャレンジしようよ」となり、燻製のレベルも格段に上がりました。

しかも旦那さんの方が自作燻製器まで作ったので、その記事が目に止まり、沖縄のラジオに出られたこともありました。

初ラジオ!RBC琉球放送「シャキッとi」に出演してきました | 沖縄移住ライフハック
昨日お知らせしていた、ラジオの出演が無事に終わりました! いやー、緊張した…。沖…

結婚式をあげる時期もだいたい同じなので、それぞれの準備の進捗を報告しあったり、励ましあったり、愚痴を聞きあったり。
というか、結婚式の準備が遅々として進まない私たち(ズボラ)のために、奥さん(計画きっちり!)が、式の準備計画まで作ってくれたり(本当、ごめん)。

おかげで素晴らしい結婚式を挙げることができました!

恵比寿「デュオドーモ」で結婚式を挙げました。 | 沖縄移住ライフハック
2015年11月3日(いいさーの日)に、東京・恵比寿にある「デュオドーモ」にて結…

それにふたりの結婚式にまで招いてもらい、沖縄で初めてのリゾート婚を味わうこともできました!

沖縄のリゾート結婚式に行ってきました! | 沖縄移住ライフハック
もう昨年の話になってしまいましたが、初めて沖縄のリゾート結婚式に行ってきました!…

最高に素敵なリゾート婚だった!

他にもクリスマス会をやったり、シュノーケリングに行ったり、北部にエビを探しに行ったり、お互いの家に遊びに行ったり。

本当にたくさんの時間を一緒に過ごしました。

ここまで読めばわかる通り、友達夫婦との思い出は、この沖縄移住ライフハックの記事にもたくさん、色濃く残っています。
私たちが移住してから、日々、楽しい沖縄生活を送ってこられたのも、沖縄移住ライフハックに充実した休日記事がたくさん書かれているのも、友達夫婦がいたからこそ。

あぁ、良い友人になったのに。
戻ってしまうのかぁ。

彼らが関東に戻ることを聞いてから、よくそんなことを考えるようになりました。

本当、おセンチですわ。

新しい将来へ向けて、ふたりは動き出したのです

夫婦2組で意気投合して、いろいろとタイミングが一緒だったので、漠然と「子育ても一緒のタイミングで、協力し合えたらいいねー」なんて、私たち夫婦はよく話していました。

惜しいことに、その夢は叶いません。

しかし、今回の話は、素晴らしいことに悲しい別れではありません。
友達夫婦が沖縄から関東に戻るのは、旦那さんに、関東で新たなお仕事の話がきたからなのです。

仕事の将来を考えて、採用を受けてみたところ、転職できることになったのだそうです。
内容を聞いてみると、キャリア的には、かなり良い話の模様。ポジティブで、文句なしに良いことです。

そう、新しい将来へ向けて、ふたりは動き出したのです。

そんなふたりに、いつまでもロスロス言っているのは失礼ってもの。

おめでとう!新たなステージだね!

関東であった時は、飲み行こうねー!

私たちも前向きに送り出すことにしました!

バイバイ!那覇空港でお別れ

沖縄から旅立つ宣言を聞いてから、2ヶ月後の10月。
(こういうときって、いつもに増してあっという間に時間が過ぎていきますね。)

那覇空港でふたりを見送ってきました。

那覇空港で見送り

ダンボールを持って見送り

ダンボールを持って。

あいのり」みたいな感じで(世代がよくわかりますね)明るく送り出してあげよう!ということで急遽、それっぽいものを作ってみました。

名付けて「あいのり風ちばりよーダンボール」です!

同世代の彼らなら、きっと喜んでくれるはず!

見送りに来たよ〜

空港で搭乗手続きを終えたふたりに、近づいて行きました。

見送りに来たよー

すると、友達夫婦は一瞬だけ「えっ、ちょ、なんかダンボールな人近づいて来たw」的なリアクションをしたような気もしましたが、こころよく私たちを受け入れてくれました。

「さみしくなるねー」

「今度、関東に行くからねー」

「向こうに行ったらすぐ仕事?」

などなど、いろいろと残された時間で話をしました。
彼らと話していると、まだ、離れる実感がわきませんでした。家に行けば、明日、明後日あたりにまた会えそうな感じさえしました。

餞別にと、サプライズで寄せ書きをプレゼントしました。

寄せ書きには喜んでくれた

これには彼らも喜んでくれました!よかった!

だんだんと別れの時間が近づいてきます。

記念撮影

那覇空港の水槽の前で記念撮影もすることにしました。

「しばらく南国ムードはお預けだからね」

友達夫婦は、そう言って笑っていましたが、私はそれがとても寂しかった。なんなら磯でヤドカリでも捕まえて郵送してあげたい。叶うなら玄関にいたオオオカガニを新鮮なまま送ってあげたい。甲殻類を中心に送ってあげたい(←カニ好き)。

心の中でそう思っていました。

とうとう本当に、バイバイ!

搭乗時刻がやってきました。

「まぁいうても国内だからね!」

「うん、帰省のタイミングでも会えるしね」

「毎年、沖縄旅行もいいね!笑」

最後まで朗らかに話しました。
私たちはもういい大人だし、今回のは前向きな話だし、涙ながらの別れってわけにもいかないし。

そう、また会えるんです。
お互い、ちょっと遠くになるだけで。
会おうと思えば、気軽にまた会えるんです。

だから明るく見送るのです。

でも友達夫婦が「じゃあ行くねぇー」と言った瞬間…..。

さみしすぎて無言になってしまいました。

その無言は、ほんの2、3秒のことでしたが、(友達夫婦含め)私たちは、十分なほどに別れの辛さを感じました。本当に涙が出そうでした。

そして、彼らは搭乗口へ。

バイバーイ

バイバーイ2

バイバーイ3

バイバーイ4

最後、見えなくなるまで手を振ってくれました。

いい見送りができたね!

..うん!また今度会うのが楽しみだね!

こうして友達夫婦の見送りが終わりました。

不思議なもので、あんな風に見送ったあとも友達が沖縄からいなくなってしまった実感が全然ありませんでした。
でも、後日、「休日のイベントにふたりも誘ってみよー」とLINEしようとしたとき、「あっ」となり、沖縄に彼らがいない現実に直面しました..。

うーやっばりめぢゃめぢゃさみじい〜(´༎ຶོρ༎ຶོ`)。

沖縄移住の悲しいところ:見送り

そんなわけで、今でもたまに友達夫婦ロスってます。

沖縄に住んでいると、見送りが多くなる」とは、先輩移住者の友人からもよく聞かれる話です。
東京に住んでいたときは、誰かが東京を離れるとなっても「お、じゃ旅行に行くとき遊ぼーぜ!」くらいにしか思いませんでした。

しかし、沖縄だと、なぜかそうはいかず。
島だからというのもあるのかもしれません。県外への引っ越しを見送るのは切ない気持ちになります。

「達者でね」
「元気でね」
「また会おうね」

なんて、空港でやっていると、本当、しんみりしてしまいます。

私たち、これからまた誰かを見送っていくのかなぁ..

ピノ子さんが帰りの車のなかで、ぼそりとこぼしていたのが、頭に残りました。

沖縄に住んでいる人って、こんな風に、たくさんの卒業を見送ってるんだろうなぁ、と思います。そして、だからこそ仲間とつながることを、大事に大事にする性分にもなるんだろうなぁ、とも。

だからきっと、私たちもこれから、たくさんの見送りを経験して、沖縄らしい性分に変化していくのかもしれません。(そして性格も”てーげー”な感じになっていくのかもしれません。)

そんなことを考えた、ちょっと切ない見送りでした。

イラスト協力:cowcow blog

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記事を書いたひと

みなみのひげ
みなみのひげ記事数 237本
南の島のヒゲ系ウェブデザイナー。風景とオカヤドカリ写真家。プロフィール

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