沖縄移住を考えているかたへ。「沖縄生活で役立つ情報」を主婦が紹介
※記事の情報は執筆時点のものとなります(7年前の投稿)
「これから沖縄に移住するけど、どんなことを知っておけばいいの?」
そんなかたに向けて、沖縄移住する前に知っておきたい情報を紹介します。
沖縄移住して5年目になるわたしが、主婦の目線で作りました
移住して1〜2年目、わが家はとくに収入が少なく節約ばっかりしていたので…
沖縄での新生活をおトク、そしてスムーズにはじめるために役立つ前知識を中心にストックがいっぱいあります。
ストックをまとめようと思った結果、なんか非常にとっちらかった感じになりました!笑
でも役立つ情報満載ですので、気になる箇所をピックアップして、ぜひ読んでみてください!
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住宅・引っ越し編
物件は沖縄のサイトで探したほうが見つかる
沖縄の物件情報は、全国展開のサイトよりも県内展開サイトで探しましょう。
その方が掲載件数が多く、見つけやすいです。
とくにうちなーらいふがおすすめです
沖縄県内の引っ越しをするときも、うちなーらいふにお世話になりました。
ほかにもいくつか沖縄の賃貸情報サイトがあるので、下記からチェックしてみてくださいね。
もし「少しでもおトクに物件契約したい…!」というかたは、 キャッシュバック賃貸 を活用しましょう。
お祝い金がもらえるので、引っ越し代の節約になりますよ
詳しくは、「「キャッシュバック賃貸」を使って引越し代の節約をしよう」からどうぞ。
出費を抑えたいなら「敷礼なし・ネット付き物件」

わが家もずっとネット付き物件を選んでます
引っ越しの初期費用を抑えたい場合は、敷礼なしの物件を選ぶのがおすすめ。
沖縄は敷礼なし物件、意外とあります
ありがたいことに、ネット付きの物件も多いです。
自分で契約しないで済むと地味にラクですよ
賃貸の初期費用を安くする方法を知りたい方は、「引っ越し代10万円!わが家が引越し費用を安くするためにしたこと」に詳しく書いているので読んでみてください。
エリアによって雰囲気も、利便性も結構違う
沖縄と一言でいっても、エリアによって雰囲気も利便性も結構ちがいます。
事前に下調べしておきましょう。
で、これがまぁ、何も知らない状態からスタートすると手間なんですよねぇ…。
沖縄って意外と広いので。
「沖縄のどこに住めばいいかな?」、「どんなエリアがあるのかな?」と知りたいかた、以下の4記事に目を通しておくと役に立ちますよ。
ヤモリが苦手な人は室外機が上についている部屋を選ぼう
沖縄はヤモリの出現率が異様に高い…。鳴くし!
部屋にまで入ってきたら恐怖ですよね。
しかも何が厄介って、ヤモリってエアコンの室外機に入って、室外機を壊すことがあるんです。
ヤモリが恐怖なかたは室外機が上についている物件を選ぶと、ヤモリが入ってくる可能性が減ると思います。
あと窓の開け方によっても、虫が入ってきやすかったりするので、気をつけてください。
関連正しい窓の開け方
引っ越しの荷物はゆうパックで送ると安い
引っ越しが決まったかた!
沖縄は海を渡っての引っ越しになるので、引っ越し代がべらぼうに高いです。
一度、業者に見積もりをとってみると、どれだけ高いかわかります。
ちなみに、見積もりをとる場合は、営業電話がかかってこない「引越しラクっとNAVI」がいいですよ
大型の家具や家電を持っていかないならば、ゆうパックで荷物を送りましょう。
実家暮らしだったわたしの場合、1万5,000円で引っ越しできました。
ゆうパックで荷物を送るときの注意点など、詳細は以下の記事に書きましたのでご確認ください。
持ってくる荷物はなるべく減らしてこよう
遠距離の引っ越しは、余計なものを送っていると、すぐに高額になってしまいます。
基本的に荷物を減らすが吉です
断捨離です。断捨離をするのです。
引っ越し代に万単位で、いっぱい支払ったあとに、
なんでこんなもの持ってきたんだ…
とか思うのは非常に切ないです。(沖縄引っ越しあるあるでもありますが)
不用品を手放すときは宅配買取がラク
で、断捨離で出た不用品を売るのです。
家の中に眠っている、不用品は意外とお金になります
移住費用の足しになるように、宅配買取を使ってうまくお金にかえる。
これが主婦のスムーズな知恵です。
宅配買取ならダンボールに詰めるだけで自宅まで取りに来てくれるので、引越し準備で忙しいときにも利用しやすいのですよ。
- ブランディア
(洋服の買取)
- バリューブックス
(本の買取)
- BUY王(バイキング)
(幅広くまとめて買取)
車・交通事情編
那覇ならカーシェアを利用することで節約
沖縄が車社会なのはけっこう有名な話。
ですが、那覇はモノレールが走っているため、車がなくても生活できている人がわりかし多いです。
「普段は車がなくても平気だけど、たまには遠出したい。買い物で使いたいときもあるし」って場合は、カーシェアリングが便利です。
タイムズカープラスなら那覇だけで43件のステーション(乗り場)が!
家の近くにステーションがないか、探してみてくださいね
車は維持費が高いので、なるべく持たないに越したことはないです
維持費は、わが家の場合、初年度で20万円。
那覇の中心地は駐車場代がとても高いので、もっとかかると思います。
関連車の維持費っていくら?1年間にかかった費用を計算してみました
車にかかるお金を減らせれば、家計がだいぶラクになりますよ
車を買うときは日数に余裕を持とう
ゆいレールが走ってないエリアに住む場合は、車が必要になってきます。
車を買うときに注意してほしいのが、納車まで日数がかかることです
車を買ってから知りましたが、車ってすぐに乗れるわけではないんですね…。
わたしたちの場合は中古車を買った際、納車までに2週間かかりました
余裕をもって買うようにしましょう。
納車されるまでは長期レンタカーを利用するといいですよ。
安いところは1ヶ月3万円で借りられます
関連沖縄移住当初は、1ヶ月3万円の「長期レンタカー」がおすすめ
中古車は「修復歴なし」が安心
もし中古車を購入するときは、修復歴なしを選ぶと安心です。
修復歴とは、以前に交通事故などにより、車体の骨格部位を損傷し、「修正」または「交換」により修復したことをいいます。
修復歴がある車は、通常よりも安く売られているものの、壊れやすい場合があるようです。
購入の際は、修復歴を確認してみてくださいね
また中古車を探す場合は、ネットで検索できる「ガリバー」が便利です。
全国にあるガリバーの在庫から検索できたり、沖縄にある車だけをみることもできます
ほかにも沖縄で車を購入するときのポイントをまとめた記事がありますので、目を通してみてくださいね。
自動車保険は一括見積もりで比較すると安い
沖縄って自動車保険の加入率が低いらしいです。
(全国平均70%に対して50%ほど)
交差点などで事故に遭遇している車をよくみかけるので、保険はちゃんと加入しましょう。
車を買ったお店で保険について説明がありますが、自動車保険一括見積もりサービス(無料)でしっかり比較検討してから加入したほうがいいですよ。
わが家は何も知らず、そのまま車屋さんの提携の保険に入ってしまいました…
更新のときに一括見積もりしてみたら、4保険料を万円も安くできました
もっと早くやっておけばよかった..。
関連4万円も安くなった!自動車保険料を下げるためにやったこと|くらしにのらり
都市部の通勤渋滞に気をつけよう
出勤と退勤の時間帯は渋滞が起こりやすいです。
雨の日はさらに渋滞しがち・・・
電車と違って車は到着時間が読みにくいので、初出勤の日なんかは余裕をもって出発したほうがいいです。
それと、観光シーズンは高速の料金所(許田)でも混雑します。
沖縄に住んでからでも大丈夫ですが、北部に休日ドライブへいくかたはETCをつけることを推奨します。
関連これで高速道路も快適。オートバックスでETCをつけてもらってきました!
お金・生活費編
お金はゆうちょ・ネットバンクへ入れておくと吉
沖縄へ引っ越す前に、なるべく全国どこにでもある「ゆうちょ」や、ネットで完結するネットバンクにお金を預けておきましょう。
沖縄ではメガバンクの窓口・専用ATMがほとんどありません(沖縄以外の地方銀行も)
みずほ銀行の窓口が那覇に1つだけあるだけかな?
お金を引き落とすたびに手数料がとられてしまうのはもったいないですし、窓口がないと住所変更などの手続きも大変だったりします。
わが家はゆうちょと楽天銀行、そして沖縄で開設した琉球銀行の3つを活用しています。
関連沖縄移住前に「郵便貯金(ゆうちょ)」へお金を移すことをおすすめするワケ
光熱費は高め。意外と家計にひびく…
沖縄は電気代が高いようです。
いまは電力自由化になったので、楽天エナジーなどに乗り換えるのも手です。
それと、ガス。
那覇などのエリア以外は、ほとんどのエリアで、プロパンガスです
都市ガスではなくプロパンなので、ガス代が高いんですねー。
沖縄は寒い時期が短いので、暖房費がかからない分、ある程度は相殺されます。
とはいえ、冬場の暖房や、梅雨時期のガス乾燥機(沖縄はガス乾燥機がけっこう普及しています)で、ガス代がピャーッと上がるので、光熱費高めなかたは、生活費は余裕をもって準備しましょう。
移住した勢いで買い物しすぎないように..
新生活をはじめるとなると、あれもこれもと買いたくなってしまいます。
わが家も例外でなく、とにかく色々なものを買ってしまいました
そして、3年後、ほとんどのものを買いかえるハメに・・・
もったいない!
移住直後の買い物は、勢いで買いすぎず、妥協しすぎずを合言葉に賢く買いましょう。
関連沖縄移住した初期に買ったものは、3年以内に手放すことになった(むやみに買い物したわが家の失敗談)
移住1年目の住民税に注意
沖縄に移住するにあたって、お給料が減ってしまうかたは要注意。
手取りが減ったにもかかわらず、住民税は前年の所得に応じて請求されます。
これがなかなかきつい
事前にもつお金は余裕をもって備えておきましょう。
沖縄生活に楽天Edyが1枚あると便利
沖縄はいたるところで、楽天Edyが使えます。
スーパーだったり、ドラッグストアだったり、本屋さんだったり、焼肉屋さんだったり・・・
カードをかざすだけでシャリーンと支払いができるので、1枚もっていると非常にラクです
楽天カードを持っているかたは、無料でEdyをつけられるのでぜひ。
生活編
台風の威力は凄まじいので油断しない
沖縄の台風、ハンパないです。ほんとに。
移住したばかりの頃、大型の台風が直撃して窓から大量の水が入ってきました。
窓ガラスは風圧で割れそうだし、とんでもなく怖かったです
その一方で、もともと沖縄に住んでる人は、台風慣れていて、車で出かけていたりします。
でも慣れてない身だと本当、危ないので!
もし台風がきた場合は不要な外出は控えてください。台風対策も万全に!お忘れなく!
湿度が高い。カビ対策の知識は必須
南国、沖縄。カビ天国でもあります。
湿度80%オーバーなんてザラ。
クローゼットに入れていた洋服やカバンにカビがはえて、まー大変!ってことがよくあります。
下手に窓をあけていると逆にカビが生えやすくなったりするので、湿気の管理は十分にお気をつけください
関連窓を開けるだけは逆効果…? 湿気大国の沖縄で鍛えた、わが家のカビ対策をご紹介!
カビ対策に除湿機を買うかたも多いです。
家によってはエアコンのドライ機能で事足りることもありますが、持っていて損はないです。
除湿機には2種類あるので、しっかり確認しましょうね。(わが家は買うタイプを間違えました…)
関連除湿機の正しい選び方 – 電気代が安いオススメの除湿機は?
夏の夜、虫に気をつけて
夏の夜、「外からの風が気持ちいい〜」なんて窓をあけていると、羽アリがいっぱい入ってくることがあります。ぎゃー
ヤツら、網戸の隙間なんてスルーっと通り抜けられるみたいです
気がついたときには「部屋のなかに大量の羽アリが・・・」ってことがこれまで何度もあったので、夏の夜は電気をつけるなら窓を閉めておいたほうが良いです。
突然の訪問者を家に入れないで済みますよ。
沖縄の紫外線はハンパない
すでにわかっているかと思いますが、沖縄の紫外線、ハンパじゃないです。
文字通り、ジリジリと肌が焼けるような日差しなので、しっかり紫外線対策をしましょう!
ちょっとの外出でも、曇りでも日焼け止めは塗りましょう
一瞬で日焼けします。
海に入る時も、水着だけじゃなく、ラッシュガードをしっかり着用するようにしてくださいね。
やけどコースになってしまいますよー。
油断すると太る。健康管理を心得ておくと◯
みんながみんなではないですが、沖縄に住むと、ちょっと太ります。
「沖縄に住んだらちょっと太った」って声をよく聞くので、相関関係があると思ってます。
関連「沖縄に移住するとちょっと太る」は、もはや我々のなかで定説と化している
上の記事に書いた沖縄に住むとちょっと太る理由ですが、
- 歩かない(車で移動)
- 食生活が高カロリー&ボリューミーに
- 多忙・ストレスからの解放で食欲アップ
などなど。
沖縄だと食堂で「大盛りで」を注文したら、「超大盛りがでてきた」ってことがよくあります。
普通のメニューがすでに「大盛り」だったりするんですよね。
でね、おいしくて食べちゃうんですよねー
食べ過ぎに気をつけて、健康管理をしっかりしましょうね(自戒も込めて)。
関連沖縄食堂の「大盛り」をカフェと同じ感覚で注文してはいけない
趣味を見つけると沖縄生活がさらに楽しくなる!
沖縄生活での休日って、最高にたのしいです!
シュノーケリングに、ビーチパーティ、デイキャンプ。
友人家族とのコテージ泊などなど。
わたしなんか、東京で働いていた頃の休日といえば、買い物するか、飲みにいくかの選択肢だったことを考えると、超リア充ですよ。
平日は引きこもってるけど。
ともかく休日の質がぐーんと上がりました
横のつながりが強い沖縄は趣味をもつと趣味仲間で友達が一気に増えたりします。
趣味がある人は前面に出して◯、趣味がない人は新たに見つけて◯。
関連沖縄での休日の過ごしかた。お金をかけなくてもこんなに楽しめる!
錆びるものはなるべく室内に置こう
島中海風な沖縄は、いろんなものが錆びます。台風も潮風を連れてきますし。
物干し竿、自転車などがサビまくりです
ちなみに物干し竿は錆びてボロボロになってしまったので、洗濯紐にしてから調子がいいです。
引っ越しの時も外して折りたためるので、ラクです。
関連物干し竿だとサビが…。沖縄では「洗濯ヒモ」が大活躍する予感
自転車もあっというまに錆びてしまうので、室内に入れている人が多いです。
なるべく長持ちさせるためにも、室内に入れるようにしましょう。
沖縄移住本できました!
今回は主婦目線で、新生活をおトクに、スムーズにはじめる前知識を中心に紹介しました。
もっと沖縄情報が知りたいかたは、わが家が書き下ろした電子書籍「みなみの家の沖縄移住本」もあるので、のぞいてみてくださいね。